新型コロナワクチン2回接種後の持続効果は?今後は毎年接種するの?
新型コロナワクチンの接種がだいぶ進んできて、少しずつ新たな疑問が出始めています。2回目接種後の抗体の持続効果はどれくらい? 今後は毎年接種する必要があるの? 2回目の接種までの期間がずれるとよくない? そんな疑問について調べてみました。
もくじ
コロナワクチン2回接種後の抗体持続効果はどれくらい?
ワクチンも2回目も打ったし、これで万全!と思っているなら、ちょっと待った!
2回目を打って抗体ができても、その抗体の持続期間はずっと続くわけではありません。
これまでの治験結果から、少なくとも8カ月程度は抗体が保たれるそうです。
その後、どれくらい持続するかはまだはっきりしておらず(人により個体差もあるはず)、だいたい1年以上は持つのではないかというのが、現在のところの見解のようです。
ワクチンは2回より3回打った方が効果があるの?
最近海外の研究発表で、ワクチンは3回打つとより効果が持続するとの発表がありました。
アメリカでは新型コロナワクチンの3回目の追加接種許可申請するそうです。
3回接種をすると、抗体レベルが2回よりも5~10倍にアップするとのこと。
また、2回目の接種からおよそ半年が経過すると、効果は薄れてくるので、今後、感染力の強いデルタ株などに備えての3回接種だそうです。
特に最近、今のファイザー製ワクチンは、デルタ株に対する効果が落ちているそうなので、3回目接種の効果が認められれば、日本でもいずれそうなるかもしれませんね。
今後は毎年新型コロナワクチンを打つ?
3回目の接種がスタンダードになるとすると、2回目と3回目の間隔はどれくらい開けるのでしょう。
これはまだわかりませんが、半年くらいから効果が薄くなることを考えると、少なくとも半年から1年くらいは開けるのではないかと考えられます。
そうなると、2回目の接種以降は、毎年新型コロナワクチンを打つということも考えられます。
新型コロナはインフルエンザと違って、冬場に流行するものではなさそうなので、2回目のワクチン接種が完了した時点を起点に、以降1年おきとかに摂取するようになるのでしょうかね。
ワクチンが世界中に行きわたれば、今後はパンデミックは起きにくくなると思いますので、今はとにかくワクチン接種と共にこれ以上感染が拡大しないように各自が気を付けて行動することが大事です。
2回目の接種が期限よりもズレてしまった場合
海外では新型コロナワクチンの1回目の接種後、2回目のワクチン接種をしていないという人が結構な数いるとのニュースを見ました。
日本人はわりとこのあたりがきっちりしている民族なので、1回目を打って2回目を打たないという人は少ないような気がします。
しかし、うっかりしていて、2回目の接種時期を忘れてしまい、摂取間隔が開いてしまったという人はいることでしょう。
その場合、どうしたら良いのでしょうか。
ファイザー製ワクチンは、1回目のあと3週間後に2回目を接種します。モデルナ製は4週間後です。
しかし、2回目は6週間以内に打てば良いそうです。
また、仮に6週間以上過ぎてしまったとしても、2回目のワクチンは接種した方が良いそうです。
特に強力なデルタ株は2回接種しないと効果が薄いといわれています。
なので必ず2回の接種を行ってくださいね。
不明な点については、1回目の接種を受けた病院に問い合わせてみてください。
まとめ
ワクチンを打ったからといって、ノーマスクで外出OKなわけではありません。
パンデミックが置きにくくなる状況まで抑え込み、再び自由に世界中どこへでも出歩ける日常を取り戻しましょう。
きっと、あともう少しですよ!