献血の条件について 年齢や体重、その他知っておきたい条件等 献血のメリットとデメリット

献血を行う場合には、献血者の健康を守るためと、輸血を受ける方の安全のためにと、さまざまな条件が設けられています。献血の種類により、年齢や体重などの条件の違いもあります。他にも知っておきたい献血の条件や、献血のメリット・デメリットなどについて説明します。

そもそも献血とは

献血とは、病気やけがで輸血や血漿分画製剤を必要としている人のために、自発的かつ無償で自分の血液を提供することです。

なぜ献血が必要かというと、血液は医療技術が進歩した今日でも、人工的に造ることができないからです。そしてまた、長期保存することもできません。

血液は人間の体の中でしか造ることができず、そのうえ輸血用の血液製剤の有効期間は、赤血球製剤で採血後21日間、血小板製剤ではで採血後4日間と短いものです。

そのため、安全で有効な輸血療法を行うために、献血が必要となるのです。

つまり、定期的に献血を行うことは、とても立派な社会貢献なのです。

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献血の種類

献血の種類には、血液の全ての成分を採血する「全血献血」と、血液中の血漿や血小板だけを採血する「成分献血」とがあります。

全血献血には「200ml献血」と「400ml献血」の、採血する量が2種あり、条件等により採択されます。

成分献血とは、回復に時間のかかる赤血球は体内に戻し、血小板や血漿などの特定の成分だけを採血する方法です。

成分献血は身体への負担が軽いため、全血献血より多い回数の献血ができますが、全血献血より倍以上の時間がかかります。

献血の条件 年齢や体重等について

健康体であれば、献血による身体への影響はほとんどありません。献血者の健康を守るために、年齢や体重などの基準が設けられています。

全血採決/採血量:200ml
年齢:男女とも16~69歳
体重:男性45kg以上・女性40kg以上

全血採決/採血量:400ml
年齢:男性17~69歳・女性18~69歳
体重:男女とも50kg以上

成分献血/血漿(採血量:600ml以下)
年齢:男女とも16~69歳
体重:男性45kg以上・女性40kg以上

成分献血/血小板(採血量:600ml以下)
年齢:男性18~69歳・女性18~54歳
体重:男性45kg以上・女性40kg以上

※ただし、65~69歳の方については、60~64歳の間に採血をした方に限ります。

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献血の条件 その他

献血を行うには、実は他にも様々な条件があります。特に注意しておきたい条件として、以下のようなものがあります。

  • 3日以内に出血を伴う歯科治療(抜歯、歯石除去等)を受けた
  • 1カ月以内にピアスの穴をあけた
  • 3日以内に薬を服用・使用した方
  • 1年以内に予防接種を受けた
  • 新型コロナウイルスの検査を受けた、診断された
  • 3年以内に外国(ヨーロッパ・米国・カナダを除く)に滞在した

最終的な献血可否の判定は、当日の採血現場の医師によって総合的に判定されます。献血の前に、一度、日本赤十字社のホームページで確認しておくとよいでしょう。

日本赤十字社ホームページ

献血のメリット・デメリット

献血のメリットとしては以下のようなことが挙げられます。

  • 血液検査が無料で受けられる
  • 新陳代謝が活発になる
  • お菓子や記念品がもらえる

病院で血液検査を行うと1万円ほどかかりますが、献血時に無料で行なえます。

また、献血をすると一時的に血液量は減りますが、その後に新しい血液が作られるため、新陳代謝が活発になるといわれています。

献血会場によっては、お菓子やドリンクなどが用意されており、待ち時間に頂くことができます。健康グッズなどの記念品をもらえる場合もあるようです。

反対に、献血のデメリットとしては以下のようなことが挙げられます。

  • 体調が悪くなる場合がある
  • 当日の行動が制限される

その日の体調などにより、献血中や献血後に気分が悪くなることもないとはいえません。ただ、献血会場には必ず医者と看護師が待機していますので、気分が悪くなっても対応してもらえます。

また献血直後は、乗り物の運転やスポーツ、入浴などを控えるよう注意されます。

まとめ

献血の種類によって年齢や体重などの条件が異なることがあることがわかりました。

また、「3日以内の薬の服用」などは、うっかり見落としがちです。献血を受ける前に、いま一度ホームページで確認しておくとよいでしょう。

献血ルームや献血バスの場所や日時などもホームページで確認できます。

献血ができるということは、健康であるこ証としての1つのバロメーターにもなります。

もし機会があったら、ぜひチャレンジしてみてください。

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