ふくらはぎがつる原因とは?つったときの治し方や予防法・ふくらはぎがつる人の不足がちな栄養素について

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夜中にふくらはぎがつるのって、すごくつらいですよね。せっかく気持ちよく眠っているのに起こされ、しかも激痛が走るって最悪です。そんなふくらはぎがつりやすい人のために、つる原因やつったときの治し方、予防法などをお伝えします。またつりやすい人に不足がちな栄養素などもご紹介しますので、対処法としてご活用ください。

夜寝てる時にふくらはぎがつるのは何故

よるふくらはぎがつって目が覚める。もう最悪ですよね。

ふくらはぐがつることを「こむら返り」ともいいますが、この痛みといったら筆舌に尽くしがたいほどの痛みで、思わず飛び起きるとともに絶叫しそうになります。

そんな夜寝ているときに起こるふくらはぎがつる現象は、何故起こるのでしょうか。

その理由の1つが、体内の水分不足、つまり脱水症状が挙げられます。人は眠っている間に想像以上に汗をかいているそうです。そうして失われた水分により、体内のイオンバランスが崩れ、筋肉が刺激を受けて興奮しやすい状態になるそうです。

また、年齢とともに筋肉量が低下することも1つの原因として挙げられます。

筋肉量が減ると血行が悪くなり、リンパの流れも悪くなることから、乳酸などの体内の老廃物が排出されにくくなります。そのような状態になると、末梢神経が興奮を抑えにくくなり、足がつりやすくなるといわれています。

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ふくらはぎがつったときの治し方

では、ふくらはぎがつった場合、どのように対処すればよいのでしょう。

ふくらはぎがつったら、なにはともかくそのつった状態を解消したい。それが何よりも最優先事項ですよね。

ふくらはぎがつったときは、足を伸ばした状態でつま先をつかんで自分の方に引っ張るようにします。

また、とにかく起き上がり、アキレス腱を伸ばすようにするのも有効です。

じっとしていても痛みは収まりませんが、ゆっくり深呼吸をしてふくらはぎをやさしく揉みほぐすと徐々に痛みが和らぎもします。

その後は、水をコップ一杯飲み水分補給をすると良いでしょう。

足がつる人の足りない栄養素

足がつるのはいったい何が足りないのでしょうか。

ひとつは水分が足りません。水をあまり飲まない人は、飲む人と比べるとふくらはぎがつりやすいです。

また、ミネラルのバランスが崩れている人もふくらはぎがつりやすくなります。中でもカルシウムやマグネシウム、カリウム、ナトリウムが不足していると考えられます。

これらは筋肉の収縮や神経の伝達機能と関係の深い栄養素なのです。普段の食事の中で、乳製品や野菜、豆、魚介類などを意識的に摂るようにしてください。

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ふくらはぎがつるのを予防する

ふくらはぎがつりやすいという人は、普段から予防法を心がけると良いでしょう。

その予防方法として、以下のようなものが挙げられます。

  • 体内のイオンバランスを保つために、スポーツドリンクを飲む
  • 水分補給のためにミネラルウォーターを1日1リットル以上飲む
  • 身体を冷やさないよう毎日お風呂に浸かり体を温める
  • ミネラル不足を防ぐために、乳製品、野菜、豆、魚を意識的に摂る
  • ふくらはぎの筋肉を鍛える
  • ふくらはぎに疲労物質をためないよう、マッサージやストレッチをする

また、

  • 寝ているときに足を冷やさないようにする
  • 重い掛け布団を使用しない
  • ハイヒールの着用を控える

といったことも併せて行うようにしてみてください。

まとめ

私はいつの頃からか、よく眠っていて足がつるようになりました。

ひとつは年齢とともに体温が低下し、とくに末端冷え性になってから冬場によく寝ていてふくらはぎがつります。

足が冷えるとふくらはぎがつりやすかたったり、重い布団を使用しているのもよくなかったりするそうです。

そういった理由もあったと思うのですが、これまであまり水を飲まなかったのがよくないのではと思うようになり、最近は意識的に水を飲むように心がけています。

また、ジョギングを始めてから、ふくらはぎのつる頻度が減ったように思います。これはふくらはぎの筋肉量が増したからかもしれません。

みなさんもぜひ、ご自身が不足している点について思い返してみて、ふくらはぎがつらないようできることから対策を行ってみてください。

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