認知症ケア専門士資格の取り方!受験資格・受験料・合格率など気なる受験情報

認知症ケア専門士

試験システムの障害により、2020年12月6日に実施される予定だった試験を中止する事態が起こってしまった認知症ケア専門士資格試験。

幸か不幸か、この出来事によって注目を浴びる形となりました。

試験中止の内容とその後の対応はすでに発表されていますが、これをきっかけに資格の存在を知った人は、試験概要などが気になると思います。

また高齢社会のニーズにマッチした資格ということで、受験者数や合格率も気になるところです。

そこで今回は、認知症ケア専門士の資格について情報共有したいと思います。
福祉関係、医療関係で働きたい学生やキャリアアップを狙う人は要チェックです。

認知症ケア専門士とは

認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献する人材を認定する資格です。

認知症ケアに対する優れた学識と高度な技能および倫理観を備えた認知症ケアに特化した人材として、医療や介護の現場で活躍することが期待されています。

体系的には、

  • 認知症ケア准専門士
  • 認知症ケア専門士
  • 認知症ケア上級専門士

となっています。

認知症ケア准専門士とは、満18歳以上で実務経験が無い学生や家族に向けた資格です。
認知症ケア上級専門士とは、専門士として3年以上の経験を有するなど、いくつかの受験資格を満たすことで挑戦できる上位資格です。

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認知症ケア専門士の受験資格

2021年の受験資格においては、

認知症ケアの実務経験を証明する施設、団体、機関等において、2011年4月1日~2021年3月31日の間に3年以上の認知症ケアの実務経験を有する者

と定義されています。

受験資格の補足としては、

  • 介護福祉士や介護支援専門員等の資格の有無にかかわらず受験可能
  • ボランティア活動、実習等は認知症ケアの実務経験に含まれない
  • 実務経験を証明する施設、団体、機関等は認知症専門である必要はない

となっています。

認知症ケア専門士資格取得の流れ

資格取得までの流れは、以下のとおりです。

  1. 受験申請
  2. 第一次試験(筆記試験)
  3. 第二次試験(論述・面接)
  4. 登録申請
  5. 資格取得

2021年度の試験の合格通知は3月19日に発送される予定です。

第一次試験(筆記試験)の内容

4分野合計200問です。
2021年のスケジュールとしては、

  • 認知症ケアの基礎 9時30分~10時30分
  • 認知症ケアの実際Ⅰ:総論 11時10分~12時10分
  • 認知症ケアの実際Ⅱ:各論 13時30分~14時30分
  • 認知症ケアにおける社会資源 15時10分~16時10分

の予定となっています。

受験料は1分野3,000円で、全ての分野を一括して受験するなら12,000円です。
4分野70%以上の正答率をもって合格です。

第二次試験の内容

論述は受験申請書類に同封(書式指定あり)し、面接の集合時間や試験時間は受験票に記載されます。

なお、面接は6名1組のグループ面接です。

受験料は8,000円です。

認知症ケア専門士は更新制

資格は更新制で、5年以内に30単位以上の専門士単位の取得して、更新の申請をすることで資格が更新されます。

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認知症ケア専門士の合格率

2018年に実施された第14回試験の合格率は54.7%でした。
過去10年をさかのぼっても合格率は50%前後であり、比較的高い合格率の傾向です。

受験者数は5,000人~9,000人の範囲になっています。

認知症ケア専門士が保有する資格で多い順に、

  1. 介護福祉士 約17,800人
  2. 介護支援専門員 約13,300人
  3. ヘルパー 約10,000人
  4. 看護師 約8,700人

となっています。

認知症ケア専門士試験中止後の振替試験など

試験システムの障害により中止する事態となりましたが、振替試験の概要が発表されています。

Web試験方式で日程は、

  • 2021年2月13日(土)
  • 2021年2月28日(日)

のいずれかを選択できます。

受験料は2021年2月中旬までに、受験申請した住所へ現金書留で返金される見通しです。

まとめ

認知症ケア専門士のニーズは今後も高まっていくものと思われます。

福祉や介護の現場での資格所有者は心強い味方となるでしょう。

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