「80歳の壁」ってなに?いくつになっても楽しく生きていくために大事な3つのポイント
「80歳の壁」という言葉を聞いたことはありますか。いつまでも健康で長生きするためには、「80歳の壁」を元気に超えていく必要がります。そのために大切な3つのポイントについてご紹介します。
もくじ
80歳の壁とは
最近、「80歳の壁」という言葉を知りました。
「80歳の壁」とは、「日本人は80歳を超えると、急に要介護や認知症が増える」ということを示す言葉だそうです。
平均寿命が長くなり「人生100年時代」と言われてはいるものの、80代に入ると、自ら老いを受け入れ始め、その途端に老化が進む人が多いらしいのです。
逆に言うと、現代人の多くは、70代まではまだ自分を高齢者だと思っていない、ということにもなります。
80歳の壁を超えてなお、元気でいるために必要な3つのポイントについて解説します。
前頭葉を活性化させる
「80歳の壁」をクリアし元気でいるためには、まずは脳の前頭葉を活性化させることが大事になってきます。
前頭葉は、思考力や判断力、集中力、感情を司る部分です。
前頭葉が萎縮してしまうと、生きることに対する意欲も薄れ、老化が進行します。
前頭葉を活性化させるには、楽しいこと・ワクワクすることをすることが有効です。
自分が楽しいと思うことや、いくつになっても新しいことにチャレンジたり、年代を超えたコミュニケーションをするなど、とにかく脳を刺激していくことです。
何かモノを作ったり(新しい料理に挑戦なども良い)、行ったことのない場所に出掛けてみたり、日記などをつけたりするのも有効です。
テストステロン(男性ホルモン)を増やす
人は加齢と共に性ホルモンが減少していきます。
女性にもテストステロン(男性ホルモン)はあるのですが、このテストステロンの分泌が減ってくると、人に対する興味がなくなってくるそうです。
更にテストステロンの減少は、うつの発症、判断力や記憶力の低下、筋力低下も引き起こすとのこと。
つまり、高齢でも性欲があるというのは、実はとても大事なことなのだそうです。
テストステロンを減退させないためには、
- 運動
- コレステロール、タンパク質、亜鉛の摂取
- 異性を好きだという恋愛感情
の3つが大事だそうです。
セロトニンを増やす
セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばる脳内の神経物質のひとつで、セロトニンを増やすことで精神的な安定が得らると言われています。
セロトニンの分泌を促すには、
- ウォーキングやランニング、サイクリングなどの、リズム運動
- 瞑想
- 肉やナッツなどのタンパク質の摂取
- 自律神経を整える
といったことが有効です。
まとめ
「80歳の壁」を超え、なお元気に生きていくために必要な、3つのポイントについてお伝えしました。
そろそろ性欲は枯れてもいいかなと思っていただけに、ちょっと衝撃的でした(笑)。死ぬまで失くしちゃ駄目なんですね。
人間誰しも、生まれたときには何も持っていないようでいて、生きる上で必要な目に見えない物をすべて備えているんですね。
知識や物質を手に入れると同時に、人はもともと持っていた物を失いながら生きていきます。
しかし、それを知識で少しでもカバーできるのなら、できるだけのことをしていきたいと思います。
やれるだけの事をやって、最後の一瞬まで元気に人生を駆け抜けたいところです。