離れて暮らす要介護3の独居老人の安否確認のため見守りサービスを導入した
私事ですが11月の下旬に、約1年ほど入院していた義父が自宅に戻ってきました。
自宅と言っても我が家ではなく、遠く離れた持ち家での一人暮らしです。
しかも要介護3(汗)
本人は頭脳明晰で一点の認知症の曇りも無いため、一人暮らしを希望したわけですが、残念ながら連絡手段(生存確認)が電話しかありません。
若干、聴力が落ちてきているため、スマホの呼び出し音が聞こえない時もあるのです。
そこで見守りのしくみを導入することにしたので、今回は、見守り支援サービスについてシェアしたいと思います。
もくじ
要介護3なのにiPhone13を欲しがる義父
要介護3と聞くと「寝たきり」のイメージがあるかもしれませんが、義父の場合は、約1年間の入院によって体力は落ちてはいるものの補助なしでの歩行は可能です。
自動車の運転はできないので突発的な外出は専らタクシーとなりますが、日常生活においては週2回、介護ヘルパーさんが食事の準備や買い物などの身のまわりの世話をしてくれます。
さらには別の日程で週2回の介護施設でのリハビリや入浴、食事のサービスを受けています。
趣味はインターネットです。
ゆえにiPhone13を欲しがるのですが、さすがに介護サービスを受けるにあたって出費が嵩んでしまったので、購入するかどうか迷っている様子。
しばらくしたら購入すると予想しています。
見守り支援サービスの内容
連絡手段がスマホのみということで不安がありましたので、思い切って見守り支援サービスを探して契約することにしました。
採用したのはコチラ。
「あなたの安心®」簡単・シンプルな高齢者見守り支援サービス | 株式会社コンテック
取っ掛かりは、こちらのしくみを利用して、しかるべき時期に見直しをする所存です。
見守り支援で気を付けたこと
当初はカメラ付きを検討していたのですが、義父の性格からすると、1日中見張られているのは気にくわないだろうということで、選択肢から外すことにしました。
元来、自由人なので、ただでさえガラッと変わった私生活でストレスもあるでしようから、さらなる負担は避けたいのです。
採用したサービスは、人感により動きを知らせるもので、これならば気にならないものと判断しました。
しかも想定していた費用よりも随分と安かったので、ほぼ即決でした。
見守り支援サービスの競合
コンテック以外に検討したのは下記の2社です。
単身高齢者向け見守りサービス「ドシテル」:スマートライフ事業第一弾:日立評論
leafee(リーフィー)|低価格ではじめるホームセキュリティ
ドシテルは料金的な面、リーフィーは選択肢が多いので次のステップに相応しいかもということで保留としました。
見守りサービスは増えているので、検討にも時間がかかります。
どのレベルで見守りたいのかを先に考えたほうが良いなという印象を持ちました。
見守り支援サービスの種類
見守りサービスは、担当者による訪問が真っ先にイメージされますが、ネットを利用したサービスが主流です。
一般的な見守りサービスは、以下のタイプに分かれます。
- 訪問型(かけつけ型)
電話、自宅訪問などコミュニケーションを取りながら対応 - センサー型
人感センサーを通じて見守り - カメラ型
映像を配信しての見守り - 通報型
緊急時に通報する
業者によっては上記の組み合わせもあるので、まず、欲しい機能を挙げてから検討すると良いです。
ちなみに郵便局も見守り支援サービスがあります。
こちらは月1回の訪問がベースになっています。
まとめ
「離れて暮らす要介護3の独居老人の安否確認のため見守りサービスを導入した」というテーマで、見守り支援サービスについてシェアしました。
筆者と似たような境遇の世帯は少なくないと思います。
慣れ親しんだ自宅を離れたくないのは、年齢とは全く関係ありません。
第三者が不便だとしても本人からしたら日常ですから、安易な移転、引っ越し、施設への入居などは慎重に行うべきだと実感します。
本人の意見を尊重し、日常は介護サービスに任せると腹を括ることも肝心だと考えます。