がんの光免疫療法が実用化!時期について【最新情報2021年】

ついにレーザーでがん細胞を破壊する「光免疫療法」が始まりました。実用化の時期はいつかと待ち望まれていましたが、世界に先駆け国内で既に実用化が始まっているとのことです。

光免疫療法とは

光免疫療法とは、新しいがんの治療法です。

光の作用でがん細胞だけを狙い撃ちすることができ、これまでのがんの治療法と異なり副作用も少ないと期待されています。

光免疫療法は、がん細胞とだけ結合する抗体薬を使用します。

点滴で抗体薬を投与するのですが、投与した段階では無毒な抗体薬が、近赤外光レーザーを当てることで化学変化を起こし、がん細胞のみをピンポイントで狙い撃ちすることができるという優れた方法です。

近赤外光レーザーとは人体に無害のレーザーで、テレビのリモコンなどに使われているもの。

治療におけるレーザーの照射時間も、わずか数分間で済むという、まさに画期的ともいえるがん治療法です。

短時間で正確性もあって、副作用も少ないとなると、費用も抑えられることが期待できます。

また、光免疫療法には免疫機能が活性化されるという利点もあるそうです。

壊れたがんのたんぱく質が周囲の細胞に吸収されることで免疫の強化が図られ、がんの転移が防げるというしくみだそう。

この光免疫療法効果もまた、非常に嬉しい効果として期待されますね。

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光免疫療法がついに実用化!

光免疫療法で使用する「アキャルックス」という抗体薬は、2020年9月に厚生労働省により条件付きで承認されました。

このアキャルックスという抗体薬が承認されたのは、日本が世界で初めてのことで、楽天メディカルジャパンがこのアキャルックスを製造販売しています。

まだアキャルックスの仕様における最終段階の臨床試験は終わっていないため、使用に際しては「安全性の検証」が条件付けされています。

とは言え、光免疫療法の実用化は今年2021年の1月に、既に国立がん研究センター東病院で始まっています。

現在、国内のおよそ20の大学病院などで、光免疫療法のがん治療が受けられます。

今後の光免疫療法について

今後、光免疫療法によるがん治療の受け入れ人数は増え、2028年度には420人程度の治療が見込まれるとのことです。

光免疫療法による治療適用対象者は、頭頸部がんの再発患者から行われるようです。

頭頸部がんは声帯摘出などの外科手術以外に治療法がほとんどなく、光免疫療法などによる声帯摘出をせずとも治療できる新たな治療法がずっと待ち望まれてきました。

今後は2022年4月に「光免疫医学研究所」が関西医科大により設立され、国内での光免疫療法による治療の普及をより進めていく基盤を釣っていくとのことです。

これにより、多くの病院で光免疫療法によるがん治療が行われるようになると、さまざまながんに対しても光免疫療法が適用されることが期待できます。

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まとめ

これまで人間の死亡原因の第一位で、死亡率の30%を占めていたがん。

近赤外光レーザーにより画期的に治療されるとなれば、あとはがんの早期発見にのみ定期的な健康診断などで気を付けてさえれば、いずれがんの占める死亡原因の占有率は減少しそうですね。

これは全人るにおいて、とても大きな一歩と言えるでしょう。

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