50歳からのカラダづくり 自宅でできる筋トレで理想的な体型を目指す?中高年こそ筋力アップが大切に
これまでサボっていた方も、50歳からのカラダづくりにチャレンジしてほしいと思います。自宅でできる筋トレ方法で理想的な体型を目指すことも可能です。しかしもっと大切なことは、中高年こそ筋肉を付けておかないと、その後の人生に大きな影響が出てくるからです。科学的根拠に基づいて、増えにくい年齢ならではの筋トレ方法を行い、効率よく筋肉を増やしましょう。
もくじ
痩せにくい体
中高年になると、体が痩せにくくなってきます。
それ以前に、若い頃よりもだいぶ体重が増えている、という事実がありますよね。
大抵は学生の頃(24歳くらい)までは、みんなスマートなんです。しかし、社会に出はじめて、20代の後半から体重が増え始め、30代・40代と増加していき、50代でピークに達するようです。
その後、60代で若干体重は落ち、70代で20代前半の頃と同じくらいの体重に戻る、といったサイクルを男性は取るようです。
つまり、40代・50代は、なかなか体重が落ちにくい時期なのです。
増えない筋肉
また40代・50代は、筋肉が増えない時期でもあります。
これは更年期により男性ホルモン(テストステロン)が減少することと関係しています。
テストステロンが減少すると、やる気やチャレンジ精神なども湧きにくくなります。
そんな状態の中、体重は減りにくく、筋肉は増えにくいとなったら、余計にモチベーションが下がってしまい、筋トレも続かずやめてしまうといった、悪循環を生んでしまいがちなのです。
50歳からの筋トレ方法
若い頃と同じ筋トレ方法を行っても、中高年にはあまり効果がないということを理解したうえで、中高年の体にマッチした筋トレを行っていく必要があります。
そのためには筋トレだけでなく、食事や睡眠も重要になってくるそうです。
年齢にあった正しい方法で筋トレを行えば、筋肉はいくつになっても増えるといいます。
中高年は、更年期で減少しつつある男性ホルモンを補うようにしつつ、筋トレを行っていくことで、効果的に筋肉がつくようです。
こと筋トレ方法に限って言うと、筋肉にストレスをいかに掛けるかが筋力アップを図るコツだそうです。
そういった意味では、加圧トレーニングは中高年にマッチした筋トレ方法になります。
科学的な根拠を元に中高年向けの筋トレ方法を解説した本に『50歳からの科学的「筋肉トレーニング」 若いときとは違う体をどう鍛えるか』(フィンク・ジュリウス著)があります。
ぜひ、参考にしてみてください。
中高年こそ筋肉は大事
一般的に、筋肉の量は25歳頃がピークで、その後は年齢とともに減少していくと言われています。
70代で20代前半の頃と同じくらいの体重に戻りますが、筋力は20代に比べ圧倒的に少ないです。だいたい60歳の時点で、25歳時のおよそ60%まで筋肉量は落ちるそうです。
筋力が落ちると、
- つまずきやすくなる
- 立ち上がりづらくなる
- ペットボトルが開けづらくなる
- 立ちっぱなしがつらくなる
- 猫背になる
- すぐに疲れる
- 足がむくみやすくなる
といった感覚を覚え始めます。
そうなると、アクティブに動くことが面倒になったり、転倒による骨折が寝たきり生活を招いたりと、一気に老化を加速するとともに、さらなる筋力低下を招くといった、負の連鎖を生み出します。
なので、中高年のうちにいかに筋力を高めておくかは、とても重要な課題となるのです。
まとめ
いかに、50歳からのカラダづくりが大切かが、よく理解できたかと思います。
これ以上あとにカラダづくりをしようと思うと、更にハードルが上がり、筋力をつけることがより難しくなります。
なので、50歳くらいから習慣的に筋力をつけていくよう、筋トレを始めることをおすすめします。
幸いなことに、正しい方法で行えば、筋力は何歳からでも増やすことはできるそうです。
より効果的に筋力アップを図るなら、筋トレに加え、適切な食事や睡眠方法も理解して、行いたいところですね。