粉寒天の食物繊維量と便秘解消やその他の効果について 寒天の種類やゼラチンとの違いとは?

粉寒天に含まれている食物繊維が、便秘の解消に効果があるそうですね。そんなかな寒天に含まれるの食物繊維の量をはじめ、寒天の種類、ゼラチンとの違いなどについて調べてみました。

寒天とその種類

まず、寒天とは何かといいますと、テングサやオゴノリなどの海藻を加工して作られた食品です。

寒天は、冬の低温を活かして凍結・乾燥させて作る天然寒天と、機械装置で強制的に脱水する工業寒天の大きく2つに分けることができます。

さらに寒天は、角寒天・糸寒天・粉寒天の3種類に分けることができます。角寒天・糸寒天は天然寒天で、粉寒天は工業寒天になります。

粉寒天は、天日干しした寒天をアルカリ処理で粉状にしたものです。調理の時の計量が簡単で、水に浸して柔らかくする必要がありません。

糸寒天は、糸状に乾燥させた寒天です。水に浸して柔らかくしてから使用します。糸状のままサラダやスープに入れたり、火にかけて煮溶かして使うこともできます。

角寒天は、天日干しして棒状にした寒天で、必要量をちぎって水に浸して柔らかくしてから使用します。

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粉寒天とゼラチンの違い

粉寒天とゼラチンの違いについて解説します。

粉寒天は海藻を原料として作られますが、ゼラチンは牛や豚などの骨や皮から作られます。

粉寒天は歯切れがよく滑らかな食感ですが、ゼラチンはぷるぷるとして口どけがよいのが特徴です。

粉寒天の凝固点は40℃前後で室温で固めることができ、融点は80℃以上なので溶けにくく扱いやすい性質です。

ゼラチンは冷蔵庫でなければ固まらず、夏の室温だと溶けだすこともあります。

また、粉寒天は食物繊維が豊富ですが、ゼラチンには食物繊維は含まれないので整腸作用は期待できません。

どこか似たイメージのある寒天とゼラチンですが、こうして比べてみると全く違うものなんですね。

粉寒天と食物繊維量

続いて、粉寒天に含まれる食物繊維量についてお伝えします。

粉寒天100g中に含まれる食物繊維の量は79gで、あらゆる食品のなかでも含有量はTOP3に入るほどです。

食物繊維の1日当たりの摂取目標量は、成人男性で21g以上、成人女性で18g以上とされています。

しかし、実際に摂取されている平均的な食物繊維の摂取量は、およそ15g程度なんだそうです。そのため、1日5g程度の食物繊維が常に不足していることになります。

それを6g程度の寒天を摂取することで、補うことができます。

食物繊維は多くの人に不足しがちなため、積極的にとることが推奨されています。粉寒天を日々の食生活に取り入れれば、食物繊維の不足が一気に解消できるのです。

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粉寒天で便秘解消

便秘の原因の一つとして、食物繊維の摂取量が少なく便が硬くなっていることがあげられます。そのため、今よりも食物繊維の摂取量を増やすことで、便秘が解消されることがあります。

食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があります。粉寒天にはこの2種類が含まれていますが、水溶性食物繊維の方が多く含まれています。

水溶性食物繊維は、腸の中で水分を吸収するため、便を軟らかくする効果があります。

不溶性食物繊維は、便の量を増やして腸を刺激することで、排便を促す効果があります。

このような効果の両方を摂り込むことで、相乗的な便秘改善効果が期待できます。

注意点としては、不溶性食物繊維を過剰に摂取すると、便が硬くなって便秘が悪化してしまうこともあります。また、不溶性・水溶性食物繊維のいずれも、過剰に摂取すると下痢などを引き起こすこともあります。

摂取に関しては、接種量に注意し、自分の体に合った適正な量を摂るようにしてください。

粉寒天のその他の効果

粉寒天のその他の効果として、余分なコレステロールの吸収を防ぎ、コレステロール値を下げる効果があげられます。この効果は動脈硬化予防に適しています。

また、粉寒天には糖尿病を予防する効果があるといわれています。

糖尿病はインスリンの分泌障害によって血糖値が異常に高くなる病気です。食物繊維を摂ることで血糖値の上昇が緩やかになり、長期間食べ続けることでインスリンの働きも良くなるのです。

まとめ

粉寒天は計量しやすく水に浸す必要もないので、素早く調理でき、とても便利です。

寒天には食物繊維が豊富に含まれているので、便秘解消だけでなく動脈硬化や糖尿病の予防も期待できるというのがいいですね。

また、寒天は満腹感が得られる上に低カロリーなので、おいしく食べながらやせられるといった効果も期待できます。

日常生活に上手に寒天を取り入れて、健康アップを図ってみてはいかがですか?

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