ドラム缶風呂が熱くない理由と見落としやすい注意点を判りやすくまとめたよ
もくじ
ドラム缶風呂って
イメージとしては、屋外でドラム缶に水を入れて下から火を焚べる。そこに入って湯がバッシャーンと溢れ出る。そんなイメージの方も多いでしょう。中には、キャンプなどのアウトドアで調整したこともあるかもしれませんね。
しかし、そんなドラム缶風呂も、いざやってみようと思っても、意外と判らなことばかりじゃないでしょうか。そこで今回はいくつかの疑問を解消できるように、ドラム缶風呂についてまとめてみました。
側面や底面は熱くないの?
まず最初に疑問に思うのがこれでしょう。
ドラム缶に直接火を当てる底面は当然熱くなります。しかし側面は?と言えば直接火があたりませんので、それほど熱くはなりません。ドラム缶の側面はお湯の温度と同じかそれ以下になります。
これは、ドラム缶の底の金属部分が炎によって温められ、ドラム缶内の水が温められます。ドラム缶内部の水がお湯になってくると、ドラム缶の側面も暖かくなってくるのですが、ドラム缶側面の外側は空気に触れているので、外気はお湯よりも低い温度ですから、外から冷やされることもあって、それほど熱くはならないのです。
底面には板を敷いている
では、直接炎があたる底面の金属は、当然熱くなりますので、このままでは足のうらがやけどしてしまいます。そこで、ドラム缶風呂の底には「すのこ」を敷くようにしています。ドラム缶の底面は円形なので、加工は難しそうですが、底面に足がつかなければよいだけですから、必ずしもピッタリの丸でなくて良いですよ。
親友の大工に、ドラム缶風呂の下に敷くすのこを作ってもらいました(≧∇≦)
さすが大工さんは違いますねぇ(≧∇≦) pic.twitter.com/x4h8M8CjoX
— ファンキー門間(硝子彫刻工房 九炉磨蔵) (@kuromagura) June 19, 2015
ちなみにアマゾンとかで、ドラム缶風呂用すのこは、普通に売っています。
ドラム缶風呂の注意点 その1
ドラム缶風呂はドラム缶の底から火をあててお湯を沸かします。そなわち、ドラム缶は直接地面に置かずに、宙に浮かせなければいけません。そこで、ドラム缶をコンクリートブロックの上に載せるなどして火を焚べるスペースを確保しましょう。
ブロックは耐火ブロックが好ましいですが、普通のブロックでも大丈夫です。ドラム缶風呂は重さが想像以上なので、しっかりとした強度があるものを使用しましょう。
今年もドラム缶風呂やっちゃいます。
ブロック2つ置いて、間にBBQグリル入れれば完成!寒ければ寒いほど気持ち良い#ドラム缶風呂 #泡パ pic.twitter.com/Fa5vfzt84e— backarno (@nature2outdoor) January 29, 2019
ドラム缶風呂の注意点 その2
ドラム缶風呂に入っているイメージはかんたんに描けると思いますが、ドラム缶風呂の入り方はイメージできるでしょうか?
そうです。ドラム缶風呂に入るには、地面から直に足を振り上げてホイッっと入ることはできません。高いところから入る必要があるので、ドラム缶風呂の高さに近い高さの、足場を用意する必要があります。脚立のようなものでもOKです。
そして、ドラム缶に入ると、中にあったお湯がジャパーンと溢れ出て。ということはありません!
注意してください。
ドラム缶のなかのお湯を溢れさせると、ドラム缶の下でお湯を作ろうと頑張っている、「炎」さんが消えてしまいますよ。。。
ドラム缶風呂の注意点 その3
そして最後の注意点です。
それは、ドラム缶風呂の排水です。ドラム缶風呂を楽しんだあと、ドラム缶いっぱいに入っているお湯や水を排水するわけですが、ドラム缶風呂に排水栓を作っていないと排水できないことに気が付きます。
ドラム缶風呂用で売っているドラム缶には、この排水用のコックが底面に近いところに取り付けできるようになっていますが、普通のドラム缶でドラム缶風呂をやると排水ができないため、ポンプで汲み出すか倒すしかありません。しかし、想像以上に水の入ったドラム缶は重いですし、倒したときにドラム缶が凹みます。また一気に水を流すため、ご近所迷惑にもなります。
この排水で困っているドラム缶風呂初心者は以外と多いので忘れないでくださいね。
ドラム缶風呂の口コミを紹介
夕べドラム缶風呂に入ってたらけんがサッポロクラシック持ってきてくれて幸せ全開なオレ pic.twitter.com/PtpFlVZe5i
— byp (@bypjp) December 1, 2019
ドラム缶風呂見るたびに直火に当ててる鉄の缶とか金属部分熱すぎて足の裏大惨事じゃないかと思ってしまうんだ
— ますらし (@mash_rush) December 1, 2019
温泉掘るか、ドラム缶風呂もいけるな。
— なかよし (@inllage) December 2, 2019
ドラム缶風呂入ったことないけど
ヒデキ楽しそうだなぁ🛢✨
そっか〜11月26日だから
いい風呂なんだ。
あっ今日結婚記念日だわ😆#西城秀樹 #HidekiSaijo#いい風呂の日 pic.twitter.com/hgRlLgQkHD— もーみん (@moumin5608) November 26, 2019
まとめ
ドラム缶風呂はキャンプやアウトドアでも手軽に楽しめるイメージもありますが、実際には準備も大変で注意することも多い、割と面倒なイベントです。しかし、実際にやってみると開放感もあってか、思いのほかいい風呂に入った感じがします。こどもの頃でも大人になっても、いい思い出になりますね。
ドラム缶風呂は、底面は熱くなりますが側面はそれほど熱くなりません。お湯の温度を炎で調整しておくか、差し水で調整することもできますので、チャンスがあったらドラム缶風呂楽しんでみてくださいね!