公認心理師ってどんな職業?どうやって資格を得る?働く場所は?ナゾ多き仕事

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世の中には、いろんな仕事があります。

転職や求人を扱うサイトでも、カテゴリがたくさんあって、選択するだけで鬱陶しく感じる時があります。

不況だの何だのと言われますが、求人数はめちゃくちゃ多いです。

ただ、その求人にマッチしないことが多い印象を受けると、「仕事が無い」と一言で片付けてしまうので、市場と個人のマッチングのギャップが誤解を生むという状況も否めません。

仕事が無いと不安になります。

心の健康が崩れると、恐らく精神的な面でサポートする職業が忙しくなることでしょう。

そこで今回は「公認心理師」にスポットを当ててみたいと思います。

公認心理師とは

公認心理士については、厚生労働省のサイトで以下のように書かれています。

公認心理師とは、公認心理師登録簿への登録を受け、公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする者をいいます。

(1)心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析
(2)心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助
(3)心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助
(4)心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供

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公認心理師の受験資格など

受験資格および試験については細かく設定されています。

国家資格あるあるですね。

こちらのページをご覧ください。

参考:公認心理師試験|一般財団法人 日本心理研修センター

そもそも心理士ではなく心理師なんですよね。

薬剤師、医師と並ぶ資格ということでしょうか。

公認心理師の働き方

公認心理師の活躍する場所はどこでしょうか。

似たような資格に臨床心理士(公的資格)がありますが、働き方や職場も大きな違いは無いと思われます。

求人サイトのインディード(indeed)でチェックしてみると、

  • 学校
  • 自治体職員
  • 病院・クリニック
  • 支援団体
  • 資格系スクール
  • 一般企業
  • Webメディア制作
  • NPO

など、非常にバリエーションに富んだクライアントの存在が確認出来ました。

組織に所属しても良いですし、フリーランスとして様々な依頼を業務委託で対応する働き方もあると言えます。

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公認心理師の年収

前述したインディードでチェックしてみると、

  • 月給:20万円~
  • 時給:1,500円~
  • 年収:350万円~

といったレベルが相場と言えそうです。

国家資格だからと言って、特段の高給が約束されている職業ではありません。

組織に所属しつつフリーランスでも活動するとなると、理想の年収は実現できる可能性は高まるものと見ています。

まとめ

「公認心理師ってどんな職業?どうやって資格を得る?働く場所は?ナゾ多き仕事」というテーマで、比較的新しい国家資格である公認心理師にスポットを当ててみました。

2017年に誕生した国家資格ですから、これからますます活躍の場が広がることでしょう。

ただし臨床心理士との棲み分けが一般人からすると不明です。

上下関係は無いものと思いますが、ダブルライセンスを持つ人も現れることでしょう。

メンタルヘルスの業界で働きたいのなら、国が定めた公認心理師を目指すという選択肢が増えたことは歓迎すべきことです。

参考

公認心理師 |厚生労働省

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