ドルで商品を購入して円で売るのが円安時代の基礎的な商売!ECビジネスは今が参入時か?
円安の話題が、ここ最近は目立っていますね。
なぜ、そんなに円相場が大々的にニュースとして報じられるのか、不思議に思っている人もいることでしょう。
そもそも円安云々については、すでに記事として公開していますので、参照して欲しいのですが、この円安時代で儲かる仕事は、
ドルで買って円で売る
という実にシンプルな物販などではないでしょうか。
筆者も盛んに、とある物販事業の買収アプローチを掛けられていて、悩んでいるところです。
もくじ
円安で得な人々
単純に通貨がドルであるアメリカやカナダあたりで働く日本人は、得た収入を日本円に換金して日本の銀行口座に振り込むだけで、相当な恩恵があるはずです。
月給・・・いや向こうは週給というのが定番だそうですから、仮に週給が1,000ドルだとしましょうか。
1ドル120円なら12万円ですが、今の1ドル150円に迫る勢いだと、約15万円と3万円も自動的にアップします。
月収で言えば10万円以上も、仕事量を増やすことなく儲かるわけですから、笑いが止まらないですよね。
カフェ店員でも毎月40万円ほど安定して得られる環境が、海外で働く日本人に降り注いでいるということです。
何もせずに2倍、3倍と収入が膨らむというのは、痛快でしょうね。
日本に魅力が無くなって帰ってこない人も多くいそうです。
物販は成功の近道?
円安ドル高における物販について、個人的な見解を書いてみますと、前述したように、とある物販事業の買いませんかとオファーがきています。
ただね、ドルの地域ではないんですよ・・・。
どこかといえばインドネシアです。
インドネシアの通貨は「ルピア」で、1ルピアが約0.96円という相場で動いています。(10/19現在)
うーん、あまり旨味がありません・・・。
これだドルの地域の案件だと、ちょっとやってみるかということになったかもしれないです。
事業の売り出し価格が恐ろしく良心的でしたし、現地のバイヤーなどの体制も、そのまま譲渡と言いますか、引き継げることができるので立ち上げに関しては苦労は無いと言ってもいいです。
円安だと人材流出が加速
今の状況、つまり円安傾向が維持、あるいは加速してしまうと、日本国内で懸念されるのは、
- 日本で働く外国人が減る
- 優秀な人材が海外へ流出
ということです。
米国やカナダからやってきて、フタを開けると、
- ニホンハ、モウカラナイヨ!
- ナンデモタカスギルヨ!
となれば、そりゃお国に帰りたくもなりますよね。
ゆえに長い目で見ると、あまり歓迎できないことなのです。
ヒトだけでなくモノについても輸入価格が高くなるわけですから、当然、国内ではさらに高値で販売されて生活にも影響がでます。
というか現実として高くなってきてるではありませんか。
観光客は増える
円安だとアメリカやカナダからの観光客は増えます。
1ドル120円より1ドル150円のほうが、よりお得なわけですから、日本でゲームをお土産として買うぞってなりますよ。
かつての爆買いも地域によっては復活傾向にあるらしいです。
ともかく円安だと観光客が自然に集まってくるので、日本としては外貨獲得の観点から歓迎されます。
どんどん円を落としてほしいというのが、日銀や政府の頭にはあるでしょう。
ただし観光客が円を落としていっても、国力としてはジワジワと弱っていくわけです、なんせ人材流出も同時に進行している可能性もありますから。
ゆえに、今の円安状況がもう少し収まって、具体的には1ドル130円台が、バランスは良いのかもしれません。
あくまでも個人的見解です。
まとめ
「ドルで商品を購入して円で売るのが円安時代の基礎的な商売!ECビジネスは今が参入時か?」というテーマで、円安の影響についての個人的見解を述べてきました。
今、ホットなビジネスは、ドルで買って円で売る物販やサービスです。
短期的なものかもしれませんが、旬ではあります。
すでに海外で働いている日本人の多くは、何もせずに収入が増えています。
ドルで受けた報酬で円に変えて口座に振り込むというパターンが、いちばんおいしいと言えるでしょう。
参照
米ドル/円 – FXレート・チャート – Yahoo!ファイナンス