あずきのチカラはドライアイを引き起こすMGDの改善に有効な治療に使われることがあった!?
何気なく使っているものが、実はとんでもなく有能だったということって、ありますよね。
あ、これは一見、ダメ社員のような雰囲気に見えても、成績はいつもダントツ1位の営業マンなどを指しているのではありません。
たまたま、お医者さんとの絡みがあって知ったことなのですが、「あずきのチカラ」という小林製薬が販売している温活グッズが、今回の主役です。
ドライアイ関連の治療の一環として、エビデンスもしっかりあるということがわかったので、シェアしたいと思います。
もくじ
MGDとは
プロレス団体の名称ではありません。
MGDとはマイボーム腺機能不全のことです。
正式名称が「Meibomian Gland Dysfunction」のため省略した形でMGDとなっています。
簡単に解説すると、まぶたにある油分を分泌するマイボーム線が、何らかのトラブルを起こして働きが低下するというものです。
目は、まばたきすることによって、涙腺から水分、マイボーム線から油分がでるようになっているので、目が乾くことを防いでいます。
ドライアイを訴える80%の人は、この油分が足りないことによるものなのです。
MDGの具体的な症状
幸いなことにMDGは失明など引き起こす病気ではなく、視力にもあまり影響がないとされています。
ところが症状が「目薬すればイイっしょ」といった感じの程度のため、眼科の受診に至ってない人は多いらしいのです。
日本人の美徳とされていた我慢が悪い方にでちゃうんですねきっと。
症状としては、
- 目がごろごろする
- 目が乾く
- 目が痛む
- 目が疲れる
- 目が何となく不快
というものになります。
これはガマンしたところで、いつも気にしなくてはなりませんから、何事にも集中の妨げになりそうですね。
MGDの治療法
一般的な治療法として、温罨法(おんあんぽう)があるのですが、これは目の周辺を温めることでマイボーム線のつまりを緩和したり血流を改善する目的があります。
この温罨法で「あずきのチカラ」などが用いられています。
あずきのチラカは、
- 目もと用
- 首肩用
- おなか用
- フェイス蒸し
- どこでもベルト
の5種類があり、MGDにおいては目もと用かフェイス蒸しが良さそうです。
ちなみに筆者はフェイス蒸しを持っています。
フェイス蒸しでも目もとは十分にあたたまり、疲れた目を癒すには十分な働きです。
レンジで数十秒チンするだけ、しかも繰り返し使えるので、非常にコスパも良い温活グッズと言えます。
まとめ
「あずきのチカラはドライアイを引き起こすMGDの改善に有効な治療に使われることがあった!?」というテーマで、MGDのことや温罨法(おんあんぽう)について書きました。
筆者はドライアイではありませんが、疲れ目に良さそうということで使用しています。
特に冬場は、気持ち良いです。