心の不安感を払拭するために、最近やって良かった8つのこと 本来の自分を取り戻すリセット
ここ最近、なんとなく淀んでいた心の不安感を私なりの方法で払拭することができました。長く続くコロナ禍や最近起こっているロシア侵攻などに加え、将来の漠然とした不安などから、もしもあなたが不安を抱え押しつぶされそうになっているのなら、私が最近やって良かったことを参考にしてみてください。何かのヒントになれば幸いです。
もくじ
なんとなく心が落ち着かない
新型コロナやウクライナのことをはじめ、最近のニュースを見ていると心がザワついて落ち着きません。更に、不幸な事件や生活を脅かす物価上昇、将来の不安を募らせるようなニュースばかりで、心は休まらず、常に「なんとかしなくちゃ」といった焦燥感ばかりが募ります。
一見、改善策や対応策を与えてくれそうな良い情報を得ても、その背景にあるネガティブな状況にやられ、なんだか最近疲れてしまい、元気が湧いてこず、未来に希望が持てない、そんな無気力状態に陥りそうな毎日が続いていました。
このままじゃ、ヤバいな…。
そこでリセット作業を開始
そんなどんよりとした心の不安感を払拭したくて、いま一度自分のやりたいことを見つめ直してみることにしました。
分かりやすくシンプル化しよう。そのために、一度リセット作業のために少し時間を費やそう。そうして自分自身とこれからの自分について見つめる直すことにしました。
その結果、なんとか自分を取り戻すことができ、今また少しずつ充実感とともに元気に毎日を送れるようになってきました。
では一体、自分を取り戻すために、どんなことがやって良かったことだったのか、ご紹介していこうと思います。
同じような気持ちを抱えている皆さんの、何かヒントになれば幸いです。
ニュースを見ない
私はもともとあまりテレビは見ないのですが、ネットのニュースは度々見ます。そしてそこから様々な情報を得ているわけですが、このニュースの多くは、幸せなニュースよりもネガティブなニュースが多いです。
そして私たちは、そんなニュースから知らず知らずのうちにマイナスな影響を受けています。特に心が弱っているときは、ネガティブなニュースから受ける影響力も大きいです。
そこで、そういったネットのニュースを極力見ないようにしました。
YouTubeを見ない
私はユーチューバーがやっているようなYouTubeはもともとあまり見ないのですが、学習系のYouTubeを見るのはとても好きでした。
本の要約チャンネルだとか、何かについての知識を与えてくれるものだとか。
とても役立つものとして活用しているつもりだったのですが、これもたくさん見ればいいというものではないことに気づきました。
そして、たくさん見て知識が増えることで、新たな不安を生み出していることにも。
私たちは人生すべての面で完璧にベストな状態へと持っていくことはできません。
でも、こうした良い情報に触れると、あれもこれも取り入れなくてはと思ってしまうんですよね。
理想を追うのもいいですが、求めてもいなかったものを新たな理想に加えるのでなく、本当に必要としているものだけ手に入れれば良いのではないかと思います。
なので、今は本当に必要なことを調べるとき以外(好きなミュージシャンの動画を見るのは喜びなので別)、YouTubeには近づきません。
本の同時読みをやめる
私は読書好きなので、多いときには4-5冊を同時読みしていました。
しかし同時読みをすると、1冊の本を読み終えるのに時間がかかるため、結局内容の理解度が下がってしまいます。場合によっては、続きを読もうとしたときに、それまでの話がどういったものだったか忘れてしまっていることさえあります。
これではせっかく読んでもあまり身になりません。良かれと思った本が身にならないのであれば、そこに投資した時間もお金も無駄になってしまいます。
そこで、本を読むときは1冊に絞り読むことにしました。すると、1冊の本を読み終えるまでの時間は短くなり、集中して読むことで深く内容に集中できるようになりました。
自己啓発やビジネス書を減らす
また、もともと向上心が強い自分は、これまでもたくさんの自己啓発本やビジネス書を読んできました。しかし、最近、今も読んでいる自己啓発本の内容が、実は既に知っている内容ばかりであることに薄々気づき始めていました。
そうです。もうそういった本は、十分すぎるくらい読んできたのです。
それなのに自己啓発やビジネス書などたくさん読もうとする私は、本当に読みたい小説を我慢しなくてはなりませんでした。
これではなんだか幸せになるためにやっていることが、幸せから遠ざかる行為に思えてしまいます。
