副業の選択肢のひとつであるアフィリエイトで超絶悩む案件の選び方を真面目に考えてみました

副業としてアフィリエイトを始めるときに、必ずぶち当たるのが、「どんな案件を選べばいいのか?」という、案件選びです。

大抵、

  • 自分の経験をベースに
  • 興味関心のあるものを
  • なんでもよい
  • 報酬が云々
  • 売り易さがあーだこーだ
  • 売れているヤツに決まってる
  • 自分に合った案件を

なんて、訳知り顔で言われたりするから、余計に腹が立つ困惑しますし、最後なんて「保険か!」って、突っ込みたくなりましたよ。

わかんないから聞いてるんであって、ふんわりと逃げるなって感じです。

アフィリエイト塾でも、上記と似たり寄ったりなケースも多くて、建設的な説明とか、 根拠に納得できるアドバイスとか、めったにないです。

どうせなら、コレやってください、と言われて取り組んだ方が、経験も積み上がりますし勉強にもなります。

もちろん報酬が上がらないこともありますが、やってきたことは無駄ではありません。

そんなこんなで重要な案件選びですが、筆者も悩みまくったので、改めて真面目に考え抜いたポイントをお伝えします。

納得できるアフィリエイト案件の選び方

オンラインで収益を得る方法、一昔前は相当に怪しいと決めつけられていて、アフイリエイトなんて、その最たるものとまではいいませんが、訝しがられましたよ。

で、意識したいのは、

  • 長期的に続けられる商品やサービス
  • 信頼性が高い製造元、販売元、広告主

を基本ベースとして選ぶことをおすすめします。

その上で、考慮したいことを挙げていきます。

法的リスクがないものを選ぶ

まず大前提として、法律に違反する可能性がある案件は絶対に避ける べきです。

✅ 事前に法的リスクをチェックする

  • 日本国内で違法とされる可能性はないか?
  • 過去に摘発された事例がないか?
  • 法律が変わることで規制されるリスクはないか?

例えば、オンラインカジノのように賭博関連の案件は、将来的に取り締まりが強化されるリスクがあると、もう、10年ぐらい前から筆者は警戒していて、このブログでも言及したばかりです。

【オンカジは違法?】昔アフィリエイトの某塾でベラジョンカジノを推されたが一切関わらなかった理由

「今は大丈夫」ではなく、「今後も安心して続けられるか?」を考えることが重要です。

また、仮想通貨・投資系の案件も、金融庁の規制が変わる可能性があるということは、忘れないようにしましょう。

倫理的に問題のないものを選ぶ

どれだけ儲かる案件でも、他人に不利益を与えるもの は避けるべきです。

  • 紹介する商品・サービスが「本当に良いもの」か?
  • ユーザーにとって役立つものか?
  • 誤解を招くような広告表現をしていないか?
  • 長期的に使ってもらえるものか?

例えば、
❌ 過剰に煽る健康食品(根拠のないダイエットサプリなど)
❌ 明らかに不必要な高額情報商材
❌ リスクが高すぎる投資案件

薬機法や景表法によって、誇大な表現などは少なくなりましたが、相変わらずSNSでは、得体のしれない商品が広告として表示されています。

このようなものを紹介すると、自身の信頼を失うだけでなく、最悪の場合はトラブルに巻き込まれるリスクもあります。

一方、

✅ 有益な学習サービス(プログラミングスクールなど)
✅ 需要が高いサブスクサービス(VOD、電子書籍など)
✅ ライフスタイル改善につながる商品(家電、生活用品など)

といったジャンルは、 「ユーザーが満足しやすいもの」の代表格ともいえるた、長く続けられる案件になります。

長期的に安定した収益を得られるかを考える

短期間で大きく稼げる案件は魅力的に見えますが、続けられなければ意味がありません。

  • 持続可能なビジネスモデルか?
  • 一時的なブームではなく、需要が続くか?
  • GoogleのSEO変動に左右されにくいか?
  • 突然規制されるリスクがないか?

