アフターコロナの失敗しない転職方法!後悔しない転職のポイントをチェック!

「コロナの影響で、ボーナスがカットされた…」
「コロナ市況だからこそ、盛り上がっている業界に転職したい…」

コロナの影響で、という言葉だけでネガティブな情報を予感させるほど、2020年春の第一波からは、まさに激動でした。

今までの生活スタイルが激変しつつも、少し落ち着きを取り戻しつつある現状で、思い切って転職したいという気持ちを抱える人も増えているのではないでしょうか。

終身雇用制はもはやミイラ化しつつあり、キャリアと年収アップは転職でしか見いだせないと言っても過言ではありません。

そこで今回は、「アフターコロナの失敗しない転職方法!後悔しない転職のポイントをチェック!」と題して、転職について見解を述べたいと思います。

転職はもはやキャリアのひとつ

かの人気RPGであるドラゴンクエストで転職システムが採用されると、こぞって他のゲームブランドも導入してきました。

ゲーム同様、転職によって自分の特技を活かすことが、キャリアアップの最短ルートであることは間違いありません。

もはや転職について白い眼を向ける人はいないでしょう。

複数回の転職経験はもはや勲章と言ってもおかしくありません。

一方、これまで積み上げてきた現職での信頼関係や実績に固執するあまり、自分で限界を作ってしまっている人もいます。

現在のポジションの居心地が良いほど変化を嫌うため、キャリアが頭打ちになるリスクもあります。

「今の取引先には、本当に良くしてもらっているし…」
「次の職場で、今以上に人間関係が悪化したらどうしよう…」

転職に伴う不安がこみあげ、一歩を踏み出せないという人も多いと思います。

転職に100点はない

上司とそりが合わない、理不尽な仕事を任された、希望ではない部署に異動した等、現職での不満は少なからず転職へのモチベーションに置き換わります。

年収も業務内容も自分の希望に見合った求人が見つかれば、ここではバラ色の人生が待っていると盲目的になってしまいがちです。

しかし、過剰な期待は新しい職場で大きな不満を生み出しかねません。

転職に100点を求めるのは酷な話です。

100点満点の職場が欲しければ、自分自身で作り出すしかありません。

つまり個人事業主やフリーランス、会社経営といったように、自らがトップになるしかないでしょう。

隣の芝は常に青く見える

都市銀行で3年間勤務した後、コンサルティングファームに転職した方の話を例に出します。

銀行員時代は箸の上げ下ろし1つもマニュアル通りに進めないといけないほど、銀行文化は窮屈なものだったそうです。

コンサル会社を志望したのは、自由闊達そうな環境が喉から手が出るほど羨ましく、それが実現できると考えたからです。

しかし実際には、

• 銀行員という社会的信用は大きくローンも一発で通過
• 年収に現れない福利厚生が手厚くて貯蓄がしやすい
• コンサル会社は自由な半面責任も重い
• 上司に守ってもらえない部分も多かった

など、メリットはデメリットがようやく見えてきたと言います。

まさに隣の芝は青かったわけです。

現職への不満が募っている時はどうしても視野が狭くなりがちで、そこから離れることが100点の正解だという勘違いをしていることがほとんどです。

社外の転職経験者に相談

人生で初めての転職は本当に不安なもので、まるで清水の舞台から飛び降りるような感覚になる方も多いと思います。

そのため同僚、現職の先輩、学生時代の友人など、身近な人にとにかく相談を持ちかけ、どうするべきか意見を仰ごうとする人もいるはずです。

しかし、相談相手が転職未経験者では、相談自体がムダになるリスクは高いです。

割合としては「勿体ない」「我慢すればいいことがある」など、全く合理的ではない説得が展開されることがあり、自分の決断をむやみに混乱させる危険もあると考えます。

相談すべきは、転職エージェントか転職経験者に限ります。

その後に、既婚者なら配偶者、独身者なら本当に信頼できる人のみに限定しましょう。

まとめ

「アフターコロナの失敗しない転職方法!後悔しない転職のポイントをチェック!」と題して、転職における見解を述べました。

• 転職はもはやキャリアのひとつ
• 転職に100点はない
• 隣の芝は常に青く見える
• 社外の転職経験者に相談

この4点を、まずは頭に入れておいて欲しいと思います。

会社での昇給やベースアップが、当たり前ではなくなった現代では、収入面にしろスキルや能力アップにしろ、転職でしか上昇が見込めないと考えて良いのではないでしょうか。

必要とされる場所は必ずあります。

年齢も関係ありません。

経験、実績、人柄がモノを言うシンプルな時代になっただけです。