男子の思春期ニキビは洗顔が基本?正しく洗顔しないと悪化する?洗顔時の注意点とニキビケアについて
男子の思春期ニキビは洗顔が基本です。とは言え、正しい方法で洗顔をせず、やみくもに洗顔をすると実はニキビは悪化します。洗顔時の注意点やその他日常的にできるニキビの対処法・ニキビケアについてご紹介します。
もくじ
悩み多き男子の思春期ニキビ
思春期になると、男子は誰でも多かれ少なかれ思春期ニキビができてきます。
大した量でなければいいのですが、日に日に増えると、やはり悩みも大きくなりますよね。
何しろ、見た目とか異性とか、色々と人の目も気になり出すお年頃でもありますから。
これは、どげんかせんといけません。
男子の思春期ニキビは洗顔が基本
思春期を過ぎてできるのはニキビではなく、吹き出物というそうです。
まぁ、あまり厳密な違いはないのですが。ニキビは青春のシンボルとも言われていますので、青春を過ぎた大人は「ニキビ」という言葉を気軽に使うなということなのでしょうか(笑)。
それはさておき、男子の思春期ニキビのケアは、やはり肌を清潔に保つことが肝心ですから、洗顔は毎日したほうがいいです。
小学生の頃は、あまり顔を洗わなかった男子も、思春期以降はきちんと洗顔をする習慣をつけましょう。
というのも、青春期頃から皮脂の量が増えるので、その皮脂が毛穴に詰まり、汚れ、炎症を起こすことでニキビができるからです。
つまり、毛穴をきれいに保てばニキビはできにくいわけです。
ニキビはできてから対処するよりも、できる前からできないようにケアする方が、本当は大事です。
ニキビはひどくなると、跡が一生残ってしまいますから。
ただし、洗顔はすればいいというわけではありません。洗顔方法にも気をつけないと、余計にニキビを悪化させてしまうことがあるので注意が必要です。
ニキビケアのための洗顔時の注意点
ニキビができて、よし!絶対にすぐに治すぞ!と意気込み、1日3回も4回もゴシゴシと洗顔していませんか?
これでは却ってニキビは悪化するでしょう。
ニキビができたときの洗顔は、次の点に注意して行いましょう。
- 洗顔時は洗顔フォームを泡立て、強くこすらず優しく洗う
- 洗顔は1日、1、2回でOK!部活(運動部)の後とお風呂のとき
- 洗顔フォームはきちんと洗い流すこと
- 洗顔後、タオルでゴシゴシと顔を拭かず、ポンポンと抑えるように水気を拭き取る
- 洗顔後は、できれば薬用ローションで保湿する
基本的な注意点としては、こんなところでしょう。さほど難しくないですよね。
朝起きて顔を洗うなら、水だけで軽く洗えばOKです。
朝は忙しいので、洗顔フォームを使って洗うと、泡をしっかり洗い流せず残ったままになりがちです。
この残った泡がニキビに良くないのです。なので洗顔フォームで洗うのは、夜にゆっくりとお風呂に入ったときに洗うほうが、洗い流しが減って良いでしょう。
また、洗顔回数が多くなると、顔の皮膚の油が取れ過ぎてしまい乾燥してしまいます。実は肌の乾燥はニキビに良くありません。なので洗顔後に薬用ローションで保湿をする必要があるのです。
油分は取るが、水分は与え、乾燥させないのが、肌にとって一番良い状態です。
ニキビの原因はアクネ菌
実はニキビの原因はアクネ菌というものです。
菌ですから、ニキビを触った手で他の部分を触ると、そこにアクネ菌が付着します。そうやってニキビは増えていきます。
ニキビができると気になってしまい、ついつい触りたくなりますが、ニキビを広げないためには、ニキビを触らないことが重要です。
ニキビができた箇所にだけ、薬を塗るようにして、できるだけ触らないようにし、薬を塗った後は石鹸できれいに手を洗いましょう。
市販薬でも治りますが、あまりにひどくなったら皮膚科に相談に行くこともおすすめします。
まとめ
男子のニキビについて書きましたが、ここに書いたことは思春期の女子にも共通することです。
ただし、女子よりも男子のほうが皮脂の量は多いと思うので、ニキビはできやすいと思います。
成長する過程で、ニキビができやすい時期というのは誰しもが通過しなくてはならないので、ある程度は仕方がありません。
ニキビができにくくするには、生野菜を多く食べ、便秘にならないよう、水をこまめに飲むと良いでしょう。
睡眠不足やお菓子、ジャンクフードの食べすぎなども、体のバランスを崩すので、ニキビの原因になります。
ニキビが気になる思春期の皆さんは、ぜひ一度生活習慣を見直してみることもおすすめします。