冷え性に悩む人のお風呂の入り方!改善ポイントは時間?温度?それとも入浴剤の種類?
女性に多いと言われる冷え性ですが、どうやったら改善するのか、当事者はいつも手探りしているイメージです。
筆者も若いころは、めちゃくちゃ、ひざ下から足のつま先まで冷え切っていた時期がありましたが、いつの間にか改善されています。
何もせず放置という最悪な方法ですが、加齢とともに体質が変化したということで、勝手に片付けています。
しかし、本当に悩んでいる人にとっては、少しでも冷えを治したいと思っていることでしょう。
そこで今回は、冷え性の改善ということについて、知ったことをシェアします。
冷え性のメカニズム
なぜ冷え性という症状が起こるのか?
よく言われる原因としては、
- 血流障害
- 神経障害
- 心機能低下
- 低血圧
- 運動不足
- 自律神経の乱れ
といったことが挙げられます。
メディカルノートから引用すると、
私たちの体には体温を調節する仕組みが備わっており、寒さを感じると血管が収縮することで体内の熱を外に逃がしにくくしたり、震えによる筋肉の運動で熱が産生されたりすることで皮膚の温度を保っています。しかし、この調節が上手くいかなくなると、手足の先端などが冷えやすくなるのです。
とあります。
冷え性を放置するリスク
筆者の場合は冷え性を自覚しながらも放置して、たまたま、今は何ともないようになりましたが、放置するリスクはやはりあるようです。
具体的には、
- 頭痛
- 肩こり
- しびれ
- 便秘・下痢
- イライラ感
- 不眠
などの身体や精神的な症状が出現します。
重症化すると「しもやけ」になるのですが、あれって、相当に痛いらしいですね・・・。
ウチの奥さんが子ども頃、よくしもやけになっていて、ヒビ割れすると堪らなく痛いそうです(汗)
現代っ子も「しもやけ」にはなって欲しくないですね。
冷え性改善のポイント
単純に風呂で温まるというのが素人的な意見になるわけですが、やはりの入浴は改善に大きく貢献するようです。
まず、やってはいけないことは、熱めの温度で長時間入ること。
入浴を医学的に調査してきた教授が、そのように述べています。
改善を促す入浴のポイントとしては、
- 温度:39~40度
- 時間:10~15分
- 方法:全身浴
となります。
少しぬるいかなという温度の方が、入浴後も温かい状態を維持できるというのです。
熱い温度だと、入浴直後は温かいものの意外と早く冷えてくるというのが、調査結果に出ているといわれています。
炭酸系の入浴剤がおすすめ
そしてまさかの入浴剤です。
温泉気分を味わいたいがために、入浴剤を入れたりはしますが、医師が入浴剤を推奨するとは意外でした。
とは言え、ツムラとか医薬部外品の入浴剤とは販売してますからね、医師が推奨してもおかしくはないか・・・。
おすすめは炭酸系の入浴剤です。
炭酸が皮膚から吸収されて血管を広げて、血行促進に繋がるからというもの。
それと大事なのは入浴後も身体の保温を心がけることです。
まとめ
「冷え性に悩む人のお風呂の入り方!改善ポイントは時間?温度?それとも入浴剤の種類?」というテーマで、冷え性の改善について書きました。
最も効果的なのは、炭酸系の入浴剤を入れて、比較的ぬるい温度で全身浴ということになりました。
ただ、寒いときにぬるま湯って、それもイヤじゃないですか(汗)
40度って、そこそこ物足りない温度ですよね・・・。
だけど入浴剤が血行を促進する分、温かく感じるかもしれません。
お試しを。
参照
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