クレジットカードを使うのが怖いと言う世代に聞いてみた!怖い部分のベスト3
キャッシュレス決済(○○payやクレジットカードなど)が便利すぎて、個人的には現金を取扱う機会がグーンと減ったのですが、頑なに現金決済にこだわる世代も多い気がします。
世代という括り方よりも、個人の考え方、捉え方と言った方が適切でしょうか。
例えば、クレジットカードを持たない層に、その理由を聞いてみると、いの一番に「怖い」というキーフレーズが出てきます。
いやいや、ホラーやスリラー映画の感想じゃないんだからと内心では思うのですが、何が「怖い」のか皆目、理解できませんでした。
そこで今回は、クレジットカードが「怖い」ことについて、一定の答えが出たのでレポートしたいと思います。
もくじ
クレカが怖いことのベスト3
クレジットカードの何が怖いのかを具体的に聞いてみると、
- どれだけ使ったかわからない
- 誰かに使われそう
- 落としたらイヤだ
というのがベスト3です(本人調べ)
正式なアンケートではありませんので、参考にもならないかも知れませんが、実際に、このようなことは良く聞くのです。
年代としては60代以上が多い印象を持っています。
10代、20代に関しても少数ですが似たような声はあるのですが、関心自体は高いものがあり、背中を押すきっかけがあれば、うまく付き合えるのではないでしょうか。
逆に高齢者は、拒否どころか拒絶レベルなので、メリットや不便な点を伝えても寄せ付けない人もいます。
あくまでも一部だと思いますが・・・。
どれだけ使ったかわからない
現金の場合は、サイフの中から支払いに必要な現金を目視で確認して、必要な分だけ手渡しますので、安心感という点では納得できます。
クレジットカード拒絶派にしてみれば、確かに現金を目視することはできませんが、領収書が貰えるということを知らない人が多いのです。
この事実を伝えると「えっ?」という反応を示すのですが、続く言葉は「でも実際にあった方が・・・」というものです。
ともかく手指に現金を感じたいということでしょう。
個人的には、現金払いだろうが、クレジットカード払いであろうが、家計の収支を管理していなければ、一般的に「どれだけ使ったかわからない」はずなんですよね。
だからクレジットカードを持たない理由にはならないと解釈しているのですが・・・。
誰かに使われそう
誰にですか?って振ってみると、「それは分らないけど・・・」というのが定番の返しになっています。
どうも手元にクレジットカードを持っていたとしても、誰かが裏で使うのではないかという、もはや超常現象でしかないことを言い出すわけです。
免許証や保険証、キャッシュカードはどうなのかと尋ねると、それは今までに誰かに使われた経験が無から安心だと言う始末・・・。
個人情報も奪われると立派な「金目」と化すのですけどね、今の時代は。
どうやら免許証は警察や公安、保険証は役場、キャッシカードは銀行が絡んでいるから安心できるという理屈なのです。
うん、そのような思考だから、電話口で肩書を名乗った相手にホイホイとお金を振り込んでしまう事件が減らないんだよ(汗)
落としたらイヤだ
世の中にはいろいろな落とし物があると言います。
特に駅では、サイフやバッグ、傘をはじめて、さまざまな落とし物が保管されています。
筆者の子どもと奥さんも、電車にミスドを置いたまま帰ってきたことがありました(汗)
つまりクレジットカードだけが「落とす」ものではないのですが、要注意すべきものであるという認識なのかもしれません。
そんなに注意を払っているのなら、落とす確率は少ないと思うのですが・・・。
ただしサイフなどを過去に落として大変な目に遭った人は、それがトラウマになっている可能性はあります。
結局はしくみを知ろうとしない
結論から言えば、自分の頭の中に作り上げたリスクに縛られている人が多いということです。
ともかくクレジットカードについてのお金の流れ、安全性、不正利用についての保証などを知ろうとしないのが、拒絶の大きな要因と言えます。
クレジットカードを使うことが正しいわけではありませんが、勝手な判断によって拒絶するという姿勢が、他に波及しなければ良いわけです。
例えば、子育てに関する意見の食い違いも高齢者と若者世代で、よくあることですが、自分の経験だけで作り上げらた子育ての方法以外は認めないといった姿勢などに近いものがあります。
まとめ
「クレジットカードを使うのが怖いと言う高齢者世代に聞いてみた!怖い部分のベスト3」というテーマで、狭い範囲でのレポートというカタチで書きました。
調査というには大げさではありますが、現金派高齢者によるクレジットカードに対する考え方に、少しは触れることはできました。
要は得体の知れないものには関わりたくない、見えないところでお金が動くのは信用ならないという気持ちはわからなくもないですが、本人が不便に思わなければ、それでいいのかなという印象を持ちました。