【続】アフターコロナの失敗しない転職方法!後悔しない転職のポイントをチェック!
続編です。
前編の記事はコチラ。
アフターコロナの失敗しない転職方法!後悔しない転職のポイントをチェック!
ちょっとおさらいすると、
- 転職はもはやキャリアのひとつ
- 転職に100点はない
- 隣の芝は常に青く見える
- 社外の転職経験者に相談
この4点を前編ではポイントとして挙げました。
今回の続編は、前編の補足も含めての転職ポイントについて述べてみたいと思います。
もくじ
相談相手を選ぶ
少なくとも注意したいのは、相談相手が現職の関係者か否か、転職経験者か否かいう2点です。
特に若手のうちは人脈もなく、身近な人に相談を投げがちですが、
- 相談相手から転職意向が漏れ、現職での立場を失う可能性がある
- 現職関係者は、利害関係の面で主観的に「残留」をお勧めされる可能性が高い
- 転職経験がない方の意見は当然、一面的である
といったリスクが内包されています。
できれば他社で、転職に成功して活躍している人を探し、その方に客観的な意見をもらう方が得策です。
そのような人脈すら無ければ、転職エージェントに登録して、転職活動を始めた方がメリットがあります。
転職市場に対する客観的目線
前述のように、自分には相談相手がいないと感じた場合は、転職エージェントを利用し、転職市場における現時点の自分の市場価値を教えてもらうのと同時に、客観的な意見をもらいましょう。
近年は「ビズリーチ」のような、1つ登録しておけば大小様々な強みを持ったエージェントから連絡が入るような仕組みも整っています。
むろん、エージェント選びはできる限り慎重に進める必要はありますが、人材ビジネスを専業にしている彼らの意見を複数聞いておくことで、自身の商品価値を多角的に見る意識は持って損はありません。
そのうえで、フィーリングが合う転職エージェントを選択するのが良いでしょう。
転職直後の年収だけの確認はNG
年収は、転職を決めるうえで重要な要素の1つです。
もちろん、業務内容を優先して一時的に年収を下げてでも転職したいという方もいますが、年収アップの実現も立派な転職理由ではあります。
注意すべきは、転職直後の年収だけに見るのではなく、転職2年目以降は、どの程度の年収が望めるのか中長期目線を持つことも重要です。
求人情報では年収100万円アップという事例があったとしても、内情は残業の連続によるものということもあります。
大きく年収が上がる背景としては、業績連動制の給与体系である可能性が高いので、性格によっては向き不向きが顕著です。
例えば、フルコミッションの保険会社に転職したものの保険契約がうまく獲得できず、2年目以降は大幅に年収を落とすことになった話などは珍しくありません。
最後は自分で決断
最後は決断です。
古い世代ほど、転職へのアレルギーが見受けられるため、親の性格によっては事後報告も考えておきましょう。
転職するのは親ではありません。
ましてや引退した世代なら、自分の頭の中の知見だけで意見することが多いため、衝突だけして建設的な話はできないことがほとんどです。
決断を邪魔することには手を出さないようにしましょう。
さらに、
- 親や妻がその会社が良いと言ったから
- 上司に相談した結果、転職した方が良いと思ったから
など、他責思考では転職先の職場でも軌道には乗らない可能性もありますので、自分が決断できる段階まで、考えを煮詰めることを忘れないようにしましょう。
まとめ
「【続】アフターコロナの失敗しない転職方法!後悔しない転職のポイントをチェック!」ということで、2回に分けてお伝えしました。
転職活動にはそれ相応のパワーが必要です。
現職で得たスキルや実績を捨てて異業種に飛び込む方向性もあれば、経験を活かして同業種で更なる成長を掴む方向性もあります。
どちらの方向性にしても大いに悩むことと思いますが、ポイントが整理できれば、決断にも余裕と自信が生まれるはずです。