富裕層・準富裕層の年収はどれくらい?富裕層にはどんな人が多い?価値観や特徴など
富裕層・準富裕層の年収はどれくらいなのでしょう?また、富裕層にはどんな人が多いのでしょう?富裕層の価値観や考え方などの特徴をご紹介します。これであなたも富裕層に一歩近づけるかも?
もくじ
富裕層・準富裕層の年収
世の中の富裕層や準富裕層と言われる人たちの年収とは、一体どれくらいなのでしょうか。
そう思って調べてみたところ、年収という概念が既に富裕層から外れていました(笑)。
というのも、富裕層を語るうえでは、年収というよりも保有する金融資産がどれくらいかで計るのが一般的だからです。
つまり、働いてお金を得ているだけでなく、資産がお金を生み出している場合も多く、またそれらを自分の会社でコントロールしていますから、一概に収入では比べようがないわけです。
では、富裕層や準富裕層の金融資産はどれくらいなのでしょう。
それは、
富裕層:1億円以上
準富裕層:5000万円~1億円未満
の金融資産を所有するもの(世帯)とされています。
「なんだ、自分は富裕層だったのか!」なんて方、ひょっとしていらっしゃいましたか?
富裕層の割合
ではこの富裕層、全体から見るとどれくらいいるのでしょう。気になるところですよね。
とあるデータによると、
富裕層は日本に132.7万世帯ほどいて、全体の2.5%を占めているそうです。
そして準富裕層が、341.8万世帯で、全体の6.3%ほど。
ちなみに、富裕層の中でも超富裕層と呼ばれる保有資産5億円以上の世帯は、8.7万世帯ほどいて、全体の0.2%だそうです。
富裕層にはどんな人が多い?
保有資産1億以上の富裕層と聞くと、どんな人たちをイメージしますか?
常に高級なもので満たされている「お金持ち」という感じでしょうか。
ところが実際の富裕層は意外にも倹約家が多いそうです。
例えば、物を購入する場合は、「長く使えるか」という点を気にして購入する人が多いそうです。
そうなると必然的にど派手なものよりも、時代を超えて使い続けるようなスタンダードなデザインの物を選ぶ傾向にあります。
つまりファッションなどもシンプルなので、一見してお金持ち!とは、あまり見えなかったりもするそうです。
資産を預けている銀行の金利を常にチェックして、少しでも金利の高い銀行に移したり、手数料の安い証券口座に移したりもするそうです。
富裕層の多くの場合、資産が資産を生むわけですから、金利や手数料というのは、チリも積もれば大きなお金となっていきますので、たしかに重要なポイントですよね。
結局、お金の価値を十分にわかっているから、少しでも無駄を減らしたい、そういった意識が高いようです。
もう少し富裕層の価値観について見ていきましょう。
富裕層の価値観(考え方や行動の特徴)
富裕層には健康志向の人が多いそうです。
お金をいくらたくさん持っていても、健康では意味がないということを、十分に理解しているのでしょう。
なので、健康維持のために、普段から運動を習慣にしている人が多いとのことです。
また食事に関しても、高級食材を選んで食べるというよりも、体に良いものをバランスよく適量食べるという考えを持っているようです。
そして、これらの運動や食事に関する意識の高さは、学習する習慣から得ている人がほとんどです。
つまり、富裕層の人たちは、世の中の動きはもちろんのこと、様々な物事に関しての知識を高める学習意欲が高い人が多いのです。
確かにお金をたくさん得て何に使うかとなると、ある程度のものを満たしたら、経験を得ることに使っていくのではないかと思います。
そして経験は、知識の多い人ほど、その経験を深く楽しむことができます。
つまり物事の面白さをより深く理解できている人ほど、人生におけるあらゆる点で深い楽しみを得ることができるわけです。
それを証明するかのように、富裕層の多くは学習にお金を使う人が多いのだそうです。
まとめ
暴飲暴食を重ね、なるべく運動を避けてラクな生き方をし、学ぶことなんて学校を卒業して以来全くしていない。
もしもそんな生活をしていたとしたら、これは富裕層とは真逆な生き方をしているということになりそうです。
富裕層は自分がお金を持っていることをよく知っていますから、他人にお金持ちだと思われるために、わざと派手なブランド物の洋服などは身に着けないんですね。
なんだか富裕層の価値観は、洗礼されていますね。庶民がこのレベルに到達するには、なかなか難しそうですが(笑)。
そう考えたら、なんだか隣の家に住む地味なおじさんが、富裕層に見えてきた?