ささくれは、なぜ痛い?痛みの理由は症状の悪化が原因?症状の見分け方・ささくれの治し方など

指先などにささくれができると、洋服が引っかかったときや、手洗いのときなどに痛いですよね。この痛み、あまりに痛みが強いようなら、もしかしたら感染症に発展しているのかもしれませんよ。ささくれが起こす感染症の見分け方や、ささくれの原因、直し方などについてお伝えします。

ささくれとは

「ささくれ」は「さかむけ」とも呼ばれ、爪まわりの皮膚が部分的にむけて、めくれ上がってしまっている状態のことです。

ささくれは、できてすぐの状態だと傷みを感じることもほぼないそうです。しかし、洋服の繊維などにひっかけることで傷口が広がり、やがて強い痛みとなって感じはじめます。

そして、水仕事や手洗いをするたびにピリピリと痛く、皮膚がさらにめくれて症状が酷くなってしまうのです。

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ささくれの原因

ささくれは何故起こるのでしょうか。

通常、皮膚の表面は水分と脂分によって守られています。それが乾燥などにより皮膚の水分や油分が失われてしまうと、爪の周囲の弱い皮膚が裂け、ささくれができてしまいます。

皮膚の乾燥は、冬場の空気の乾燥だけでなく、アルコール消毒による脱脂や、洗剤による手荒れ、パソコンや紙類を扱う仕事、手を頻繁に洗う生活環境なども大きく影響しています。

また、不規則な睡眠やダイエット、ストレスなどの生活習慣の乱れ、たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどの不足からも、ささくれが起こります。

どうですか?あなたも心あたりがある理由が、あるのではないでしょうか。

ささくれが痛い理由は悪化が原因かも

ささくれを無理やり引っ張って抜いたり、ちぎったりすると悪化を招いてしまうことがあります。

腫れや強い痛みがみられるようなら、「爪周囲炎」や「ひょう疽」などの感染症に発展しているかもしれません。

爪周囲炎

爪周囲炎は、ささくれの傷からブドウ球菌や連鎖球菌、大腸菌などが入りこみ、爪の周囲に炎症を起こす病気です。

爪の周りが赤い、爪の周りが痛い、爪の周りが腫れている、などの症状があるようなら、爪周囲炎の可能性があります。

ひょう疽

ひょう疽も症状としては指先の赤みや腫れ、痛みなどがあげられます。症状が進行すると、爪の下や指の腹側にまで膿が溜まっていきます。

さらに悪化してしまうと、骨やリンパにまで炎症が広がるので注意が必要です。

爪周囲炎やひょう疽になると、市販薬ではなく医療機関にて症状に合った治療を受ける必要があります。

赤みが広がっている、痛みが治まらない、一部黄色っぽく変色してきている、などの症状がみられたら、皮膚科にて診察を受けてください。

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ささくれの治し方

ささくれができてしまったら、衣類に引っかかって広がってしまう前に、清潔なハサミなどを使って根元から上手にカットします。

そのうえで、いま以上悪化させないために、液体絆創膏や治癒タイプの絆創膏で患部を保護します。

ささくれを悪化させないためには、こまめに手肌を保湿することが重要です。手洗いや水仕事の後にいつでも使えるように、水回りにハンドクリームを置いておくことをおすすめします。

ささくれを改善するためのハンドクリームとしては、ビタミンE配合のものが保湿効果が高く、血行を促進する効果も期待できます。

ハンドクリームを塗るときは、指の根元から指先に向かってクリームを塗り、指1本1本をていねいに塗り込んでいきましょう。

ハンドクリームを塗った後は手袋で保護するのが理想的ですが、日常生活に支障があるでしょうから、せめて寝るときだけでも綿の手袋を着用するようにしてください。

ささくれの予防方法

ささくれの最も有効な予防方法は保湿です。皮ふを保護する効果がある「ワセリン」、角質層の水分保持力を高める「尿素」、血行改善効果がある「ヘパリン類似物質」などが含まれたハンドクリームの使用をおすすめします。

コラーゲンなどのタンパク質・ビタミン・ミネラル・鉄分・亜鉛などの栄養素を、日々の食事から摂ることもおすすめです。不足分はサプリメントなどで補うとよいでしょう。

水仕事のときは、できるだけゴム手袋を着用し、油分を失わないようにしましょう。

手洗いには、33~35℃くらいのぬるめのお湯と低刺激タイプの石けんを使い、最後はしっかり水分を拭き取るうようにしましょう。

入浴のときも熱いお湯は使わず、40℃までのお湯で入浴するのがおすすめです。

まとめ

ささくれができないようにするためには、とにかくこまめに手の保湿をすることが最も有効だそうです。

同時に何本もの指にささくれができるようなら、生活習慣の見直しが必要という合図かもしれませんね。

ささくれができてしまったら、無理やり引き抜いたりせず、悪化させないようにケアするようにしてください。

痛みが強かったり、爪の周りに腫れがみられるようなら、すぐに皮膚科を受診するようにして下さい。

小さなささくれですが、ズキッと痛みが走る度に不快な気持ちになります。早めに治して、小さなストレスを解消しましょう。

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