加齢臭の原因となる食べ物とは?発生の仕組みや対処法について

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年を重ねると発生する加齢臭。自分は気づかなくとも、周りの人から敬遠されているかもしれません。そんな加齢臭の原因や発生のメカニズム、また加齢臭と関係する食べ物や対処法について解説します。しっかり理解して、加齢臭のしないかっこいい大人を目指しましょう!

加齢臭の原因は食べ物と関係ある?

なんだか油臭くて青臭いようなニオイがする。

そうです、それこそ加齢臭です。

40歳くらいを過ぎてくると、男女問わず加齢臭がしてきます。

これはある程度は仕方のないことです。そういう風に人間はできているわけですから。

しかし、その原因の中に食べ物が関係するならば、なるべくそうした食べ物を採らないように工夫はしたいところですよね。

調べてみると、加齢臭を悪化させやすい食べ物として、以下のようなものがあるようです。

  • 肉類
  • 乳製品
  • 揚げ物
  • アルコール類
  • カロテノイドを含む食べ物

随分と加齢臭と関係のある食べ物ってありますね。

ここから見えてくることは、そうです「野菜」はここに含まれていませんよね。
それと魚も入っていませんね。

ということで、なるべく野菜と魚を中心とした和食にすることで、加齢臭は多少抑えることができるのではないかと思われます。

ちなみに、加齢臭を防ぐ食べ物には、以下のものがあります。

  • 抗酸化食材
  • 食物繊維
  • 発酵食品
  • クエン酸

どのようなものを避け、どのようなものを摂取すればいいか、頭に入れておいて、食事の際にはちょっと思い出してみてください。

少しは変わってくるかもしれませんよ。

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加齢臭の原因物質とは?

そもそも歳を重ねると、なぜ加齢臭がするのでしょうか?

加齢臭の原因物質は「ノネナール」というものだそうです。

「ノネナール」が加齢臭のにおいの原因だと、1999年に資生堂が発見しました。すごいですね、資生堂。

ちなみに、「加齢臭」という言葉も資生堂が名づけたそうです。

ではなぜ歳を取るとノネナールという物質が増えるのでしょう?

加齢臭発生の仕組み

ノネナールが加齢臭のにおいの原因だということは分かりましたが、なぜ歳を取るとノネナールが発生しやすくなるのでしょうか。

ということで、加齢臭発生の仕組みを見ていきましょう。

体の皮脂腺からは皮脂が分泌されます。

年齢を重ねると、この皮脂に含まれる脂肪酸(パルミトレイン酸)が増えてきます。

そして、このパルミトオレイン酸が、過酸化脂質や皮膚常在菌によって酸化したり分解されると、ノネナールが生成され、加齢臭となるのです。

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加齢臭を防ぐには(対処法)

仕組みが分かったところで、加齢臭の対処法です。

皮脂に含まれるパルミトオレイン酸の酸化が原因なわけですから、酸化を防げばいいわけです。

加齢臭は主に上半身から臭いやすいようです。

特に頭皮、耳のうしろ、首のうしろ、背中、胸、わきなど。

ここから脂肪酸(パルミトオレイン酸)が分泌されても、常に清潔にしておくようにすることで、酸化を防ぎましょう。

そうすればノネナールの発生は抑えられますので、加齢臭は軽減できるはずです。

加齢臭しない人を目指そう!

ではもう少し具体的に、加齢臭対策を紹介いたします。

まず、体は消臭成分の入ったボディシャンプー(石けん)を使って洗いましょう。背中やデコルテ、首や耳のうしろは念入りに洗ってください。

また、石けんの流し残しは、別の匂いの発生につながりますので、しっかり流してくださいね。

汗をかきやすい夏場は、ボディペーパーは必携です。まめに皮脂を拭き取りましょう。

衣類にも加齢臭は移ります。まめに洗濯するか、衣類用消臭スプレーを使いましょう。

毎日使う枕には加齢臭が付きやすいです。

せっかくお風呂に入ってきれいになっても、汚れた枕を使用していては意味がありません。

枕にはタオルを巻くなどして、毎日タオルを交換しましょう。時には枕を天日干しすることも大事です。

こうして、からだ自体と身に着けるもの、毎日使用するものに対して、対策を行うことで加齢臭は気にならないレベルになるはずです。

さぁ、今日から加齢臭のしない人を目指していきましょう!

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