AIツールに仕事を奪われる恐怖に怯えることは無い!オペレーションは人間がやるから!
AIツールについて調べる機会があったのですが、えげつない数のツールが出回ってますね。
ChatGPTに代表される会話形式のチャットの他に、
- 文章作成
- 画像生成
- 予測分析
という、わずか3ジャンルだけでも、えらい勢いでリリースされています。
総務省の統計では、2022年度は500億円レベルの市場規模が、2025年には1,200億円にまで伸びるとの予測です。
その先もきっと、右肩上がりなのは、AIじゃなくても想像がつきます。
で、必ず言われるのがAIに仕事を奪われる職業について・・・。
日本のメディアってホント、煽るのが好きですよね。
心配ないさー。
もくじ
AIに仕事が奪われるとされる職業
まず、よく言われるAIに仕事が奪われるとされる職業について調べてみると、大体、以下のようなラインナップが多いです。
- 生産ラインでの工場労働者や技術者
- ドライバーや配達員
- 銀行員や会計士
- 小売店員
- 営業職
- 医療関係者(看護師や医療技術者)
- 弁護士や法律事務所のスタッフ
- ジャーナリストや編集者
- 教師や講師
- 金融トレーダーや証券アナリスト
多分、職業で言い出したらキリがないはずです。
AIに職業を任せるまでは、まだ相当な時間が必要でしょうから、あくまで業務単位で考えなければなりません。
例えば、計算、文章作成、診断、編集、見積作成といったタスクをAIに任せると、効率と精度が上がるでしょうから、楽になるだけなのではないかと個人的には思います。
イラストレーターもやばい
職業で言えば、手書きのイラストレーターもヤバイっちゃやばいですよ。
画像生成ツールの精度はどんどん上がってますし、その生成される画像のスタイルも、アニメ風だったり3Dだったり、ダークファンタジーに対応したりと、細分化が進んでます。
プロンプトと言われるキーワードだけを入力して、1分少々で、イラストレーターが数時間や数日の納期を要する画像が出来上がるわけですから、そりゃ脅威に感じると思いますよ。
プロンプトは呪文とも言われてるのですけど、その組み合わ辞典なども登場しています。
また、プロンプトを生み出すことを仕事にしている人も出てきて、新たな関連ニーズも出てきてます。
そのうちイラストレーターじゃなくて、イラストプロンプターなる職業が重宝されるかも。
全く手書きでは絵が描けない人でも、イラストレーターを名乗れる時代が、すぐそこまで来ている気がします。
ライターもやばい
ライター系もやばいかもしれませんね。
ジャーナリストや編集者のカテゴリに入るかもしれませんが、すでにChatGPTとかに記事を書かせて、そのまま校正や校閲を吹っ飛ばして納品している不届き者も居そうな気がします。
というか絶対いる・・・。
あくまでもドラフト(下書き)を書かせる分には良いと思います。
もしくは構成や見出しの提案とか、思いつかないことをAIが助けてくれる可能性がありますからね。
まだ文章作成系のAIツールは学習が足りてない部分もあるので、
- 論文の引用
- 統計からの出典
などについては全く対応できてません。
記事って文法とか、誤字脱字とか、そんなことはAIが判断すると、均一になるから歓迎ですが、根拠やソースは人間の目でしっかり確認しなきゃなりません。
つまり裏付けです。
だから健康に関することとか、薬機法を鑑みて対応することは、まだできないはずです。
まとめ
「AIツールに仕事を奪われる恐怖に怯えることは無い!オペレーションは人間がやるから!」というテーマで、AIと職業について書きました。
AIツールは今後もどんどん出てきます。
それと上手く付き合える人が、職を追われずに済むのではないでしょうか。
使われるんじゃなくて、使うことを考えないとね。