そこで、自己啓発本やビジネス書を読む機会を減らすことにしました。アマゾンのビジネス書ランキングのチェックをやめましたし、図書館で予約していたビジネス書もキャンセルしました。
そして今はこれまで読みたかった小説を片っ端から読もうと思い、これまでのビジネス書8割だった読書から、小説8割にスイッチしました。
おかげで今、好きな小説がどんどん読み進めることができ、心が喜んでいるのを感じています。
1年以上先のことを考えない
老後のこと、将来のことを考えるのは大事なことだと言われますが、心が弱っているときは、遠い未来のことを考えるのは負担以外の何ものでもありません。
未来のことは誰にも分かりません。ましてや遠い未来のことなどは特に。なので、そんな誰にも分からないような遠い未来のことについて考えるのはやめにしました。
考えるのは最長で1年先のことくらいまでに留めておきます。
それでも毎日が過ぎていくと、1年後はその分先になるわけですから、そのときに考えたので十分かなと思っています。
目標を絞る
これまで多くの仕事内容を並行して行ってきましたが、これも減らして、メインとサブの2本を中心に、他はおまけとすることにしました。
そうすることで、学ばなくてはと思っていたものが減り、肩の荷が下りました。全て自分でやるのではなく、必要とあれば他者の協力を得ようという考えです。餅は餅屋に任せようと。
このことは、ビジネス書を読む量を減らすのにも役立ちました。
これまでたくさんの専門書を多岐にわたり購入しては学んできましたが、その時間とお金も減らすことができます。
余った時間とお金は、仕事以外の好きなことに使うことで、幸せ度を上げていきます。
今日1日だけ頑張る
これまでたくさんのことをこなそうと思い、無理なスケジュールを立てていました。そして、それがこなせなかった場合は、自分の努力が足りないのだと自分を責めていました。
また、週の半ばで予定がこなせないとわかると、その週のモチベーションが一気に下がり、途端に作業効率が悪くなっていました。
ところが、週の予定はざっくりと立て、その代わりに、前日に翌日の予定を立てることにしました。優先順位とともにです。
そして当日は、とにかく今日1日をだけ頑張ることを考え行動します。すると最後の1時間まで頑張り通せるのです。
初めから長距離を走ると決めるのではなく、今日はあの標識のところまで走り切るぞといった具合に、小さなインターバルでの目標を掲げ、そのことだけに集中して頑張ることにしました。
そうやって今日1日を頑張れると、とても充実感とともに自己肯定感も増してきます。
そして寝るときに、また明日、1日だけ頑張ろう!と思って眠るので、不安もなく眠りに就くことができています。
執着しない
これは結果に執着しないということです。
何かをやったら、こういう結果が得られるべきだ。この結果が得られるまでやめない。これだけやったのに、この結果が得られないのはおかしい。
そうやって、結果ばかりを追うと、結果が得られなかったときに、やってきたことが無駄に感じてしまいます。
しかし、頑張ったことに無駄なんて本当はないはずです。でも、頑張ったことを無駄に感じてしまうと、もう頑張る気力が湧かなくなるんですよね。
それは「結果がすべて」だと考えているからです。
なので、一生懸命取り組むけれど、結果には執着しないようにしよう。そう決めました。
これは先の「今日1日だけ頑張る」にも通じることです。
そうやって毎日、その日その日を頑張ることで、いつしか忘れた頃に花が咲く。そう思うことにしました。
そもそも、頑張らないと(種を蒔くことをしないと)、花は咲きません。考えることではなく、行動することが大事です。
私は考えてばかりで行動が足りないタイプなので、これを改めるためにも、結果にばかり着目して手段ばかりを考えるのではなく、ある程度方向性が決まったら結果に執着せずに行動するということを心がけます。
まとめ
おかげで、心もだいぶ元気になり、本来の自分らしさを取り戻してきました。
コロナによる心の不調に追い打ちをかけるように、ロシアの侵攻があって、余計にメンタルに負荷が掛かりました。
誰かを助けるにしても、協力するにしても、まずは自分が元気でないと何もできませんから、もしも心が弱ってしまっているなと感じている方がいたら、自分の心の中を整理してシンプル化してみると良いと思います。
その際は、世の中の常識や他者と比較するのではなく、本当の自分に問いかけてみてください。
誰かに迷惑をかけるのでなければ、もっと自由に自分らしく生きても良いと思います。