怪しい印象を与えてしまいがちな造語の例!一歩間違えると胡散臭く見える造語
日本語って難しいです。
日本人が言うのだから間違いありません。
わざわざ「国語」という勉強を、少なくとも小学校と中学校の義務教育期間の9年と+αも継続して学んでいるはずなのに、尊敬語や謙譲語、丁寧語の区別に自信があるとは言い切れません。
しかもネットから出てきがちな略語に、意識高い系が使いたがる英語かぶれのビジネス言葉まで、もはや何が正しい日本語なのかすらわかりません。
一説にはNHKのアナウンサーが正しい日本語を使っていると言われますが、その根拠がわからないので難儀です(汗)
そんな日本語ではありますが、ちょっと気になる造語があるので、今回のテーマとすることにしました。
もくじ
造語の例とその印象
造語にも、
- 心地よいもの
- つい使いたくなるもの
- 市民権を得ているもの
- それどうなの?
など、印象はさまざまです。
例えば、個人的にも好印象なのは「ポケモン」「ユニクロ」「グロービズ」「マエケン」「ググる」「ゴジラ」などがあります。
ゴジラなんて「ゴリラ」と「クジラ」を合わせた造語というのは有名な話ですよね。
漢字を変えた造語に違和感
好印象な造語だけではありません。
あくまでも個人的な感情ではありますが、何となく、もやもやする造語もあります。
意味とかではなくて漢字の使い方に対してです。
例を挙げると、
- 人財(人材)
- 顔晴る(頑張る)
- 元氣(元気)
- 豆富(豆腐)
- 護美箱(ゴミ箱)
といったところです。
上記のような漢字の表記をしている人は、もっともらしい根拠を述べていますけど、
- 言葉遊び
- 注目を集めるための手段
- ダジャレの延長
- 個人のブランディング戦略
としか思えないわけです。
胡散臭いと感じた人も決して少なくないはずですし、一部上場企業が公式に使ってるのは見たことありません。
だから、そういうことなんですよね・・・。
和製の意識高い系では?
ビジネス用語にカタカナを使いたがる意識高い系、随分と減った感じがしますが、やはり、良い印象を持たれなかったと自覚したからではないでしょうか。
「運営中のブログが100万pvまでグロース」
なんて言われたりすると「お前はルー大柴か」って突っ込まれるのがオチです。
成長と言えばいいじゃんってことですよ。
会社内で上司が部下に対して「君もグロースしたな」なんて言わないでしょう。
ゆえに「人財」とか使いたがる人と意識高い系がカブッてしまうわけです。
これが胡散臭さの原因ではないかと推測しています。
センスが良いと自画自賛?
どこか得意げに耳慣れない造語を使っている人を見ると、自分のセンスに自惚れている感じがして引いてしまうのは、筆者の性格が捻じ曲がっているからでしょうか(汗)
誰か教えてください。
まとめ
ともかく、妙な手段で目立とうとするのは、逆効果ですね。
関連情報
日経新聞でも造語について取り上げてました。