アンガーマネジメントって怒りを内に秘めるという程度なのでは?怒りのコントロールとは?
何だかギスキズした事件やニュースが多いですね・・・。
特に家族間での傷害沙汰が増えている気がします。
しかも中高年から老齢の親に対して手を出したという内容については、いったい、どうしちまったんだい?という感じです。
しかし一方では「よそ様の揉め事だしなあ」という感情も無きにしもあらずですが、昔と違うのは(違わない?)家族間での傷害沙汰でも、やってしまった方は、お縄を頂戴する時代ではあります。
そんな世の中で「アンガーマネジメント」なるものが広まりました。
では「アンガーマネジメント」とは、いったいどういうものなのか、少しだけ勉強してみましたのでシェアします。
もくじ
アンガーマネジメントとは
日本アンガーマネジメント協会の公式サイトから引用すると、
1970年代にアメリカで生まれたとされている怒りの感情と上手に付き合うための心理教育、心理トレーニングです。
と書かれています。
重要ポイントとしては、
- 怒らないことを目指すものではない
- 人間関係を良くする
- 心理トレーニング
といったことが挙げられます。
ここでド素人の筆者に浮かんだ疑問としては、「怒らない」「トレーニング」ではないのかというものです。
つまり我慢のコツと言いますか、怒りの感情を他の手段で鎮める方法という感覚しか思い浮かびません。
ところが違うようです。
アメリカでは認知度が高いトレーニング
日本では、頭に来たら我慢するしかない、というシンプルな方法論しかないと言える状態ではないでしょうか。
もしくは他の手段で憂さを晴らすというのが、大体、一般的な印象です。
ドラマではバッティングセンターで汗を流したり、泥酔して忘れてしまうなんてシーンがありがちですが、意外と脳に残るものですよ怒りの原因ということも含めて。
筆者は下戸ですし、出不精なのでドラマのようなことにはなりませんが、怒りの解消はひたすら心の中で「相手を呪う」です。
怒りの最上位レベルになると、態度で相手に「嫌悪感」を示すわけですが・・・(汗)
米国では小学校から体系的に教えているようで、認知度は広いと言えるのでしょう。
アンガーマネジメント6秒ルール
怒りに随意反射することで、思わず手が出てしまったり、カッとなって暴言を吐くなど、トラブルが怒ってしまうわけですが、かつて6秒ルールというものを聞いたことがあります。
怒りの感情が沸いたら「6秒ほど待って冷静になる」というものです。
ぶっちゃけ、無理でしょうというのが個人的な意見なのですけどね・・・。
怒りの感情が芽生えたらって、もうそれって怒ってる状況ですよねって話にはならないのでしょうか。
6秒というのは、下手すると怒りのマグマが沸々と熱を帯びる時間になる可能性も無いのでしょうか。
大体、瞬間的に怒りを爆発させる人は極少数で、それまでに積み重なったものが爆発してしまうものです。
6秒ルールで怒りをコントロールしても、怒りの対象が同じ相手だと、許容量というものが持たない気がします。
だから対象が同じになりやすい家族間でこそ爆発しやすいのでは?
怒りの対象から離れることがベスト
怒りの対象って、ほぼ「人間」でしょうから、離れるしかないと個人的には考えています。
もしくは排除する。
自分だけがシンドイ思いをするなら、関わりを無くせば良いというのが、究極のアンガーマネジメントのような気がします。
アンガーマネジメントが馴染めない人もいるでしょうから、それかせ返ってストレスになると、身もフタもありません。
結局は自分に合った怒りのコントロールを見出さなければならないということでしょうか。
もし、それが見いだせない、あるいは学べない人は、お縄を頂戴してもらって、別の場所で冷静になってもらうしかない気がします。
まとめ
「アンガーマネジメントって怒りを内に秘めるという程度なのでは?怒りのコントロールとは?」というテーマで、怒りのコントロールについて書きました。
ここ最近は、アンガーマネジメントという言葉を聞かなくなりましたが、米国のように小学校から体系的な学びのしくみがなければ、浸透は難しい気がします。
興味関心を持つ人だけが対象になるからです。
怒りっぽいと自覚している人が、まず取り組むとは思えませんし(汗)
参照
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