手足が冷えると眠れない?入眠のメカニズムと手足が冷えて眠れないときの対処法について【15分で解決!】
手足が冷えると眠れないのは何故?入眠のメカニズムを知れば、お風呂に入るタイミングがわかり、寝つきが良くなりますよ。また、手足が冷えてどうしても眠れないときの対処法についてもご紹介します。この方法なら15分もあれば即解決です!
手足が冷えていると眠れない
寒い冬がやってきましたね。
そんな寒い夜に寝ようと思って布団に入った時、手足が冷えていてなかなか眠れないことってありませんか。
足を擦ってみたり、こすり合わせてみたりしても、なかなか温まってこず、いつまでたっても眠れない…。
布団を温めれば良いのでしょうが、我が家には布団乾燥機はありません。
なので、私は寝る少し前に湯たんぽを布団の中に仕込んでおくようにしています。そうでもしないと眠れませんので。
ちなみに湯たんぽは、寝る少し前から布団の中に入れて、ちょうど寝たときに心臓の位置の場所にあたるところへ配置しておきます。
そして寝るときに、足元に移動させ、足を温めながら寝ると良いそうです。
そうすることで、ちょうど体の中心部分にあたる箇所が温まっているので、体全体が暖かく感じられ、かつ冷たい足を湯たんぽで温めながら寝れるので、寒さを感じることなく眠りにつけるそうです。
これは雪国育ちの妻から教えてもらった知恵です。お試しあれ。
体は熱を放射したあとに眠たくなる
ところで、なぜ手足が冷たいと眠れないのでしょうか。
寝る頃に手足が冷たい理由は、お風呂から上がって時間が経ちすぎているからです。
冬場は寝る1時間前にお風呂から上がるくらいが丁度よいそうです。
というのも、入眠のメカニズムは、体が温まった状態から熱が放出され、体の深部の体温が下がるときに眠気が訪れるようにできているからです。
これを逆算すると、寝る1時間前にお風呂に上がるとちょうど良いことになるわけです。
なので普段は夕飯前にお風呂に入るという人も、寒い冬場だけはお風呂に入る時間を変更することをおすすめします。
手足が冷えて眠れないときの対処法
もしも体がすっかり冷めてしまって、寝る頃には手足が冷たくなっていて寝つけないという場合は、次のことを試してみてください。
1つは、足湯に入ることです。
お風呂の残り湯があれば、そこに足だけ浸かって10分くらい温めます。
10分も浸かっていると足は温まりますので、その後すぐに寝れば放熱効果で眠気が訪れます。
寒さに震えながら1時間近くも眠れないと寝返りを打つよりも、諦めて一旦起きて、足湯に浸かれば15分もあれば解決できますよ。
あと、なかなか寝付けない理由は交感神経が働いていて、緊張状態にあるからというのもあります。
緊張をほぐすには、更に身体を緊張させることで、その後の弛緩を利用すると良いそうです。
具体的には、仰向けに寝た状態(ヨガの屍のポーズ)で、手・足・頭を力を入れてグーッと上に持ち上げます。力を込めたまま10秒間くらいキープした後、身体の力を抜いてパタリと下ろします。
これを3回くらい繰り返すと、緊張はかなりほぐれます。
そうすることで副交感神経が優位になり、やがて手足もポカポカして眠れる状態になります。
足湯と合わせると、効果は絶大です。
靴下を履いて寝てはいけない
よく寒いからと言って、冬場に靴下を履いて寝る人がいますが、靴下を履いて寝るのは体に良くないそうです。
というのも、足の裏は寝ている間に発汗して体温の調節をしているためです。なので足の裏を布で覆ってしまうと、体温調節が上手くできなくなってしまうそうです。
どうしても足が寒いという人は、ふくらはぎを温めるためのレッグウォーマーを履いて寝てください。
もしくは湯たんぽを使えば、裸足でも温かいですよ。
まとめ
不思議なことに、起きているときは大して足が冷たくないのに、寝ようとして布団に入ると足が冷たくなっているんですよね。
今日は湯たんぽはいらないかなと思っていても、結局は「入れておけばよかった!」となります。
これもお風呂を夕飯前にとっとと済ましてしまうので、体の芯が冷えてしまっているせいでしょう。
また眠る直前までスマホやパソコンなどを見ていると、ブルーライトで脳が覚醒してしまい、寝つきが悪くなります。
寝る少し前から部屋の灯も少しずつ暗くして、静かに読書などをして過ごし、眠くなったタイミングで寝るというのがベストな入眠の流れです。