微妙に役立つ年号(元号)から西暦・西暦から年号(元号)変換する簡単な暗算での計算方法!
普段は必要でなくても、ここぞというときにサッと対応できる方法を、いくつか身に付けておくと非常に便利だなと感じます。
危機対応やリスク回避というレベルではありませんが、Tips(小技)はいくら自分の引き出しに入れておいても損ではありません。
今回は、実際には機会は少ないもののサッと答えが出せるとスッキリする問題について、解決方法を授けたいと思います。
例えば、音楽番組などでアーティストがデビューした年、流行った楽曲が発売された年について、昭和か平成かを簡単に知ることができて便利です。
もくじ
西暦と昭和の変換計算
西暦から昭和〇年を知る場合は、西暦の下2桁から25を引きます。
例:1985年
85-25=60 ⇒ 昭和60年
昭和〇年から西暦を知る場合は、西暦の下2桁から25を足します。
例:昭和55年
55+25=80 ⇒ 1980年
例:昭和64年
64+25=89 ⇒ 1989年(平成元年)
西暦と平成の変換計算
西暦から平成〇年を知る場合は、西暦の下2桁から12を足します。
例:2000年
00+12=12 ⇒ 平成12年
平成〇年から西暦を知る場合は、西暦の下2桁から12を引きます。
例:平成20年
20-12=8 ⇒ 2008年(2000をプラス)
例:平成元年(1年)
1-12=-11 ⇒ 1989年(2000からマイナス) ※2011年はあり得ない
西暦と令和の変換計算
西暦から令和〇年を知る場合は、西暦の下2桁から18を引きます。
例:2019年
19-18=1 ⇒ 令和元年(1年)
令和〇年から西暦を知る場合は、西暦の下2桁から18を足します。
例:令和2年
2+18=20 ⇒ 2020年(2000をプラスする)
変換キーは「25」「12」「18」
変換キーとして重要なのは「25」「12」「18」の3つの数字です。
- 昭和:25
- 平成:12
- 令和:18
後は足し引きして、1900年代(昭和・平成)か2000年代(平成・令和)か判断するだけになります。
ただし平成だけは1900年代と2000年代を跨いでいるので、補助キーとして「平成元年=1989年」を覚えておけば問題なしです。
また補足ですが「昭和64年は1/7まで」「平成元年は1/8から」「平成31年は4/30まで」「令和元年は5/1から」という節目も覚えておくと良いかも。
西暦・年号(元号)あるある
西暦と年号の変換が、スッといかないケースは個人的にもありました。
前述したようにアーティストのデビューや記憶に残っている楽曲の発売年など、西暦表示が多いためです。
意外に年号に直したほうが、当時の記憶を思い出せるフシがあるのですが、そんなことありませんか?
それと関連性があるかどうかは不明ですが、履歴書における学歴・経歴は年号で表記します。
西暦で書くことは無いですから、やはり日本人としては年号をベースに記憶が定着しやすいのかもしれません。
年号と元号の違い
備忘録として書きますが、元号と年号の違いについては、意味自体は同義語との認識でOKです。
ただし、明治の改元と現行の法律である「元号法」から、年号よりも元号が一般的と解釈されます。
ちなみに元号とは天皇の即位から数えるものです。
しかし一方で、元号と年号の違いについては専門家の間でも意見が分れているようなので、ぶっちゃけどっちでもいいってことなんでしょう(汗)
まとめ
「微妙に役立つ年号(元号)から西暦・西暦から年号(元号)変換する簡単な暗算での計算方法!」というテーマで、変換のモヤモヤを解消する方法を書きました。
こんな感じで数学なども解けるといいんですけどね(汗)
最後におさらいです。
- 西暦から昭和:25を引く
- 昭和から西暦:25を足す
- 西暦から平成:12を足す
- 平成から西暦:12を引く(平成11年までは1900年代)
- 西暦から令和:18を引く
- 令和から西暦:18を足す
キーとなる元号と西暦の節目は以下のとおりです。
- 昭和64年(1989年)は1/7まで
- 平成元年(1989年)は1/8から
- 平成31年(2019年)は4/30まで
- 令和元年(2019年)は5/1から
以上です。