映画007シリーズの順番 歴代ジェームズ・ボンド役と作品、ボンドガールについて

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これまでの映画007シリーズの作品の順番や歴代ジェームズ・ボンド役と作品の関係、歴代ボンドガールについてご紹介します。最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のトレーラー(予告動画)もあり。

映画007これまでの作品の順番とタイトル

映画007シリーズは、作家イアン・フレミングの作品をもとに、1962年に初めて映画化されました。

原題の『Dr. No』に対し、つけられた邦題が『007は殺しの番号』。なんてセンスあふれるタイトルでしょうね。

もうここから「クールなスパイ=007」のブランディングが、一気に日本人に根付き始めましたよね。

そこから時を経て、007シリーズはロングヒット作品となりました。

順番に見てみると、

第1作 007は殺しの番号(007 ドクター・ノオ)
第2作 007/危機一発(007 ロシアより愛をこめて)
第3作 007/ゴールドフィンガー
第4作 007/サンダーボール作戦
第5作 007は二度死ぬ
第6作 女王陛下の007
第7作 007/ダイヤモンドは永遠に
第8作 007/死ぬのは奴らだ
第9作 007/黄金銃を持つ男
第10作 007/私を愛したスパイ
第11作 007/ムーンレイカー
第12作 007/ユア・アイズ・オンリー
第13作 007/オクトパシー
第14作 007/美しき獲物たち
第15作 007/リビング・デイライツ
第16作 007/消されたライセンス
第17作 007 ゴールデンアイ
第18作 007 トゥモロー・ネバー・ダイ
第19作 007 ワールド・イズ・ノット・イナフ
第20作 007 ダイ・アナザー・デイ
第21作 007 カジノ・ロワイヤル
第22作 007 慰めの報酬
第23作 007 スカイフォール
第24作 007 スペクター
第25作 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

※25作目は、まだ公開されておらず、次回の公開予定作品です。

これらの作品は、イーオン・プロダクションズという制作会社が作ったもので、実はイーオン・プロダクションズが版権を取得できずに、別の制作会社によって作られた007シリーズもあります。

それが次の3作品。

『007/カジノロワイヤル』(Casino Royale、1967年)
『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(Never Say Never Again、1983年)
『幸福と栄光を』(Happy and Glorious、2012年)

細かい話をすると、作品の内容が重複していたりもするのですが、これらを加えると、全28本あることになります。

※ここではイーオン・プロダクションズ作品を中心にご紹介します。

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歴代のジェームズ・ボンド役と作品について

続いて、歴代ジェームズ・ボンド役の俳優をご紹介します。

初代ジェームズ・ボンドは、第1作の『007は殺しの番号』から第6作目の『女王陛下の007』を除き、第7作目の『007/ダイヤモンドは永遠に』までが、ショーン・コネリーです。計6本。

2代目は、第6作『女王陛下の007』の1本のみ、ジョージ・レーゼンビー。

そして3代目は、第8作の『007/死ぬのは奴らだ』から第14作の『007/美しき獲物たち』までが、ロジャー・ムーアです。計7本。

更に4代目が、第15作『007/リビング・デイライツ』と第16作『007/消されたライセンス』の2本のみ、ティモシー・ダルトンが。

その後の5代目に、第17作の『007 ゴールデンアイ』から第20作の『007 ダイ・アナザー・デイ』までが、ピアース・ブロスナン。計4本。

そして6代目は、第21作『007 カジノ・ロワイヤル』から公開予定の第25作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』までが、ダニエル・クレイグ。計5本。

となっています。

歴代ではロジャー・ムーアが計7本とボンド役は最多で、次いでショーン・コネリーが6本と次点に。

やはり初期の頃のボンド役が007のイメージとして強く、シリーズの人気もあったのでしょうね。

そういう意味で言うと、今のボンド役のダニエル・クレイグが5本目と歴代3位ですから、このままいくと、歴史を塗り替えるかもしれませんね。

気になる歴代ボンドガールについて

そして、007シリーズと言えば、外せないのがボンドガールの存在です。

ボンドガールとは、ジェームズ・ボンドのとりことなり、落とされる美女たちのこと。言うなれば、ヒロインたちですね。

各作品ごとに数名登場します。作品ごとの一覧がこちら。

007 ドクター・ノオ (1962)
ハニーチャイル(ハニー)・ライダー:ウルスラ・アンドレス
シルビア・トレンチ:ユーニス・ゲイソン
ミス・タロー:ゼナ・マーシャル

007 ロシアより愛をこめて (1963)
タチアナ・ロマノヴァ:ダニエラ・ビアンキ
シルビア・トレンチ:ユーニス・ゲイソン
ヴィーダ:アリジャ・ガー
ゾラ:マルティーヌ・ベズウィック

007 ゴールドフィンガー (1964)
プッシー・ガロア:オナー・ブラックマン
ジル・マスターソン:シャーリー・イートン
ティリー・マスターソン:タニア・マレット
ディンク:マーガレット・ノーラン

007 サンダーボール作戦 (1965)
ドミニク(ドミノ)・ドゥルヴァル:クローディーヌ・オージェ
フィオーナ・ヴォルペ:ルチアナ・パルッツィ
ポーラ・キャプラン:マルティーヌ・ベズウィック
パトリシア・フィアリング:モリー・ピーターズ