例えば、
❌ 流行りの案件(短期間で爆発的に伸びるが、すぐに廃れる)
❌ 規制される可能性が高いもの(仮想通貨系、金融系など)

このような案件は、長期的に安定したい場合は、避けた方が無難です。

その一方で、

✅ 需要が普遍的なジャンル(教育・健康・生活・仕事効率化など)
✅ 一度契約すれば継続課金されるサブスク型サービス(VOD、クラウドツールなど)
✅ 高単価かつ継続利用される商品(転職サービス、不動産関連など)

といったジャンルは、「長く継続している(する可能性の高い)市場」であり、安定した収益を得る機会は得られます。

収益化以外のメリットがあるか?

アフィリエイト案件を選ぶときは、報酬だけで判断せず、自分の知識・スキルの向上につながるかどうかも大事なポイントです。

  • 自分の経験・スキルとして活かせるか?
  • ブログのテーマと一貫性があるか?
  • 自分の興味がある分野か?
  • その案件を通じて、読者に価値提供できるか?

例えば、筆者は不動産・住宅関連の情報を、別の媒体向けに執筆していますが、これは自分の経験や知識を活かせる分野だからです。

アフィリエイトのためだけに選んだ案件は、次第にシンドイ状況になります。

自分が本当に興味を持ち、学びながら発信できるもの なら、長く取り組めます。

例えば、

✅ 不動産関連(住宅ローン、土地探しなど)
✅ 転職系

などは、自分の知識や体験が活きるうえに、収益化も可能で、しかも多くの人に役立つため、健全なアフィリエイトを続けるにふさわしい案件ともいえます。

YMYLの観点から選ぶ

アフィリエイト案件を選ぶ際には、Googleの「YMYL(Your Money or Your Life)」の影響も考慮する ことが重要です。

✅ YMYLとは?

YMYLとは、お金や生活に大きな影響を与える分野を指し、Googleは特に、以下のようなジャンルについての情報の正確性や信頼性を重視しています。

  • 健康・医療(サプリメント、健康食品、美容)
  • 金融・投資(FX、仮想通貨、ローン)
  • 法律・安全(契約、保険、賠償責任)
  • 大きな買い物(不動産、車、教育)

Googleは、YMYLジャンルで不正確な情報を提供すると、ユーザーに深刻な影響を与えると考えています。

そのため、信頼性の低いサイトや、専門性のない個人ブログは、検索順位が下がる傾向があります。

YMYLに関わるアフィリエイト案件を選ぶ場合、以下の点に注意しましょう。

信頼できる情報源を活用する

  • 公的機関や専門家の情報を参照する(厚生労働省、金融庁など)
  • エビデンスがある内容を発信する(医学的根拠、法律の専門家の意見など)
  • 主観的な意見ではなく、客観的なデータを提示する

実名や専門資格を明記する

  • 専門家や資格保持者が監修しているか?
  • 運営者の実名や経歴が明記されているか?
  • サイトの「運営者情報」「プライバシーポリシー」が整っているか?

今の時代のアフィリエイトは、ニックネームや意味不明な架空名称での運営は、避けた方が良いのかなという印象です。

仮にウェブネームだとしても、「〇山 〇希」といった名乗り方がおすすめかもしれません。

実際におすすめできるアフィリエイト案件とは?

