メールアドレスもパスワードも忘れて本人確認もできない!ログイン不可能なウェブサイトの行方
今、すごく困っていること。
それは、手入れしたいウェブサイトの管理画面に、ログインする手段が完全に失われたことです。
ある意味、自業自得なのですが、なぜ、そのようなことになったのか、赤裸々に告白してみようと思います。
ああ、もしかして永久に痕跡が残り続けるのか・・・。
もくじ
無料ホームページでの悲劇
具体的なサービス名は書きませんが、無料ホームページを提供してくれるサービスのサポートと、連日のようにやりとりを行いました。
現状、ログイン用メールアドレス(登録メールアドレス)とパスワードを、完全に失念しています。
大体、ログインできなければ、
- 「パスワードを忘れた?」みたいなリンクからメールを送信してリセット
- お問い合わせから照会をお願いするメッセージを送信
という2つの選択肢があります。
筆者の場合は、メールアドレスを失念しているので、リセットはできません。
ゆえに、お問い合わせが頼みの綱となるわけです。
お問い合わせ送信メール原文
これが送信した内容の控えになります。
【 お問い合せ内容 】:
お忙しいところ、恐れ入ります。
随分と手入れされていないサイトが、●●様で作成されたものであったことから、ご連絡いたしました。
すでにログインのためのメールアドレス、パスワードは失念しており、どうすることもできない現状です。
氏名とサイトURLから、ログイン情報の開示は難しいかと思いますが、何か手立てがあればご教示くださいませ。
よろしくお願い致します。
こういうときは、丁重なお願いが社会人としてのふるまいです。
飲食店の店員に、えらそうな態度を取っているようでは、お里が知れてしまうので、やめた方が得策ですよ。
【補足】
お里が知れる=言葉遣いやしぐさによって、その人の生まれや育ちがわかる。よくない意でいう。
引用:御里が知れる(おさとがしれる)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 – goo国語辞書
ヒントをもらえた!
対応のスピードは恐ろしく早かったです。
大手なので2.3日後の返信を覚悟していたのですが、長くサービスを続けているだけありますね。
で、なんとヒントをもらえました!
お問い合わせいただきました件に関しまして、
誠に申し訳ございませんが、不正ログイン防止のため、
ログイン情報のご案内は控えております。下記にお客様のご登録状況をご案内いたしますので、
ログインの際にお役立てください。お調べいたしましたところ
https://***.com/のサービスは
【w*****q****x@yahoo.co.jp】でご登録いただいております。
(※ *印は英字です)該当のメールアドレスを思い出していただき、
メールアドレスが有効な場合は、
下記URLよりパスワードの再設定を行ってください。
ですが、こっちは「失念」しちゃってるわけです。
ヒントはうれしかったですが、見てお分かりのように、全く見当もつきません。
ただ、別のことを思い出したのです。
「あ、これ、ヤフメのアカウント部分はランダムで設定したヤツだ・・・」
はい、終了。
めげずに食い下がる
しかしですね、まだ、チャンスはあったんですよ。
お問い合わせの返信には、続きがありまして、
なお、現在ご登録のメールアドレスでパスワードの再設定を行えな
い場合は、
ご本人様確認ができた後に、こちらでメールアドレスを変更いたしますので、
下記の項目をご連絡ください。メールアドレス(思い出せる範囲で):
パスワード(思い出せる範囲で):
ニックネーム:
ご利用サービスやURLおよびブログ名:
ID登録時期:変更希望のメールアドレス:
(すでに登録済みのメールアドレスへは変更できません)
という内容です。
要は本人確認なのですけど、これもお察しの通りで、希望が薄い・・・。
思い出せる範囲も何も、ランダムで適当にキー打ったことなんて、覚えてないっす(泣)
ニックネームなんてつけたっけ?登録時期もわかんねー!とまあ、八方ふさがりとはこのことです。
これでは本人確認にはならないことを承知で、正直に、わからない部分はわからないと返信したのですよ。
本人確認叶わず
ですよねー、な返信が届きました。
お客様からお知らせいただいたニックネーム・パスワードなどが
登録情報と一致しておらず
ご本人様確認ができませんでした。恐れ入りますが、今一度ご確認いただきまして、
再度ご連絡いただけますでしょうか。メールアドレス:
パスワード:【b##*1***#*】
ニックネーム:【F******5#####***】
(※ *印は英字、#印は数字です)
登録時期:
※ 何月頃
至極真っ当な返信です。
これにキレるようでは、飲食店店員へのマウンティングだけが自尊心を保つ手段であるヘッポコな大人と同類になるので、さらなる本人確認手段を模索します。
パスワード、これもランダムで生成したので、脳には残っていません。
ニックネームも、英単語と数字を組み合わせたことだけは思い出しましたが、これも皆目見当がつかない。
もはやこれまで。
介錯を願う
もう、こうなってしまっては、削除依頼しかないと考えて、そちらで削除して欲しいと訴えました。
サイトの運用は諦めて、ハラキリの介錯を依頼したのです。
返ってきたのは、
お問い合わせいただきました件に関しまして、
弊社ではサイトの削除依頼は承っておりません
くっころです、くっころ。
くっコロ=マンガの世界で敵の捕虜となった女性騎士が、つい、吐いてしまうセリフ。
騎士道精神と自らの心身が汚されるぐらいなら、いっそ、潔く命を落とした方がよいとの高貴な思考から、「くっ!〇せ」と口走ることからきています。
別に筆者は騎士道なんてものは持ち合わせてはいませんが、どうにもならない我がサイト、放置のままでは忍びないとの思いはありますよ。
非表示への道
削除はダメだけど、非表示ならいいよってことで、
下記の条件が両方揃った場合のみ、サイトを非表示化にすることが
可能です。 1.サイト管理者へ送ったメールに関して返答がなかった。
2.下記の書類を全て提出している
・会社の登記簿
・住所証明書(会社の住所を証明できるもの-公共料金の手紙、はがき等)
・自身がサイトの会社の一員であることの証明と宣誓
・サイトを非表示化することへの同意書
と書かれていたのです。
あれま、結構、おおごとじゃね?
1は確定しますよ、もう、すっかり使われていないメールアドレスなんですから。
問題は2ですよ。
そんなガッツリ身分証明が必要?
まあ、わからないでもないですけどね、うっかり間違って別のサイトを非表示にしてしまうことがあっては絶対にいけないわけで。
運営側のリスクを考えると、当然の対応になるかなと。
結末は?
現時点では、放置と書類提出を天秤にかけるとですね、やや放置に傾き始めている自分がいます・・・。
何事も適当なことしちゃダメですね。
完全に自業自得です。
悔いが残ります。
まとめ
無料ホームページや無料ブログサービス、かつて、たくさん利用してきました。
いろいろあって独自ドメインでの運用に切り替えた時に、モレてたんでしょうね。
生き残ってるサイト見た時、ちょっと懐かしさも感じましたので、何とか救い上げたかったのですけど、無念です。