内訳書と明細書の違いってどういうこと?内訳は明細じゃないことに言及する

世の中には、似たような意味やイメージをなす言葉が多いものです。

書類上でも「内訳書」と「明細書」があるように、何となく同じじゃんって言いたくなるものってありますよね。

「ちっちゃいことは気にするな、それワカチコワカチコ」

かの「ゆってぃー」氏は言っておられますが、気になることを調査するという探求心は大事です。

説得力ある言葉を発する人間になりたい場合は、ある程度、深いところまで掘り下げる必要はあります。

それを自慢気にひけらかすと人間性を疑われ、嫌われることになるので、脳の引き出しにしまっておくのが教養と言うものです。

よって今回は内訳書と明細書の違いについて調査したいと思います。

推測や仮説

言葉のイメージからの推測や仮説を立てると、

  • 内訳書:全体を構成する各項目を記したもの
  • 明細書:各項目の内容を具体的に記したもの

というようなものだと考えます。

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内訳書と明細書の違い

国土交通省が制定している公共建築工事内訳書標準書式を参考に、内訳書と明細書の違いを説明します。

官庁営繕:公共建築工事内訳書標準書式 – 国土交通省

工事費内訳書は、以下の構成になっています。

  • 種目別内訳書
  • 科目別内訳書
  • 中科目別内訳書
  • 細目別内訳書

これらの内訳書の備考欄に「別紙明細」という言葉が記載されており、その別紙明細には摘要が書かれています。

例えば、内訳に書かれている「墨出し(一式)」の「別紙明細」には、

  • 防水改修
  • 外壁改修
  • 建具改修
  • 内装改修
  • 耐震(躯体)改修

の項目について、1平米あたりの単価と金額を記すようになっています。

仮説どおりだった

ほぼ、前述した仮説、

  • 内訳書:全体を構成する各項目を記したもの
  • 明細書:各項目の内容を具体的に記したもの

と考えて良いのではないでしょうか。

建築工事にありがちな、いくつかの工程を「〇〇工事一式」と示した部分が内訳となります。

さらに内訳のひとつひとつを、明らかにしたものが明細と言えます。

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身近な内訳と明細

日用品などのショッピングの際に発行されるレシート、つまり領収書は見事に内訳と明細の説明にピッタリです。

例えば、

  • 総菜:コロッケ、玉子焼き
  • 肉類:サーロイン、挽肉(鶏・豚)
  • 日用品:サランラップ

を購入したとすると、左側が内訳で右側が明細になります。

建築工事契約では明細を出せる業者を選ぶ

テーマとは直接、関係のない話しではありますが、何かしらの建築工事、例えば、

  • 新築工事
  • リフォーム工事
  • 外積塗装工事
  • 屋根塗装工事

などを業者に依頼するときは、一式と書かれた工事内容の明細を出してもらうにしてください。

これは自衛のためです。

悪徳業者は建築知識を知らないことを逆手にとって、適正価格とは言えない金額で見積もりを出すケースが常套手段です。

明細を出してもらうことで、セカンドオピニオンの効果を発揮しますし、ちょっと自分で調べるだけでも法外な金額設定を見抜ける可能性があります。

また明細を出してもらうことで、工事の際の資材の品質を担保します。

稀に見積もりより低いグレードの資材を勝手に使い、利益幅を増やそうとする悪徳業者も居ますので、裁判沙汰になった時には明細がトラブルの時の証拠になるのです。

まあ、裁判沙汰になる前に、悪徳業者は姿を眩ますので泣き寝入りするのがほとんどなのですが・・・。

参考までに頭に入れておいてください。

まとめ

「内訳書と明細書の違いってどういうこと?内訳は明細じゃないことに言及する」というテーマで、身近な例で説明してみました。

内訳と明細の違いを知ることによって、建築工事契約の際の自衛のために活かすことが肝心です。

建築系のトラブルは毎年多くなっていますので、くれぐれも明細で確認を。

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