節電要請発令!この猛暑のなか、どう節電すればいい?エアコンの賢い使い方のコツ・裏技をご紹介
早くも猛暑ということで、政府も全国規模で節電協力の要請を出しました。そんななか、どの様に節電しつつエアコンを使うかといった、エアコン節電方法をお伝えします。エアコンの賢い使い方のコツや裏技を活用して、暑い夏を上手に乗り切りましょう!
もくじ
7月1日から9月末まで全国で節電期間に
6月から真夏日ばりの猛暑となり、しかも例年よりもずいぶんと早く梅雨明けした2022年夏。
電力供給が逼迫とのことで、7月1日から早くも全国規模で節電期間がスタートしました。節電期間は9月いっぱいとなっております。
なにやら火力発電所が老朽化しており、今年の夏はかなり電力需給がヤバいとの見込みらしいですが、まさかこれにかこつけて原発稼働させようなんて魂胆ではないでしょうね。
今回の節電期間では、節電の数値目標はあえて設定はせず、生活や経済活動に支障のない範囲での協力とのこと。
ちなみに、全国規模での節電要請は、2015年以来の約7年ぶりとなるそうです。
7年前よりも電力使用量は増加していそうですしね。
基本的なエアコンの節電方法
ということで、節電しつつも熱中症にならないよう、上手にエアコンを使う方法をマスターしましょう。
ではまず、基本的なエアコンの節電方法についてから。
基本的なエアコンの節電方法は次の3つのポイントです。
- 温度設定は28度に
- 2週間に1度フィルターを掃除する
- 室外機に日除けのカバーをする
何もしていないという人は、まずはこの3つのポイントを抑えてください。
さらに賢くエアコン節電する方法
3つのポイントを抑えたら、次に行いたいのが、こちらの4つのポイントです。
- すだれを設置し直射日光を避ける
- 帰宅後に部屋の換気をする
- 扇風機やサーキュレーターの活用
- 温度を下げずに風量を強くする
日中、太陽光が直接部屋に入るのをすだれにより妨げれば、部屋の温度の上昇を抑えられるので、エアコンの効きが良くなります。
帰宅後、部屋に入ったときにムッとする暑さを感じたなら、一旦窓を開け、部屋の暖かい空気を外に逃がしましょう。換気により若干でも部屋の温度が下がれば、エアコンを掛けてから冷えるまでの時間がかなり短縮されます。
窓を開けて換気をする際は、1箇所ではなく、対となる反対側の窓(玄関扉など)を明け、風が通るようにすることが早く換気をさせるコツです。
部屋全体を冷やすには、扇風機やサーキュレーターを使用して、エアコンのある部屋から他の部屋へ冷たい空気を送りましょう。
なかなか冷えないなと感じたときは、エアコンの温度設定を下げる前に、風量を挙げてみてください。同じ温度でも風を感じると人は涼しく感じますし、温度を下げるより風量を上げる方が消費電力は少なく済みます。
意外特効果大な裏技的方法
最後に、ちょっと細かな裏技的なエアコン節電法をご紹介します。
ちょっとマニアックな方法も含めた方法がこちらの4つのポイントです。
- スイッチの入切で温度調節をしない
- 風量設定も自動設定にしておく
- ルーバーを水平にする
- 固く絞ったタオルを振り回す
エアコンは電源の入切り時に最も電力を使います。なので、熱いからつける、涼しくなったら切るという、エアコンの使い方は、逆に電気代が掛かります。
なので、睡眠時もつけっぱなしの方が節電になります。
温度設定を下げても風量を弱にしておくと、部屋はなかなか冷えません。部屋の温度を下げるには、始めにバーっと部屋を冷やす必要があります。なので、風量は自動設定にし、エアコンのセンサーに風量調整は任せましょう。
暖かい空気は上に、冷たい空気は下にたまります。エアコンは上の方に設置されているので、ルーバーを下向きにしてしまうと、下方のみが冷たくなるばかりで部屋全体が冷えません。なのでルーバーは水平にして上の空気を冷やし、その空気が下に降りてくるようにしましょう。
夏場のミストが涼しく感じるように、湿度は涼しさを感じさせます。なので、タオルに水を含ませ、固く絞ったものを部屋でブンブンと振り回して湿度を上げると、同じ室温でも涼しく感じます。
まとめ
今年の夏は、例年以上の猛暑の予感がしています。
ここで紹介したエアコンの効率的な使い方を実践して、上手に節電しつつ暑さをしのぐ工夫をしてください。
暑くて眠れない日が続くと、体力も落ち夏バテしたり、熱中症にもなりやすくなります。夜眠れなかった日は、上手に昼寝を活用して、睡眠を補完するようにしてみてください。
また体力を落とさないよう、豚肉やうなぎなどを食べてビタミンBの補給も意識してください。
暑いからといって、冷たいものばかり摂りすぎると、かえって夏バテになるのでご注意を!