夏休みの定番宿題で不人気率の高いで悩み多き読書感想文をスムーズに攻略する方法
夏休み真っ只中ですが、学生諸君はいかがお過ごしでしょうか。
終業式を終えた後、多くの子どもは、
7月中に宿題を終わらせて遊ぶ
という壮大かつハードルの高い目標を掲げがちです。
過去に同じような決意をしては、努力の甲斐なく(いや努力せず)敗れ去っていった記憶が、個人的にも蘇ります。
明日から本気出す!と何回唱えたことでしょう・・・。
一番の敗因は意志の弱さもありますが、何と言っても読書感想文の存在が大きいと思われます。
そこで今回は、主に読書感想文の攻略法について考えてみたいと思います。
なお、想定としては中学生向けです。
もくじ
読書感想文の対象とする本の選び方
読書感想文が得意だという子どもは、あまり多くない印象です。
理由としては、
- 本を読むのが面倒
- 本を選ぶのが面倒
- 感想文を書くのが面倒
といったところでしょう。
面倒くさいというイメージが刷り込まれると、なかなか実行に移せませんから、それを解きほぐす必要があります。
ゆえに面倒くさいイメージ攻略のポイントとしては、比較的短編の本を読書感想文の対象にすると良いです。
もしくはラノベやエッセイなど、気軽に取り組めそうな本でも良いのではないでしょうか。
読みたくなる本の探し方
具体的なおすすめの本は、ネットで検索すると数多くヒットするので、余計に迷うことになりますから逆効果とも言えます。
まず、気が進まない中でも、どういうジャンルなら読めそうかをチェックすると良いです。
楽天ブックスやAmazonなど通販サイトを利用すると、ジャンルごとにベストセラーや話題の本がピックアップされていますし、レビューも読めますから下調べには最高です。
さらにAmazonプライムやKindle Unlimitedを契約しているならば、無料で本が読み放題ですから、いろいろと試し読みできるメリットがあります。
ちなみに、いきなり図書館へ行くのは、コロナ禍において時間制限があったりしますから、最も効率が良くない方法です。
ショートショートは取り組みやすい
星新一氏は超短編小説の「ショートショート」というジャンルの第一人者であり、内容としても非常に取り組みやすいと思います。
一読の価値ありです。
まず、どういった話しなのかは、これもネットで調べると出てきますから下調べには困りません。
図書館にも蔵書されている確率は高いです。
読書感想文の構成
読書感想文が苦手な子は、ほぼ、構成について知りませんし、親御さんも伝えたりしていないのではないでしょうか。
構成さえアドバイスすれば、それに沿って書くだけなので、負担は大きく軽減します。
例えば、
- あらすじや選択理由
- 内容についての疑問や心が震えた場面など
- 読書前後の印象の変化
- 所感や意見でまとめ
という4項目の展開で十分です。
あくまでも大枠ですから、肉付けしていば、より充実した読書感想文となっていきます。
まとめ
夏休みの定番宿題で不人気率の高いで悩み多き読書感想文をスムーズに攻略する方法をお伝えしました。
少しでも参考になれば幸いですが、問題なのは、
「読んだけど何を書けば良いかわからない」
と言われたときに、感想を書けばよいだけというアドバイスは御法度です。
それがわからないから、大抵の読書感想文は、
- 面白かった
- 楽しかった
- ためになった
という程度になるわけです。
子どもですから、読書の感想なんて面白いか面白くないかぐらいですよ、極端な話。
ゆえに構成という小さなテーマを提示すると、スラスラと書けるはずです。