007は二度死ぬ (1967)
アキ:若林映子
キッシー鈴木:浜美枝
リン:ツァイ・チン[4]
ヘルガ・ブラント:カリン・ドール

女王陛下の007 (1969)
トレイシー(テレサ)・ディ・ヴィンチェンゾ:ダイアナ・リグ
ルビー・バートレット:アンジェラ・スコーラー

007 ダイヤモンドは永遠に (1971)
ティファニー・ケイス:ジル・セント・ジョン
プレンティ・オトゥール:ラナ・ウッド
マリー:ドゥニーズ・ペリエ

007 死ぬのは奴らだ (1973)
ソリテア:ジェーン・シーモア
ロージー・カルヴァー:グロリア・ヘンドリー
ミス・カルゾー:マリデン・スミス

007 黄金銃を持つ男 (1974)
メアリー・グッドナイト:ブリット・エクランド
アンドレア・アンダース:モード・アダムス
チューミー:フランソワーズ・テリー

007 私を愛したスパイ (1977)
アーニャ・アマソーヴァ(エージェントXXX):バーバラ・バック
ナオミ:キャロライン・マンロー
フェリカ:オルガ・ビセラ

007 ムーンレイカー (1979)
Dr.ホリー・グッドヘッド:ロイス・チャイルズ
コリン・デュフォー:コリンヌ・クレリー
マニュエラ:エミリー・ボルトン

007 ユア・アイズ・オンリー (1981)
メリナ・ハヴロック:キャロル・ブーケ
ビビ・ダール:リン=ホリー・ジョンソン
リスル伯爵夫人:カサンドラ・ハリス

007 オクトパシー (1983)
オクトパシー:モード・アダムス[5]
マグダ:クリスティナ・ウェイボーン
ビアンカ:ティナ・ハドソン

007 美しき獲物たち (1985)
ステイシー・サットン:タニア・ロバーツ
メイデイ:グレイス・ジョーンズ
キンバレー・ジョーンズ メアリー・スタヴィン
ポーラ・イワノワ:フィオナ・フラートン

007 リビング・デイライツ (1987)
カーラ・ミロヴィ:マリアム・ダボ
リンダ:ケル・タイラー

007 消されたライセンス (1989)
パム・ブーヴィエ:キャリー・ローウェル
ルペ・ラモーラ:タリサ・ソト

007 ゴールデンアイ (1995)
ナターリャ・シモノーヴァ:イザベラ・スコルプコ
ゼニア・オナトップ:ファムケ・ヤンセン
キャロリーヌ:セレナ・ゴードン

007 トゥモロー・ネバー・ダイ (1997)
ウェイ・リン:ミシェール・ヨー
パリス・カーヴァー:テリー・ハッチャー
インガ・バーグストーム:セシル・トムセン

007 ワールド・イズ・ノット・イナフ (1999)
エレクトラ・キング:ソフィー・マルソー
クリスマス・ジョーンズ:デニス・リチャーズ
モリー・ワームフラッシュ博士:セレナ・スコット・トーマス

007 ダイ・アナザー・デイ (2002)
ジャシンタ(ジンクス)・ジョンソン:ハル・ベリー
ミランダ・フロスト:ロザムンド・パイク
ピースル・ファウンテイン・オブ・デザイヤー:レイチェル・グラント

007 カジノ・ロワイヤル (2006)
ヴェスパー・リンド:エヴァ・グリーン
ソランジュ:カテリーナ・ムリーノ

007 慰めの報酬 (2008)
カミーユ:オルガ・キュリレンコ
ストロベリー・フィールズ:ジェマ・アータートン

007 スカイフォール (2012)
セヴリン:ベレニス・マーロウ
M:ジュディ・デンチ

007 スペクター (2015)
ルチア:モニカ・ベルッチ
マドレーヌ・スワン:レア・セドゥ

007 ノー・タイム・トゥ・ダイ(2021)
パロマ:アナ・デ・アルマス

よく見ると、ソフィー・マルソーやハル・ベリー、モニカ・ベルッチもボンドガールをやっていますね。

その他のボンドガールたちは、今はどこで何をしているのでしょうね。

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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が間もなく公開

シリーズ第25作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が、日本で間もなく公開となります。

今回のボンドも、ダニエル・クレイグが演じています。

最近はこういったミッションものの映画も増え、アクションもCGもクオリティが上がってきています。

そんななか、007はどう他と差をつけてくるのか、007ブランドは健在なのか、そういったところも見ものかと思われます。

こちらの『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のトレーラーもチェックしてみてください。

まとめ

始めて007を観たのはテレビでした。

昔は毎日のように夜の9時からテレビで映画をやっていたので、おそらくそれで観たのだと思います。

子供ながらにクールでかっこよく、そして美女にモテるジェームズ・ボンドに、憧れましたね(笑)。

今は過酷な仕事であるスパイには憧れませんが。

ジェームズ・ボンド役もずいぶんと変わりましたが、ショーン・コネリー、ロジャー・ムーアのイメージが強いです。

反対に、最近のダニエル・クレイグの007は、まだ1本も観たことがありません。

ちょうど、AmazonPrimeで、過去作品が追加料金なしで視聴できるので、この機会に1作目から最新作まで、一気見しようと思っています。

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