保育園や介護施設で虐待が続出する理由を考察!職員の疲弊とストレスが弱者に悪影響?
毎日のように保育園や介護施設で、職員による虐待の話題が出ています。
何だか世知辛い世の中ですね・・・。
なぜ、こんなにも次々に虐待の問題が起こるのでしょうか?
SNSとスマホの普及で一億総監視社会となりつつある中で、もともと顕在化していたことが表に出やすくなったという面もありそうです。
あくまでも推測の域を出ませんが、このような虐待が続く理由を独断で考察してみました。
もくじ
保育園と介護施設のイメージ
保育園や介護施設は社会的弱者を守るという側面もあります。
しかし虐待ということが起こっているのならば、実際には守り切れていないとも言えます。
ともにほのぼのとした雰囲気が最も似合う、似合っていなければならない場所だと考えますが、今のイメージは職員の疲弊、ブラック職業など、ネガティブなものばかりです。
実際に低賃金な激務の代表格でもありますし、定着率も良くないため、何か安全と安心な場所というイメージが崩れつつあるのではないでしょうか。
そうなると、どこの施設を信用すれば良いのかわからない、ホームページの言葉も疑心暗鬼な人も増えているのではないかと想像します。
許容範囲を超えている
人の世話って大変です。
その相手が他人なら、相当なものだということは想像に難くないのですが、それに見合った労働環境とは言えない部分も原因としてありそうです。
職員ばかりが追い詰められてストレスの捌け口もないから、攻撃対象が弱者に向かう。
それが最大の虐待原因ではないのでしょうか。
また、いくら相手が弱者でも生意気な口を叩いたり、文句ばかり言われては、職員は聖人君子ではありませんから、イラッとしますよね。
それがトリガーとなるケースは非常に多い気がします。
本人でなくても、家族が口うるさいということも、キレる引き金には十分ではないでしょうか。
何かの動機がなければ、虐待などは起こらないのではないでしょうか。
職員のストレス耐性の許容範囲を超えた時点で、危険信号が灯るものと考えます。
小学校も悪循環
小学校では、いわゆる発達障害を抱える子どもが、年々、目に見えて増加しているという声も多く、普通学級にその子らがいると相当に「やりにくい」らしいです。
これは差別とかではなく、発達障害の子らへのケアに時間がかかることで、連鎖的に悪循環が始まるからです。
特定の子へのケアに時間がかかると、他の子への目は届き難くなりますから、担任一人では到底まわらないわけです。
ゆえに、学級崩壊や職員の心身の疲弊を発端とした休業という流れが、全く止まりません。
むりやり普通学級にねじ込む親がいるので、それもぶっちゃけ迷惑だとか(汗)
本人も辛いし、教師もつらいということで、メリットは無いんです。
親御さんの子に対する発達障害を認めたくないということが、往々にしてあるので、このようなことが起こるわけです。
特別学級がある公立小学校はまだマシですが、それを預かる教師も少ない。
もはや公立小学校はカオスですよ、マジで。
虐待を防ぐ方法
さて、虐待を防ぐ方法なんてあるのでしょうか。
効果のほどはわかりませんが、やはり職員さんに心の余裕がないことが、一番マズイと考えます。
とはいえ慢性的な人手不足の業界ですから、もはや希望がありません。
人を増やそうにも、未経験者をどっさり雇用したところで、全く効率的ではありませんし、焼け石に水でしょう。
しかし現実としては高齢社会で、ますます老人は増える一方ですから、介護施設は増えてもサービス内容の格差が激しくなる一方だと推測されます。
経済的に余裕のある場合は、よりよいサービスと環境が与えられますが、逆の場合は、まあ、そういうことです・・・。
まとめ
「保育園や介護施設で虐待が続出する理由を考察!職員の疲弊とストレスが弱者に悪影響?」というテーマで、弱者への虐待について書きました。
いろいろな動機があるのかもしれませんが、未熟な職員がどうたらこうたらというのではなく、誰だったイラつくことはあるわけです。
我慢にも限界がありますし、ストレスの許容量も個人でことなります。
追い詰められれば、窮鼠猫を噛むではありませんが、何かしら攻撃的になる人もいますよ。
やはり職員の働き方を大幅に改善するしかなさそうです。