アルコールチェックの計算方法 アルコールチェック義務化に向け、該当事業者が準備すべき事とは?

2022年10月からアルコールチェック義務化の対象が拡大されることが決まりました。この記事では、アルコールチェックの計算方法や、アルコールチェック義務化の対象と罰則、アルコールチェックアプリなどについて書いていきます。

アルコールチェックの計算方法

アルコールが身体から抜ける時間は、以下の計算式で求めることができます。

純アルコール量(g)/(体重×0.1)=アルコール処理に要する時間

純アルコール量(g)は実際のアルコールの量を示す数値で、以下の計算式で求めることができます。

お酒の量(ml)×[アルコール度数(%)/100]×0.8

ビール中びん1本の場合だと、500×[5/100]×0.8=20 純アルコール量は20gとなります。

では、体重60kgの人がビール中びん1本を飲んだ場合のアルコール処理時間を例に考えてみるとしましょう。

「純アルコール量:20g」/「(体重×0.1):6」=アルコール処理に要する時間:3.3時間」

この場合だと、アルコールを処理するのに約3時間20分かかる計算になります。

だだし、実際のアルコール処理時間は年齢やアルコールの分解能力は、個人差などにより大きく変化してくるのは当然です。体質的にお酒の弱い人や女性の場合は、分解にもっと長い時間がかかるでしょう。

計算で割り出した時間を過ぎたからといって、アルコールが抜けたという証拠にはならないいことに注意してください。

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アルコールチェックの義務化について

2022年10月から、白ナンバー事業者に対するアルコール検知器でのドライバー飲酒検査が、義務化されることが決定しました。

義務化の対象は、「白ナンバーを5台以上か、定員11人以上の車を1台以上使う事業者」で、これは道路交通法の「安全運転管理者選任事業所」として規定されている企業や団体にあたります。

もしもこれに違反すれば、安全運転管理者を解任され、5万円以下の罰金が科される可能性があります。

アルコールチェックの記録簿

アルコールチェックの義務化により、点呼と酒気帯び確認の記録を1年間分保持することも必要になります。

アルコールチェックの記録簿には、日付や名前のほかにも多くのチェック項目があります。

これらの記録をパソコンにデータ転送、保管することができる新しいアルコール検知器もありますが、紙に手書きしたり、PCでExcelなどに記録して運用する場合が多いのではないかと思います。

その場合、報告をまとめる管理者の負担が大きくなるので、手間をかけず確実に記録・保存できる方法を検討する必要がありそうですね。

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アルコールチェック 直行直帰の場合

直行直帰などで対面でのアルコールチェックが困難な場合、カメラやモニター、または電話などで、ドライバーの顔色・応答の声の調子と、検知器の測定結果で確認する形も可能なようです。

そのためアルコール検知器を車に設置したり、一人一台携帯させるなどの対策を取ることも考える必要がありそうです。

どのような対応策をとるかにもよりますが、配備する検知器の数や機能を今後検討する必要が出てくるでしょう。

アルコールチェックのアプリ

専用アプリをスマホにインストールし、アルコールチェックとつなげることで利用できる、スマホ連動型アルコールチェッカーもあります。

ただし、個人使用向けのスマホ連動型アルコールチェッカーは比較的安価で利用できますが、個人の健康管理向けに開発されたものが多く、業務用には不向きのものがほとんどです。

業務用のスマホ連動型アルコールチェッカーは個人向けより価格も高額となりますが、管理者側がドライバーの管理をしやすくなる機能や、なりすましなどの不正を防止機能など、納得のも備わっているようです。

まとめ

アルコールチェックの義務化が行われるということは、それだけ飲酒運転が多いということなのでしょうかね。

該当事業者は2022年10月から開始されるアルコールチェック義務化に向け、対象となる事業者はアルコール検知器やアルコールチェックの記録簿などの準備を進めることになると思います。

運転手の方も飲酒をする場合は、アルコールチェックの計算方法などを覚えておき、翌日業務に支障がない程度に飲むようにくれぐれも気をつけてください。

簡易版でいいので、個人用のアプリを入れておくと、自分で計算しなくて便利かもしれませんね。

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