コロナとインフルエンザの同時流行から身を守るには?共通予防策やワクチン 免疫力の上げ方について

コロナとインフルエンザが同時流行しています。コロナ&インフルのW感染から身を守るための共通予防策や、ワクチン接種、免疫力を上げる基本的な方法についてご紹介します。

コロナとインフルエンザの同時流行

現在、コロナとインフルエンザが同時に流行しています。

稀なケースではあるようなのですが、コロナとインフルエンザに同時感染する人もいるそうです。

しかも、同時感染の場合は症状が悪化しやすいとのことなので、注意したいところです。

幸いなことに、コロナもインフルエンザも感染対策は同じです。

なので、しっかり感染対策さえ心がければ、どちらの感染も十分に防ぐことができるはずです。

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コロナ&インフルの共通予防策

コロナとインフルエンザに共通した基本的な感染予防策は、次のとおりです。

  • マスクの着用
  • 手指の消毒
  • うがい
  • 手洗い
  • 換気

現在、飲食や移動の行動制限は緩和されましたが、だからといって油断しないようにしてください。

気になる方は引き続き、飲食時もマスク着用を心がけ、行動は控えめにするなど、自身で対策を行うようにしましょう。

3月中旬に予定されるマスク緩和とは

新型コロナウイルスが「5類」へ移行されるに伴って、3月中旬ころから感染防止対策のルール変更が行われようとしています。

たとえばマスク着用においては、新幹線や高速バス、学校での着用は不要となるようです。

適用時期は3月中旬を予定しているようですが、小中高校などの卒業式のときは、イレギュラーとして適用前であってもマスク着用なしを認めるという内容も出てきているようです。

そういっても感染力が弱くなっているわけではないので、マスクを外すかどうかは各自での判断が必要です。

実際、マスクなしで15分会話をした場合、2メートル離れていても60%の確率で感染するとされています。

それに対し、マスク着用であれば、お互いの距離が50センチ以内であっても感染率は30%程度と、マスクなしの場合と比べて歴然とした差があります。

こうした検証データも踏まえたうえで、状況により判断したいところです。

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コロナ&インフルのワクチンについて

現在、新型コロナとインフルの混合ワクチンは、まだ開発されていません。

アメリカでは臨床試験に入っているようですので、実現する日も近いかもしれません。

ただ、新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンのそれぞれのワクチンを同時接種することは可能です。

ちなみに、インフルエンザワクチン、新型コロナワクチン共に、その他のワクチンとの同時接種できません。

どちらか片方のワクチンを受けた2週間以上後に、他のワクチンの接種が可能となります。

子宮頸がん予防などの予防接種を考えている方は、計画的に進める必要があります。

最も大切なのは感染しないようにすること

なにはともあれ、最も大切なのは感染しないことです。

そのためには感染対策はもちろんですが、抵抗力や免疫力を上げて、ウイルスに強い体を作ることが大事です。

そのためにはやはり、

  • 睡眠
  • 食事
  • 運動

を意識した健康的な生活を心がけることです。

睡眠は1日7時間を目安にしっかりと取り、朝起きたら太陽の光をなるべく浴びるようにしましょう。朝に陽の光を浴びることで、眠る頃にメラトニンが生成され、良質な睡眠を得ることができます。

食事に関しては、糖質や脂質の摂り過ぎに注意しましょう。また腸内環境を整えることも大切です。

そこで大事なのが、食物繊維と乳酸菌です。

冬の食材で食物繊維が豊富なのは、キャベツやかぼちゃ、春菊、ごぼうなどです。またヨーグルトや納豆、キムチなどの発酵食品を摂ることで、乳酸菌も増やすようにしましょう。

動物性タンパク質は野菜と一緒に摂らないと、腸内環境を悪化させてしまいますので、注意してください。

運動は、週3回、1回30分のウォーキングがおすすめです。

朝に行うのが理想ですが、時間の取れない人は夕方に行うか、通勤時間を上手に活用してみてください。

まとめ

受験シーズンって、インフルエンザのシーズンでもあるんですよね。

それに加えて昨今は、新型コロナの感染対策も必要になります。

大切な時期だけに、本人はもちろん、家族一丸となって感染しないように気をつけたいところです。

これを機に抵抗力や免疫力を上げる習慣を身につけることをおすすめします。

3月にはマスク緩和も施されるようですが、なにわなくとも感染しないことが最も大事なことなので、じょうきょうにより自己判断で行うようにしてください。

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