ゆで卵の糖質・脂質の量とカロリーやその他栄養素について ゆで卵は1日何個まで食べて良い?

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ゆで卵は1日何個まで食べても大丈夫なのでしょうか?その他、ゆで卵に含まれている糖質・脂質・その他の栄養素、ゆで卵のカロリーとダイエットについてもお伝えします。

ゆで卵の糖質

ゆで卵1個(60g)に含まれている糖質の量は、約0.2gほどです。

100gのご飯に含まれている糖質が約37gなので、ゆで卵が低糖質であることがわかります。

ゆで卵に含まれる糖質は食品のなかでも群を抜いて少ないので、ダイエット中にもおすすめの食品です。

また、ゆで卵に含まれている約0.2gの糖質のうち、卵黄には約0.03g、卵白には約0.2gの糖質が含まれています。

つまり、卵に含まれている糖質のほとんどは卵白に含まれています。

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ゆで卵の脂質

ゆで卵1個(60g)に含まれている脂質の量は約5.8gです。

このうち、卵黄に含まれている糖質は約5.8g、卵白には約0.04gで、卵に含まれている脂質のほとんどは卵黄に含まれています。

そのため同じ量の卵を食べるのであれば、卵白を食べると糖質を多く摂取でき、卵黄を食べると脂質を多く摂取できることになります。

また、卵黄には悪玉コレステロールを下げる働きがあるといわれている、オレイン酸といわれる脂肪酸も含まれています。

ゆで卵のカロリー

ゆで卵1個(60g)あたりのカロリーは約87kcalです。

このうち卵黄は約69kcal、卵白は約18kcalで、卵黄は卵白よりも3倍以上カロリーが高いことがわかります。

因みに、ダイエットには「カロリー制限」と「糖質制限」ありますが、どちらが効果があると思いますか?

カロリー制限ダイエットは、どんな食品を食べても良いので栄養が偏りにくいというメリットがありますが、筋肉が落ちてしまうので太りやすくなってしまうというデメリットもあります。

糖質制限ダイエットは、タンパク質中心の食生活なので筋肉の減少が抑えられるというメリットがありますが、過度な糖質ダイエットでは脳卒中・心筋梗塞・肝機能障害・腎機能障害などのリスクが高まるといわれています。

また一般的に、糖質制限のほうが減量効果が高く、カロリー制限のほうが続けやすいという特徴があります。

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ゆで卵のその他栄養素

ゆで卵は完全栄養食品と言われるほど優秀な食品で、アミノ酸・ビタミン類・ミネラル類がバランスよく含まれているだけでなく、特にたんぱく質が豊富に含まれているのが特徴です。

ゆで卵1個(60g)に含まれているたんぱく質の量は約7.5gで、これは牛乳200ccに含まれているたんぱく質とほぼ同じ量です。

たんぱく質は筋肉などを作る重要な栄養素なので、たんぱく質が不足すると筋肉量が減り、基礎代謝量が落ちるので太りやすくなってしまいます。

そのため、たんぱく質は痩せたいときこそ、十分に摂取するようにしてください。

ゆで卵は1日何個まで食べていいの?

ゆで卵は栄養豊富なので積極的に食べたい食品ですが、コレステロールが多いので摂り過ぎはよくありません。

ゆで卵1個(60g)に含まれているコレステロールの量は約190mgです。

日本人の食事摂取基準(2020年版)でも、1日のコレステロール摂取量は200㎎未満が望ましいとされています。(脂質異常症の重症化予防を目的として)

そのため健常者であれば、ゆで卵の摂取は1日2個程度を目安にするのがよいでしょう。

まとめ

ゆで卵は糖質量が少ないだけでなく、筋肉を作るたんぱく質が豊富に含まれているので、ダイエット中に摂取するのにもおすすめの食品です。

ただし、ゆで卵にはコレステロールも多く含まれているので、1日に摂取するのは2個までに留めておきたいところです。

また、過度な糖質制限は健康面のリスクもあるので、ダイエットするなら定期的な運動と健康的な食事もお忘れなく!

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