双極性障害(そううつ病)とはどういった病気なの?うつ病とは違う?症状・治療法について

時々、双極性障害(そううつ病)と言う言葉を聞きますが、いったどういった病気なのでしょうか?躁うつ病とうつ病とはまるで違う病気とのことですが、どうなのでしょう。双極性障害の症状や治療法についてもご紹介します。

双極性障害とは

双極性障害は、躁(そう)の状態と鬱(うつ)の状態とを繰り返す精神疾患です。

症状により、

  • 双極I型障害
  • 双極II型障害

の2つに分類されます。

激しい躁状態を伴うものを「双極I型障害」、日常生活に支障のない程度の軽躁状態を伴うものを「双極II型障害」とされています。

双極性障害は「うつ病」とは異なり、躁の状態と鬱の状態の両極の面が見られるのが特徴で、「そううつ病」とも呼ばれています。

発症率は0.4~0.7%程度で、主に20代で発症することが多いそうです。

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双極性障害の症状

「何もやる気が起きない」という鬱の状態とハイテンションな躁の状態との両方が起こります。

それに対しうつ病は、鬱の状態があるのみで、躁の状態は訪れません。

ただし、躁の状態と鬱の状態とのインターバルが長期化していて気づきにくい場合もあるようなので、見極めには注意が必要です。

何をしても楽しくない、気分が滅入る、元気が出ないといった「うつの状態」が一日中続き、それが2週間以上毎日続くようなら、「うつ」である可能性があります。

また、寝なくても平気で、行動が大胆になり、延々と話し続けたり、ときに怒りを伴う感情の起伏が激しくなったり、明らかにこれまでと少し行動が違うなと感じることが続くようであれば、それは躁状態にあるといえるかもしれません。

人は多かれ少なかれ、気分が落ち込む日もあれば、少しハイテンションでポジティブな日もあります。

ただ双極性障害の場合は、その振幅が通常以上に激しくなり、少なからずの違和感が見られるはずです。

双極性障害の治療法

気分的に落ち込む「うつ状態」は、自身でも不調に気づきやすいのですが、ハイテンションな「そう状態」は気分も良く活動的になるなため、自覚できないことが多いようです。

そのため、不調を訴えに病院を訪れるのは鬱の状態のときが多いため、「そううつ病」でありながらも「うつ病」と思い込み、うつ病の治療を行うことで余計にに双極性障害を悪化させてしまうこともあるそうです。

なので、「うつ病」なのか「そううつ病」なのかの見極めは、非常に大切になってきます。

双極性障害の治療法は、基本的には薬物療法がベースとなります。

主に用いられる薬は、

  • 気分安定薬
  • 非定型抗精神病薬

などのようです。

量と回数とをきちんと守って服用する必要があります。

なお、双極性障害のうつ状態に使う薬と、うつ病の薬とは異なりますので、両者の見極めはくれぐれも慎重に行ってください。

また、双極性障害の治療には、薬物療法以外に心理社会的治療も行われます。

これはカウンセリングと言うよりも、患者自身が自らの疾患について正しく理解し、自己の症状に対し適切に対処できるようにするためのものです。

自分の症状を客観的に捉えられるようになることで、症状の悪化を抑え、また、周囲とのトラブルを防ぐことにも繋がります。

双極性障害の疑いを感じ初診を検討する場合ですが、まずは内科か心療内科を訪れるといいでしょう。

そこで判断を仰ぎ、より専門的な治療が必要となる場合は、精神科での治療をすすめられると思います。その指示に従い治療を受けるようにしてください。

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まとめ

人間は誰しも感情の浮き沈みはあるものです。ましてや現代のようなストレスフルな社会ではなおさらのことです。

過度に敏感になる必要はありませんが、周囲から見て明らかにおかしなレベルの躁状態と鬱状態が見受けられるなら、ひょっとすると双極性障害であることもあるかもしれません。

なにより自身が不安定な精神状態に悩んでいるのであれば、一度心療内科を訪れ、相談してみることをおすすめします。

専門医に心の内を相談することで、スッキリする場合もあります。気になることは、早め早めに行動するようにしましょう。

早期発見・早期治療が健康体に一日も早く戻る秘訣です。

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