新型コロナウィルス、懸念される新たな変異株「ミュー株」が国内で初検出 その特徴とは?

デルタ株に次ぐ新型コロナウィルスの変異株である「ミュー株」が、国内で初めて確認されたそうです。懸念される変異株(VOC)となるミュー株、いったいどんな特徴があるのでしょう。

新たな変異株「ミュー株」を検出

日本でもデルタ株が猛威を奮い、一時は過去最多の感染者の記録を毎日塗り替えていくほどでしたが、少し落ち着きを見せ、減少傾向に入ったように感じられます。

そんな中、新たな変異株「ミュー株」が、日本でも海外より帰国した2名から検出されました。

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ミュー株の特徴とは

ミュー株は南米のコロンビアで今年の1月に初めて確認された変異株です。

このミュー株は、感染力やワクチン効果において、何らかの影響がある可能性のある「注目すべき変異株(VOI)」として、WHO(世界保健機関)により分類されています。

気になるミュー株の特徴としては、「免疫逃避」の可能性が指摘されています。「免疫逃避」とは、現在のワクチンがうまく機能しない可能性があるというものです。

感染力や致死率については、まだ未知の部分が多いのですが、ワクチンが効かないとなると、これは大きな問題となってきます。

全世界では、感染者の1%程度と主流ではないミュー株ですが、コロンビアでは既に約4割がミュー株ともいわれています。

今後ミュー株が増え、いまのワクチンの効果が薄いとなると、世界中に広がる可能性もないとは言えません。

警戒すべきは「懸念されている変異株」だが…

現在、世界で感染に関して注意を払っている変異株は、「懸念されている変異株」に分類されるデルタ株です。

それに対し、「注目すべき変異株(VOI)」のミュー株は、まだそこまで多く普及していませんし、感染力や致死力も分かっていません。

ただ、ワクチン接種等により、現在のデルタ株を抑え込まない限り、ミュー株のような新たな変異株がどんどん生まれてきますし、ミュー株自体も更に変異していきます。

そうした新たな変異株の中から、デルタ株を超える危険な変異株が現れることこそが、最も懸念すべきことです。

そのためにも、迅速にワクチン接種を行い、現段階での変異株を封じ込め、新たな変異株を生み出せない状況に一日も早くする必要があります。

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今後の感染対策

新たに発生する変異株を含め、新型コロナを早期に抑え込むためにも、早急に完全なるワクチン接種の完了と、時が来たらさらなるブースターショット(3度目のワクチン接種)に対応することが必要です。

不織布のマスク着用をはじめ、頻繁に手洗いや消毒はもちろん、人が集まる場所に近寄らず、空気感染の機会を徹底的に避ける努力をしましょう。

まとめ

変異株を表す言葉には、アルファ、ベータ、ガンマといったギリシャ文字が使われています。

ギリシャ文字は全部で24文字あるのですが、折り返し地点となる12番目の「ミュー」まで、既にコロナの変異株が発生しました。

この2年間で12種類というのは、とても速く多いように思います。

新型コロナは寒い時期に活発化すると言われていますので、この先も新たな変異株が出てくる可能性は十分に考えられます。

夏が終わりかけ、これから冬に向かいます。よりしっかりと感染対策を心がけましょう。

 

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