アニメ『攻殻機動隊』の作品群をシリーズごとに総まとめ ベストな見る順番を解説 GHOST IN THE SHELL

アニメ『攻殻機動隊』の作品は劇場版テレビ版など、複数の異なるシリーズが長きにわたり年代も入り乱れて存在しています。故にどの順番で見ればいいのかが非常に分かりにくい。そこで、各作品ごとを分類し、ベストな見る順を解説いたします。これでスッキリ!

アニメ「攻殻機動隊」とは

アニメの攻殻機動隊(GHOST IN THE SHELL)は、士郎正宗氏による漫画作品が全ての原点となっています。

その作品を原作に劇場用アニメ映画「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」が押井守監督によって作られ、公開と共に独自の世界観が話題となり、世界中を魅了して行きました。

いうなれば、大人アニメのはしりともいえるようなSF作品です。

その後、原作を元に複数のシリーズが制作され、主要な登場人物は同じものの、時代設定やキャラクター設定と共に、それぞれで少し相違があり、これから見ようと思う人を混乱させる要因にもなっていたりします。

そこで今回、これまでの作品群をシリーズごとにまとめ、見る順番などをお伝えしたいと思います。

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劇場版アニメ、テレビアニメ、Webアニメ、実写版

まず、アニメ版の攻殻機動隊シリーズにはどういった作品があるかというところから。

現在、劇場版アニメ、テレビアニメ、Webアニメ、実写版とがあり、それぞれ次のようになっています。

劇場版アニメ
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(1995)
イノセンス(2004)
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0(2008)
攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D(2011)
攻殻機動隊 ARISE(2013)
攻殻機動隊 新劇場版(2015)

TVアニメ
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)全26話(2002-2003)
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 全26話(2004-2005)
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society(S.A.C. SSS)(2006)
攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE:

Webアニメ
攻殻機動隊 SAC_2045(2020)

実写映画
ゴースト・イン・ザ・シェル(2017)

関連している作品が、様々な媒体でクロスして公開されているので、余計にどういった順で見ればいいのか、どの作品同士がつながっているのかが分かりにくくなっています。

そこで、次に関連作品ごとに分類し、見る順番を整理してみましょう。

攻殻機動隊の関連作品と見る順番

攻殻機動隊のアニメ作品は、押井守監督シリーズ、神山健治監督シリーズ(S.A.C)、黄瀬和哉監督(+冲方丁)シリーズ(ARISE)の3つに分類できます。

この監督視点で作品を分類すると、一気に分かりやすくなります。

押井守監督シリーズ
劇場版アニメ
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(1995)
イノセンス(2004)
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0(2008)

神山健治監督シリーズ(S.A.C)
TVアニメ
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)全26話(2002-2003)
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 全26話(2004-2005)
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society(S.A.C. SSS)(2006):『2nd GIG』から2年後の話
劇場版アニメ
攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D(2011)
Webアニメ
攻殻機動隊 SAC_2045(2020):シリーズ初のフル3DCGアニメーション作品。2021年11月に劇場公開

黄瀬和哉監督(+冲方丁)シリーズ(ARISE)
劇場版アニメ
攻殻機動隊 ARISE(2013)
攻殻機動隊 新劇場版(2015)
TVアニメ
攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE(2015):『攻殻機動隊 ARISE』を、シリーズ構成の冲方丁による初期案に基づき、前後編に再編集してTVアニメ化したもの

監督作品ごと、かつ、時系列で並べてみました。

こうやって並べてみると分かるように、いちばん作品として充実しているのが、神山健治監督のS.A.C.シリーズです。テレビアニメとしてセカンドシーズンまで放映され、それだけでも全52話あります。

ちなみに、S.A.C.が西暦2030年からのストーリーに対し、ARISEシリーズはその前時代(2027年~)、つまりは公安9課設立前のメンバーや草薙素子の所属していた501機関についてのストーリーとなっています。

この章で並べた各監督ごとのシリーズを上から順に見ていただければ、ストーリーが破綻なく楽しめるかと思います。

とはいえ、各シリーズ間はパラレルワールドとなっているので、つじつまの合わないところは多々ありますけど。

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主な登場人物の紹介

最後にさらりと主な登場人物の紹介をしておきますね。

草薙素子:主人公。全身義体の女型サイボーグ。公安9課の現場指揮官で、少佐と呼ばれている。戦闘能力は極めて高い。

荒巻大輔:内務省公安9課の部長(かつて公安部に属していた為)、S.A.C.シリーズでは課長と呼ばれている。バトーからは「おやじ」と呼ばれることも。

バトー:元陸上自衛軍レンジャー。男型の高出力型サイボーグ。ワイルドな半面、仲間に対する情も人一倍深い。素子とは職場での良きパートナであり、好意も抱いている?映画「イノセンス」では主役。

トグサ:9課所属の中で唯一の妻帯者。バトーとよくコンビを組んで行動する。生身であったが、後に義体化する。

その他、特にS.A.C.シリーズでは、イシカワやサイト―、パズ、ボーマなどの個性的な9課の精鋭メンバーや、AI機能を持つタチコマなる多脚戦車が登場します。

まとめ

映画『マトリックス』にも多大な影響を与えたといわれる攻殻機動隊。サイバーで独特な世界観が、どこか『ブレードランナー』の世界観とも通じるものがあるように思います。

中でもS.A.C.シリーズはとてもテーマ的にも興味深く、非常に面白いシリーズなので、ぜひ視聴されることをおすすめします。

攻殻機動隊を最小単位で見るのなら、劇場版アニメの『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』を見た後、S.A.C.シリーズを見ていただければ、ハマって他の作品も全て見たくなるかと思います(笑)。

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