保育士試験の受験でユーキャンの合格率に目を奪われるな!保育士試験合格のカギとは

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保育士

保育士さんの待遇は一向に向上しませんが、志願者は多いという現実を見ると、魅力的な仕事なのだと思います。

もしくは子どものお世話が大好きで、成長を見届けるのが何よりのやりがいという気概にあふれた女性が多いとも言えます。

保育士さんになるには、試験に合格しなければなりません。
しかも職業イメージと違って合格率は低く難関です。

合格率に関する検索数が多いことも難関を裏付ける証拠になります。

今回は保育士試験の合格率や合格のカギについて調べてみましたのでシェアしたいと思います。

保育士試験におけるユーキャンの合格率

保育士試験に関する検索においては、ユーキャンに合格率の情報を求める人が多いです。

実際に合格率を公表しているのは、厚生労働省になります。
国家試験ですから管掌している省庁のデータの方が確実です。

ユーキャンも国土交通省のデータを引用しつつ記事として公開しているわけです。

令和元年保育士試験実施結果から合格率を計算すると、

  • 受験申請者数 77,076
  • 合格者数 18,330
  • 合格率 約23.8%

となりました。

2割台は低いですね。

ちなみに平成30年度の合格率は19.7%でした。

出典:保育関係 |厚生労働省

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保育士試験の合格率が低い2つの理由

1つ目の理由は筆記試験の多さです。

保育士試験は9科目の筆記試験をクリアすることになっています。
しかも前期と後期で2回受験します。

令和3年度の保育士筆記試験の日程は、

  • 4月17日(土)
    1科目目:保育の心理学
    2科目目:保育原理
    3科目目:子ども家庭福祉
    4科目目:社会福祉
  • 4月18日(日)
    5科目目:教育原理
    6科目目:社会的養護
    7科目目:子どもの保健
    8科目目:子どもの食と栄養
    9科目目:保育実習理論

というタフなスケジュールです。

中学校や高校の期末テストぐらいの科目数をイメージすると良いかもしれません。

保育士の学科試験は一度に全て合格することを条件としていません。
2年または3年かけて、全ての科目に合格するやり方も可能です。

2つめの理由は実技試験の油断です。

つまり実技対策の不足による本番での「やっちまった」というやつ。

実技試験の内容は、以下の3つから2つを選択します。

  • 音楽に関する技術:課題に対する器楽・声楽等
  • 造形に関する技術:課題に対する絵画・制作等
  • 言語に関する技術:課題に対する言葉に関する遊びや表現等

6割で合格なのですが、この「6割」という数字のマジックがミソ。
7割または8割が合格ラインなら受験者全員がピリピリすると思いますが、6割というと少し抜いてもいいんじゃないかという油断が生じやすいんです。

実技試験の難易度は高くないですし、実際に合格率は高いのですけど、1割~2割ぐらいは不合格になっています。

油断禁物です。

令和3年度の保育士実技試験日程は、7月4日(日)です。

保育士試験の勉強法はやっぱりユーキャン?

ユーキャンに限定する必要はないですが、もし社会人になってから保育士の夢を追いかけたい場合は、通信教育がベストな選択です。

例えば、放課後児童クラブで働いていて、受験資格認定(知事認定)の申請が通れば、保育士の受験資格が得られます。

その他に受験資格を得られるチャンスは広いため、まず、保育士の資格を得たいのなら、今すぐ筆記試験対策をスタートしましょう。

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まとめ

保育士試験の合格率はユーキャンの教材で筆記試験対策をすると、上がっていく可能性はあります。

筆記試験は1科目ごとに合格は3年間有効です。

9科目ありますが、

  • 1年目:4科目
  • 2年目:3科目
  • 3年目:2科目

というステップでも良いというメリットがあります。

今からでも遅くないかも。

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