週休3日制ってどう思う?日本でも義務化の話が、それっていつから? メリットとデメリット

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最近、週休3日制という言葉を耳にすることが増えているように思いますが、皆さんはどう思いますか?日本でも義務化の話が出ているとかいないとか。週休3日制のメリットとデメリットにはどういった事があげられるか。そしてこの先の働き方の多様化について、少し考えてみました。

週休3日制ってどう思う?

週休3日制を採り入れる企業が少しずつ増えているようですが、皆さんはこれをどう思いますか?

日立製作所やパナソニックホールディングスなどの企業では、2022年度中にも週休3日制が導入されるようです。

働き方改革や多様化という言葉がかなり広がり、これに関連して週休3日制の導入というのも出てきたのでしょうね。

これまで多くの企業は月曜から金曜の週5日勤務・週休2日制、そして1日の労働時間が7-8時間という体制を基本の労働時間としてきました。同時に、業種によってはこれに当てはまらず、1日の基本労働時間が長かったり、週休も2日取れなかったり、休みが週末でないといった職業もあります。

そんな中での週休3日制。休みたくても休めないという人も多くいることも事実でしょう。

今後こういった休みの取りづらい業種も、少しずつ業界ルールが変わって働き方にも変化が見られるようになるのでしょうか。

ちなみに、現在の職場で、週休3日制の導入を可能とする職場は、全体の15%だそうです。頑張れば可能というところが、25%。そして、残りの60%以上が難しいと考えているそうです。

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週休3日制が義務化?それっていつから?

日本では週休3日制を進めていく、という話も出ているそうですね。

それは、日本政府が閣議決定した「骨太の方針2021」(経済財政運営と改革の基本方針2021)での話です。

ただ、具体的な話はまだ何も出ていないのが現状のようです。

すべての業種で週休3日制の導入は、ちょっと想像がつきません。また、全ての業種や企業で無理となると、今以上に「休日格差」も生まれることも考えられます。

ちなみに、いま週休3日制が導入されたとしたら、利用したいと考えている人は65%程度だそうです。

週休3日制のメリット

週休3日制になった場合、メリットとしてどんなことがあげられるでしょうか。

企業側のメリットとしては、コスト削減がまずあるでしょう。従業員の出勤日数が減ると、事務所や工場などの光熱費の削減や従業員の通勤費の支給額が減らせるでしょう。

その他、従業員同士の接触機会が減ることで、感染症に対するリスクも軽減できますね。

従業員は、通勤時間に費やしていた往復の時間がなくなるうえ、通勤ラッシュによる不快感を避けることができます。

ただし、これらは週休3日制としなくとも、在宅ワークの導入でも同じメリットは得られるのかもしれませんが。

その他のメリットとしては、勤務日が減ることで週の予定が立てやすくなり、学び直しの時間やレクレーションの時間などが計画しやすくなる気がします。そして、メリハリが効くことで、プライベートが充実するといったメリットもありそうです。

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週休3日制のデメリット

反対に週休3日制のデメリットにはどんなことがあげられるでしょうか。

週休3日制になると、社員同士のコミュニケーションが減ることが考えられます。それによるお互いがフォローしあえる関係性が、これまでよりも崩れそうです。

また、勤務日数は減るものの、トータルの労働時間が変わらないのであれば、1日の労働時間が増えることによる残業代が増し、企業にとっては人件費が余計に増加することも考えられます。

従業員にとっては、強制的に週休3日制となることで、収入が減少してしまうとなるのでは困るという人もいるでしょう。

複数の企業で働くことも可能に

今後さらに働き方が自由化すると、週休制という考え方ではなく、週3日勤務制といった働き方も出てくるかもしれません。

そうなると、2つの週3日勤務性の会社に属する働き方ということも、可能となってくるかもしれませんね。

まるで違う2つの業種で働くというのも、なんだか楽しそうに思います。こうなると、反対にコミュニケーションの幅や人脈も広がりそうです。

また、半分は企業に属して働き、半分は自分でビジネスを立ち上げて働く、といった働き方も出てきそうです。上手く活用できれば、自己実現がしやすくなるというメリットも得られそうです。

まとめ

これまで日本は終身雇用という考えが当たり前でしたが、週休3日制の考えが出てきたということは、いよいよ終身雇用という常識が崩れ始めている証拠といえるかもしれません。

週休1日でもかまわないからもっと働きたいという人もいれば、週休3日、4日がいいという人もいて当然だと思います。

人の幸せは自分が一番良く知っているわけですから、本来もっと自由に働く形を選べるべきなんです。なので、きちんと働く場所さえ見つかるのであれば、もっと様々な働き方があったほうが、各自が幸せを得やすいのではないかと思います。

人生の中でがむしゃらに働く時期や、反対にのんびりと働きたい時期、その両方があっても良い気がします。

お金ばかりを優先するのではなく、誰もが不安を抱かずに気持ちよく働ける世の中になるといいんですけどね。

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