老後破綻しないために 高齢者の貧困率 老後破綻する人の特徴 副業で月3万円稼ぐ力を身につける

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これからの日本は老後破綻する人がこれまで以上に増えることが予想されます。高齢者の貧困率や老後破綻する人の特徴を知り、自らは老後破綻しないよう、何に気をつければ良いかを今のうちから学んでおきましょう。

また現役時代から、給与の他に月3万円を副業(自らの力)で稼ぐ力を身につけておきましょう。このスキルがあなたの老後を助ける強力な武器になることは間違いないです。

老後破綻とは

老後破綻とは、定年後に収入が減り、収支のバランスが崩れて、支出をまかないきれなくなって破産してしまうことを言います

老後破綻の主な原因は、住宅ローンだそうです。

以前、住宅販売の営業マンの知人が言っていましたが、日本はアメリカと比べると、同じ年収で2倍の住宅ローンが組めるそうです。

何故かというと、日本は終身雇用制度が根付いていたから、給与が安定している人が多く、そのため銀行も安心して融資ができたからだそうです。

しかし、今の日本はかつての日本とは異なり、終身雇用も崩壊し、給与体系も年齢給などはほぼ廃止されています。

それにもかかわらず、融資の割合はあまり変わっていません。つまり、貸す側も借りる側も、共にリスキーな橋を渡っているということになります。

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住宅ローンを早めに完済する

住宅ローンを組んでいる人の多くは、変動金利で借りていることでしょう。

今後インフレ化が必須となる日本において、変動金利で多額のローンを組んでいるという状況はとても危険です。

金利が上る前に、今のうちになるべく繰り上げ返済をして、残金を減らす努力をしましょう。

無駄なものを買ったり、場合によったら投資などしている場合ではないかもしれません。

老後破綻する人の特徴

老後破綻する人には、ある程度の共通した特徴が見られます。

その最たるものが、早期退職しようとする人です。

1日でも早く仕事をやめて、リタイア生活に入ろうとする人の多くは、ギリギリの予算で老後をプランニングするため、想定外な事が起こった場合に、一気に収支のバランスが崩れて破綻してしまいます。

特に、リタイア後も住宅ローンが残っているという状況は、避けたいところです。せめて住宅ローンが完済してから、リタイアするようにしましょう。

また、できればリタイア後も、週に2,3日でも良いので、働けるうちは働くということも大事になります。

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高齢者の貧困率

65歳以上の高齢者世帯の貧困率は、27%だそうです。

つまり、4人に1人は貧困状態にあるということです。

また、単身世帯に絞ってみてみると、65歳以上の男性の単身世帯では36.4%が、女性の単身世帯では56.2%が貧困状態にあるそうです。

女性の方が貧困率が高いのは、寿命の長さによるものも大きいと思われます。

また、現役時代の就労形態や年収も関係するでしょう。男性の方が高条件で働いている場合が多いので、必然的に年金の支給額も高い人が多いです。

いずれにせよ、少ない年金額で長く生きるとなると、徐々に資金が足りなくなり、老後破綻を起こす可能性も高まるということです。これを最近では「長生きリスク」などと呼んでいます。

月3万円稼ぐ力を身につける

これからは、1つの企業に務め続けるということもなくなると同時に、複数の企業に在籍しながら働くということも当たり前の時代となるでしょう。

そんなん中においては、企業に雇われるだけではなく、自らの力でお金を稼ぐ手段も備えておくと、自らの身を助ける有効な手段となると考えます。

今は副業も解禁されている企業も多いので、月に3万円程度を目指して、まずは副業で稼ぐ力を身に着けてみてください。

たかが3万円と見くびらず、生涯において「月3万円程度なら自らの力で稼げる」という自信をつけるのです。

また、50歳から年金受給となる70歳までの20年間を、副業で稼いだ3万円を貯め続けると、720万円の資産が作れます。

企業からの退職金以外に、自分でリタイア時に720万円もの資産を築くことができていれば、年金生活に入ってもかなり心強いはずです。

更に、リタイア後も月3万円を稼ぎ続けられれば、年金+3万円が収入として入るので、少しゆとりも生まれます。

こうして、現役時代から自らお金を稼ぐ力を身に着けておき、少しの資産構築と老後のプラスの収入を生み出せるようになれば、老後破綻に陥ることもないでしょう。

あとは住宅ローンの問題を、現役中に解決しさえすれば、住居にかかる費用が格段に抑えられるため、毎月の必要とする生活費はかなり抑えることができるはずです。

まとめ

老後破綻を避けるには、

  • 現役中に住宅ローンを完済する
  • 早期退職をしない
  • できるだけ年金受給を遅らせ、支給額を増やす
  • 現役時代に副業で月3万円を稼ぐ力を身につける
  • 現役時代に副業で稼いだお金は、使わずに将来のために貯めておく

こういった点に注意をしながら日々を過ごせたなら、老後破綻は防げるはずです。

備えあれば憂いなしです。

「宵越しの金は持たない」なんて江戸っ子のようなことを実践していては、確実に老後破綻の道まっしぐらですから、くれぐれも気をつけてくださいね。

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