入社式は親も出席する時代に突入!親離れできない子と子離れできない親が少子化の原因か
いやー、信じられないことって、やはり起こるものなのですね・・・。
4月といえば、新たな門出のイメージですが、新社会人にとっては期待と不安が入り混じりながら、入社式を迎えます。
ところが、昨今の入社式には親が出席するという時代なのです。
もちろん割合としては多くは無いのですが、マジで、ちょっと考えさせられます。
そこで今回は、親離れと子離れについて書いてみます。
もくじ
入社式に親が来る割合
Yahoo!JAPANが実施したアンケートですが、「あなたが新卒で入社した会社の入社式に親は出席しましたか?」の問いに対して、
- はい:14.4%
- いいえ:85.6%
という結果だった模様。
多分「はい」の割合は、今後、右肩上がりとなるような気がします。
「はい」と答えた人の内訳は、
- 安心した:24.1%
- うれしかった:21.3%
- 出席しないでほしかった:17.6%
- 恥ずかしかった:13.0%
- 正直、嫌だった:4.6%
となっています。
上位2つの45.4%は、ちょっとヤバいですね・・・。
対象は男女542人ですから、単純計算で「はい」の人数は78人。
その中で好意的だった45.4%は35人と推測されます。
男女比までは不明ですが、結構、多いなという印象しかありません。
親の目的
親が入社式に参加する目的は不明ですが、推測するならば、
- 心配
- ハレの日だから
- 興味本位
- 愛するあまり・・・
というのが相場ではないでしょうか。
そこに高尚な理由はないですよ、きっと・・・。
子どもの可愛さゆえの行動だとは思いますが、エスカレートしそうで怖いですね。
しかも将来的なことを考えると、親とセットでが相場のような気もするので、大体、少子化に拍車が掛かるかなと。
親がしゃしゃり出すぎる、ロクなことはないのが、古来からの定説だと思うんですけどね。
まあ、他人のことなので、知らんけど。
8割の自立心に期待
個人的には、このアンケートに回答した8割以上が、すでに自立心を持っているようだと考えています。
もちろん自立心はあるのに、親がノコノコ出てきて気まずい思いをした人もいるでしょうけど、今後、大きな亀裂が生じなければよいですけどね。
親を喜ばせたいなら、入社式に呼ぶ意外にも方法がありそうな気もします。
傍から見たら、親離れ子離れできてないと、そんな印象を持たれてもしかたがありません。
というか、たぶん、その目で見られます。
世間の第一印象なんて、親子で喜んでいるケースなら、考えたりしないんでしょうね。
想像力が働かないか・・・。
企業の目的
仮に企業が、ある目的をもって親を招待、もしくは出席を認めるとしているならば、どういったことが考えられるか?
一例では、家族経営を標榜している企業が、実行しているようです。
実の親と会社で、子の成長を見守ろうという意図なのでしょうけど、なんとなく宗教的な結びつきを連想されせるのは、筆者だけでしょうか。
仲間とか家族とか、経営者が言ってる企業って、あまり信用してないという面もあるから、そのような考え方になっているのですが、なんだかしっくりしないなあ。
まとめ
「入社式は親も出席する時代に突入!親離れできない子と子離れできない親が少子化の原因か」というテーマで、入社式について書きました。
親の参加は、イヤですね、自分だったら・・・。
多分、我が子もそう言うと思います。
実際に、我が子の入社式にはまったく興味はないですし、もう、成人してるんだから(汗)
結婚したくない、できないって、少子化って、こういう部分がジワジワとボディーブローのように効いてくるのではないかなと考えます。