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優秀な人が陥りやすい時間効率を求めることのデメリット デキる人たちがいま病み始めている

優秀な人が陥りやすい時間効率を求めることのデメリットについて触れていきます。というのも、デキる人たちがいま病み始めているということが、世界的に起きているからです。そこには時間効率を求めることから生じる、予想外の現象に原因があるようです。そしてこれは、グローバル化とITとが生み出した弊害でもあると言えるかもしれません。

いま、仕事をしていてツラいという人、職場でデキる人と評価されているがゆえに悩んでいる人は必読です。

効率を求めると効率が下がる?

仕事が忙しくて、いつも時間が足りない。常に時間に追われている。

もっと効率よく業務を進めなくてはと、時間効率を求めて努力をしている人たちに、残念なお知らせです。

今の努力は報われることなく、更に事態を悪化させていきます。

それは一体どうしてでしょう?

生産性を上げるほど実は忙しくなる

効率よく仕事を進める人を、周囲は優秀な人と判断します。

同僚はもちろんのこと、上司もそんなあなたを優秀な部下と喜び、更にあなたに仕事を与えてくるでしょう。

なにしろ、あなたは優秀で効率よく仕事をこなせるわけですから、上司もあなたに任せたほうが安心なわけです。

納期の短い仕事などは特に、効率良くこなすあなたなら、なんとかやりきってくれるだろうという期待も抱いています。

そのようにして、効率よく仕事をこなし、生産性を上げれば上げるほど、あなたのところに仕事が舞い込み、仕事はエンドレス状態になるのです。

1つのタスクがいくら、といった歩合制なら、あなたの報酬は生産性に応じて上昇するでしょうが、日本の企業においては、まるで使えない社員と彼の10倍も仕事をこなすあなたとの報酬を比較しても、良くて倍程度という悲しい事実があります。

仮に若いうちはがんばれたとしても、やがて生産性を上げれば忙しくなるばかりであることに気づき、モチベーションも上がらなくなった頃には、デキるあなたというブランドが生産性を落とすことはもうできない状況を作り上げてしまっているのです。

「やるか」「やらないか」の2択を迫られメンタルを病む

近年では、ITの進化とともに様々なサービスが生まれ、大きなチャンスの波が頻繁に訪れるようになりました。

そんな最先端の事業においては特に、本人のやる気だけでプロジェクトに参加できるチャンスなどが巡ってくることもあります。

つまり成功したければ、「やるか」「やらないか」の2択を迫られた際に、覚悟を決めて「やる」方を選択し必死に食らいついていけさえすれば、大きな報酬を得られるチャンスが手に入ることもあるわけです。

しかし、誰もが過酷な状況を乗り切れるわけではなく、長時間による労働や大きなプレッシャーによりメンタルが崩壊してしまうことも少なくありません。

メンタル崩壊まではいかずとも、お酒などのなにかの依存症になってしまったり。

こういった状況に陥りやすいのは、特に真面目で優秀な人達です。

先の効率化を図りバリバリと仕事をこなすデキる人たちが、大きなチャンスをモノにしようと覚悟を決めて飛び込んだために起こることだったりするのです。

また、過剰にやる気のある上司のもとで働く部下も、常に高い目標や生産性を強要されるため、プレッシャーからストレスがたまり、その結果、上司に対しての不信感は上がるがモチベーションは下がり、却って全体の生産性が下がるということが起こります。

人は常に効率アップや高い生産性などを求めると、常に時間に追われプレッシャーにもさらされ続けます。

そしていつしか心身のバランスは崩れ、ネガティブ思考や睡眠障害、精神の不安定、依存症などといった状態を招いてしまうのです。

その仕事が「やりたいこと」なのかを改めて考えてみる

特に近年はグローバル化とともに、欧米のサクセスストーリーなども身近なものとして捉えられるようになってきました。

仕事に対してやる気やモチベーションを高めることは決して悪いことではありませんが、それが何よりも自分の本当にやりたいことなのかどうかということについては、一度考えたほうが良いでしょう。

社内においてはその社風に飲まれ、それが当たり前という空気に飲まれてしまいます。

忙しいとその他の空気を吸うこともないので、余計に社内常識が世界常識だと錯覚してしまいます。

しかし大半は、会社の目標は創業者とその周囲の人達のやりたいことで、あなたはそのお手伝いをしているに過ぎません。

今一度、自分自身の人生において、何がやりたいかを考えてみて、今の会社で働き続けるべきなのか、社内でデキる人と言われて喜んでいる場合なのか、考えてみると良いでしょう。

そのための1つの参考となる方法が、こちらの記事の内容です。

時間の使い方が上手くなる方法 人生で本当にやりたいと思うことをやりきるために 効率化が邪魔をする?

よかったら参考にしてみてください。

まとめ

長時間労働で問題となった広告会社や、週80時間労働で物議を醸したイーロン・マスク氏の発言など、一流と呼ばれる会社の裏にはこういった過酷な労働条件が隠れたりもしています。

志を高く持ってトライしていく精神は良いですが、誰もがこれに食らいついていけるほどタフにはできていません。

そして一旦中に入ってしまうと、それが常識となってしまい、できない自分が悪いのだと自分を攻めてしまうことに。

そうではなくて、人それぞれ考え方は違って当前ですし、どのように仕事と関わりあって生きていくかは、自分自身が自由に決めればいいのです。

自分の能力も必要以上に効率化や高い目標を掲げられては、却って生産性も落ちるというものです。

自分が程よく能力を発揮できる場所を見つけつつ、本来の自分のやりたいこと、成し遂げたいことを大切に、生きていきましょう。

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