行き付けの美容室も価格高騰の煽りを受け20年ぶり値上げも市場価格平均並みという良心ぶり

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もう20年近く行き付けている美容室があります。

オーダーも漠然とした内容でも納得の仕上げにしてくれるあたり、長く通っているメリットかなと感じます。

電話予約の際に、「カット代を値上げしたんです・・・」と申し訳なく言うではありませんか。

当日、話を聞けば、やはり美容室の業界でも整髪料などの仕入れ値が上がっており、物流費も高騰していて、どうしても開業以来キープしていたカット料金ではやっていけそうにないと・・・。

全然、問題無しということで、了承しました。

そんな現状から、美容室のカット料金相場というものを考えてみました。

通い続けて20年

開業とほぼ同時期に初めてお客となってから20年ほど通い続けているので、世間一般では常連という立場ですが、一度も、その言葉を吐いたことはありません。

常連というのは自分で決めるのではなく、店側から上客であると認定されてはじめて、お墨付きになるわけです。

それでも自ら「オレ、常連でさあ・・・」なんて言うのは、究極のカッコ悪さでしかありません。

ダサすぎな男ほど、これ言いたがるので、女性は気を付けてくださいね。

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カット料金を知らなかった

実はカット料金を正確には知りませんでした(汗)

ここ数年は、カットとヘッドスパをセットでオーダーして、会計のときに1万円を出して2,000円~3,000円ほど、小銭含めて釣銭を貰っていたので、ほぼ料金は気にしたことがなかったのです。

いつも2時間以上かけて整えてくれるため、そんなに割高にも感じません。

そもそもヘッドスパだけで、その値段を取られてもおかしくないクオリティと心地よさですから、まったく料金にはお構いなしだったのです。

ヘッドスパは目もパッチリ開きますし、何より肩こりとかもほぐれますので、かなりおすすめ。

で、ようやく判明した料金内訳は、カット代が3,000円だったのです。

理容室の子ども料金以下(汗)

値上げを理解できない人

こんなにも格安のカット料金では、20年前はよくても、今ではやっていけないですよ。

しかもガス料金などの店舗維持費も上がっていることから、苦肉の決断だったようです。

お客のうち男性はほぼ全員が二つ返事でOK。

ところが女性客の2割程度に対して、理解を得ることが難しいとのこと。

それにはいろいろな理由を聞いたのですが、総じて、商売の構造というものが理解できないのです。

モノやサービスを提供するには、どういうコストがかかるのか、想像もできない人が実際にいることに驚きを隠せませんでした。

その人たちが悪いというのではなく、社会の構造すらも理解してないのかもしれないと、恐ろしくなったものです。

いい年した大人ですよ、その理解できない人って。

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技術料ってなに?

美容室の料金設定は、大まかに言えば、

  • 技術料
  • 利益
  • ヘアケア製品消費代
  • 諸経費

などが考慮されています。

1メニューごとに内訳はどうなっているかは、店舗によりますが、当然ながら地域内の競合する店との兼ね合いも考えています。

高ければ避けられる可能性がありますからね。

でもゴネる客もいるわけで、そうした時には、なんとデータを提示して納得してもらうというのです。

ようやくウチは市場価格になっただけですと、ウチより安い店はありませんと。

それでも技術料って何なのよとキレ気味になる女性もいて、手間賃ですと言うとはじめて納得するのだとか・・・。

いやあ、無知な人を相手にするのは疲れるでしょうね。

カラーリングには技術料割増

ヘアカラーをオーダーするお客さんも多いようですが、やはりカラーリングも値上げ対象に。

それまでは技術料は極力抑えて、ほぼ原価レベルでの提供だったようですが、前述のように「技術料って何なのよ」の人たちは、拒絶反応があったそうです。

「あそこのお店は安いじゃない」

いわゆるカラーリング専門店を指しているわけですが、これもサービスレベルを同じ前提にしているところが、事業主サイドとしては理解ができないわけです。

大体、いちゃもんが多い人は、前提条件がフェアじゃないですから、放っておくに限ります。

顧客でなくなったとしても痛くも痒くもないことは明らかなので、そういう人たちは、ジワジワとメリットが受けられなくなることを想像できない人物なのです。

客は選ばれてこそ客なのですよ。

まとめ

「行き付けの美容室も価格高騰の煽りを受け20年ぶり値上げも市場価格平均並みという良心ぶり」というテーマで、美容室の料金設定について書きました。

あくまでも一例に過ぎませんが、自分の無知を棚に上げる人ほど、厚顔無恥であることは確かです。

知性と判断力は重要ですね。

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