すでに具体的なジャンルを挙げてしまいましたが、ここでは、サービスそのものをピックアップしてみます。

VOD(ビデオ・オン・デマン)動画配信サービス

✅ おすすめポイント

  • 市場が拡大し続けている(需要が安定)
  • 無料トライアルのハードルが低く、成約しやすい
  • YMYLの影響を受けにくい

NetflixやAmazon Primeビデオ、U-NEXTなどの動画配信サービスは、コロナ禍以降も成長を続けています。

特にU-NEXTやHuluなどは無料トライアル期間があるため、ユーザーが申し込みやすいというメリットがあります。

また、VODアフィリエイトはYMYLの影響を受けにくいため、個人ブログでもSEO対策をしやすい点が魅力です。

クラウドツール・サブスク型サービス

✅ おすすめポイント

  • 一度契約すれば、継続課金される(ストック収益)
  • 無料体験があり、ユーザーが申し込みやすい
  • 個人・法人問わず需要がある

たとえば、ビジネス向けのクラウド会計ソフト、デザインツール、タスク管理ツールなどは、一度導入されると長く使われるため、ストック型の収益が狙えます。

また、Adobe Creative CloudやNotion、Slackなど、サブスクリプション型のサービスもおすすめです。

転職・副業・スキルアップ系

✅ おすすめポイント

  • 市場規模が大きく、長期的な需要がある
  • 報酬単価が高い(1件1万円以上の案件も多い)
  • 自分の経験を活かして発信できる

転職サイトやプログラミングスクール、オンライン英会話などのスキルアップ系サービスは、YMYLに該当するものの、信頼性の高い情報、例えば体験談などを発信すれば信頼性も上がり、SEOにも優位性が出てきます。

また、転職サイトやスクール系は報酬単価が平均的に高く、1件成約で1万円以上の報酬が得られることも多いため、初心者や副業としてのハードルは高いですが、挑戦してみる価値はあります。

  • doda / リクナビNEXT(転職サイト)
  • レバテック / ギークリー(IT系転職エージェント)
  • TechAcademy / CodeCamp(プログラミングスクール)
  • DMM英会話 / レアジョブ英会話(オンライン英会話)

情報を発信する際は、何よりも信頼性が重要で、口コミを集める場合は、公的なデータや実体験も交えて、オリジナリティがある情報提供が重要です。

不動産・住宅関連

✅ おすすめポイント

  • 単価が高く、1件の成約で数万円以上の報酬が得られる
  • YMYLだが、実体験ベースの記事はSEOで評価されやすい
  • ライフイベント関連の需要が安定している

不動産や住宅関連のアフィリエイトは、成約単価が高いのが特徴です。

たとえば、住宅ローンの申し込みや不動産査定サービスなどは、1件あたり数万円の成果報酬が得られることもあります。

ただし、YMYLの影響を受けやすい分野のため、資格所有者あるいは実務経験者レベルによる信頼性の高い情報を発信しないと、成約には遠いといえます。

✅ 具体的な案件例

  • 不動産一括査定サービス(HOME4U、イエウール)
  • 住宅ローン比較サービス(モゲチェック)
  • 引越し一括見積もりサービス(SUUMO引越し)

参考:ふるさと納税・節約・ポイ活系

すみませんが、個人的には敬遠しているものの、なぜか、おすすめとしての声が高い案件ですので、取り上げてみました。

✅ おすすめ(といわれる)ポイント

  • YMYLだが、比較的SEOの影響を受けにくい
  • 読者の関心が高く、成約しやすい
  • 定期的にリピーターを獲得しやすい

ふるさと納税や節約・ポイ活系の情報は、多くの人が興味を持っているジャンルです。

特にふるさと納税は、年末に向けて需要が高まり、特定の時期にアクセスが集中しやすいとは言われますが、個人で差別化とか、オリジナル性も出しにくく、そんな中で数多の企業や公式を出し抜いて成約って至難の業なんですけどね・・・。

✅ 具体的な案件例

  • ふるさと納税(さとふる、楽天ふるさと納税)
  • クレジットカード比較(楽天カード、エポスカードなど)
  • 格安SIM(楽天モバイル、ahamo、povoなど)

まあ、ワンチャンあるかなとか、野望に燃えてるとか、実力を見せてやるとか、そんな勇ましい感じでのチャレンジ案件としては、歯ごたえがあるので、ぜひ、どうぞ。

まとめ

アフィリエイトの案件選びは、単に「報酬が高いから」「有名だから」といった理由だけで決めるものではありません。

自分の得意分野や興味、ターゲットのニーズ、継続できるかどうかなど、多くの要素を総合的に考えることが大切です。

最初の案件選びで悩むのは当然ですが、完璧を求めすぎず、まずはチャレンジしてみることも重要。

実際に取り組みながら、得られたアクセス情報などのデータを分析し、改善を重ねていけば、自分でも気づかなかった得意分野などが見えてきます。

焦らず、自分のペースで続けていきましょう!

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