どんなに長い小文字の英文でもたった3秒で大文字に変換する小ワザをシェア
事情があって、小文字で書かれた英語の文字列を、短時間で大文字にしなければならない機会が増えました。
ミスがあってはダメなので、できれば手入力による打ち替えは避けたい・・・。
そんな状況を打破するツールがありましたので、どれだけニーズがあるかわかりませんが、その方法を紹介します。
もくじ
Clibor(クリボー)というツール
クリップボードの編集などが可能なツール「Clibor」が今回の主役です。
シンプルなのに高機能で使いやすいと3拍子揃った秀逸なツール。
できることは、クリップボードの
- 履歴を残す(最大1万件)
- 文字例の編集
- 削除
- 整形
- 変換 ← ココがカギ
- 先入れ・先出し
- サーチ機能
- 定型文として登録
などです。
注目機能の紹介
5.6文字程度なら手打ちで入力し直した方が格段に早いですが、名前とか住所などは誤植は厳禁です。
ゆえに機械的にパッと大文字変換できる方が安全確実となります。
Cliborには文字列変換として、
- 小文字
- 大文字
- 全角 ⇒ 半角
- 半角 ⇒ 全角
- TAB ⇒ 空白
- 空白 ⇒ TAB
- 改行コードを削除
以上の7つの選択肢があります。
今回は「2」が大いに役立っている事例の紹介なのです。
その他も魅力満載な機能が満載ですが、詳しくはページ末に記している公式サイトをご覧ください。
英小文字を大文字にする方法
実際にクリップボードの英小文字の文字列を大文字にする手順を紹介します。
仮に「qwertyuiop」という文字列が対象の場合、
- 「qwertyuiop」をコピーする
- Cliborを開く(ポップアップさせる)
- 「qwertyuiop」を右クリック
- クリップボード転送(変換)を選択
- 「2:大文字」を選択
- Cliborに大文字の「QWERTYUIOP」が表示
- 「QWERTYUIOP」をペースト
で目的が果たせます。
手順数は多く見えますが、実際にオペレーションすると大した手間ではありません。
特に英字またはローマ字入力に慣れていない人にとっては助かる機能です。
Cliborと5ボタンマウスは好相性
コンテンツのコピーは通常、右クリックまたは「Ctrl+C」ですが、その作業をマウスのボタンひとつで可能にしています。
普段、5ボタンのマウス(エレコム ワイヤレス M-XGL10BB)を使って作業しているので、そのような設定ができるのですが、Cliborとの作業的な相性が格段に上がりました。
そもそもコピペって、WEBライティングにしろ資料作成にしろ、テキストの打ち込み系では重宝する機能です。
クリップボードの履歴が残せる機能のお陰で、直前にコピーしたものだけでなく、過去のコピーの使い回しができるだけでなく、定型文として保存できることで効率化が可能になります。
まとめ
「どんなに長い小文字の英文でもたった3秒で大文字に変換する小ワザをシェア」というテーマで、ちょっとしたチップスをお届けしました。
Cliborというソフトは、もう随分と長く利用させてもらっていて、無料とは思えないほど高機能。
開発中止などのアナウンスがあったら利用者としては困るレベルです。
まだまだ進化を期待しています。