クッションフロアのめくれ補修や貼り方が知りたい!賃貸の床材まめ知識
クッションフロアの賃貸物件に引っ越してから、足腰の痛みや疲れが激減しました。
しかも歩きやすいです。
座っても、かたいフローリングよりは痛くありません。
冬になると床暖房の無いフローリングは冷たいですが、クッションフロアであれば、そこまで冷たく感じないこともあります。
一番のメリットは、うっかり茶碗やマグカップを落下させても、割れる確率がグーンと下がることです。
何度か落下させてしまいましたが、割れたことはありませんでした。
しかしデメリットもあります。
今回は、賃貸アパートでよく見かける、クッションフロアについての基礎知識を共有したいと思います。
ぜひ、賃貸物件選びの際は参考にしてください。
もくじ
クッションフロアとは
クッションフロアとは賃貸物件でよく使用されている、やわらかい床材のことです。
物件情報などでは「CFシート」と表示されているかもしれません。
厚さは住宅用では1.8mmが主流で、価格が安いのが特徴です。
塩化ビニールの素材が使われていて、デザインも豊富なため、DIYにも適しています。
価格の1平米あたりの単価が設定されており、住宅用の相場としては1,000円/㎡~5,000円/㎡前後(税込)と幅広いです。
クッションフロアは、遮音性、クッション性、インテリア性、抗菌などの特性と平米数により価格が変わります。
ワンちゃんなどペットが同居していることを想定して、ニオイ、キズ、滑りやすさに対応している商品もあります。
クッションフロアのメリット
塩化ビニール素材が使用されていることから防水性に富んでいます。
そのためキッチン、トイレ、洗面所などに適しています。
リビングや廊下に敷きこめば、フワフワした感じが心地よく掃除も比較的楽です。
よちよち歩きの赤ちゃん、足腰が弱ってきたお年寄りが転倒しても、打ち身や打撲の程度も軽く済むことも期待できます。
表面が滑りにくいので、安全性も確保できます。
クッションフロアのデメリット
クッションフロアのデメリットは、
- 剥がれ
- 焦げ
- 裂け(やぶれ)
- 穴あき
などが発生することがあり、傷み具合によっては補修が必要になります。
また、どうしても安っぽく見えがちです(汗)
フローリングのように艶がありませんので、それだけは飲み込んでください。
またピアノやローボードなどを置くと使用する分には問題ありませんが、配置換えをすると、後が残ってしまいます。
このご時世、テレワークの部屋にクッションフロアーを後から敷く場合は、少しでも耐久性の高い商品を選びましょう。
オフィスチェアやゲーミングチェアを置く場合は、チェアマットとの併用をおすすめします。
クッションフロアのめくれ補修や貼り方
太陽光が入る掃き出し窓のサッシとの取り合い部分が、だんだんとめくれはじめることがあります。
めくれがひどくなってきた場合は、接着剤を使いましょう。
人目に付きやすいキズがある場所は、補修テープや補修クレヨンなどを使うと目立ちにくくなります。
水回りにクッションフロアを賃貸物件で後から敷く場合、原状回復を考慮して貼り方には注意しなければなりません。
おすすめなのは両面テープとマスキングテープを使う方法です。
マスキングテープは剥がしやすく後も残らないので安心です。
目的としては、両面テープの下地にします。
つまりマスキングテープの上から両面テープを貼って、クッションフロアを固定するという貼り方です。
この方法ならば、原状回復の追加費用を支払う可能性は低くなることでしょう。
まとめ
クッションフロアのめくれ補修や貼り方が知りたい方のため、賃貸の床材まめ知識として、いくつか紹介しました。
賃貸物件の床材は、味気ないデザインが多いものです。
部屋の雰囲気を変える、水回り防水効果を高めるという目的で、クッションフロアなら後から貼ることができます。
マスキングテープと両面テープを併用することで、トイレ、キッチン、洗面台に1日もあれば十分に敷くことは可能です。
フワフワした感覚で、足腰への負担も軽くなります。
食器が落下しても割れずに済むケースもありますし、防水性も高いため水がポタポタと落ちてもサッと拭き取れます。
すべりにくい材質であるため、ヨチヨチ歩きの赤ちゃんやお年寄りの転倒も予防できます。
よかったら試してみてくださいね。