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液晶ディスプレイ「EX-LD2071T(I・O DATA)」の黄色味が強い問題を調整する方法

外部モニターとして重宝している液晶モニターについて、長い間、黄色味が強いなあと感じていたのですが、ふとしたことで解消することができました。

この黄色味が強い液晶のことを「尿液晶」と呼ぶそうですが、なんというか、もう少し何とかならなかったのでしょうか、この別称については・・・。

透明な尿だってあるのに(そういう問題は無いですよね)

ということで、Windowsパソコンに接続している状況で、似たような問題を抱えている場合は、一度、お試しください。

前提

この解消法の前提条件となる、パソコンのスペックなどを列記しておきます。

  • Windows11
  • インテルのCPU
  • EX-LD2071Tという20.7型の液晶ディスプレイ

黄色味の強い液晶モニターの調整法

尿液晶とは何か、という下世話な章立てはしません。

いきなり本題です。

困っていることを調べている人が多いのに、冒頭から「〇〇とは」から始める構成には、異議を唱えるしゃちほこトピックスであります。

調査目的なら「〇〇とは」は必要ですが、助けてくれーと言っているに、そもそも「〇〇とは」から始めるとイラッとしますからね。

ということで、インテル・グラフィック・コマンド・センターを、Windowsメニューのアプリから立ち上げます。

インテル・グラフィック・コマンド・センター

ディスプレイ>色を選択し「輝度調整」まで下にスクロール

インテル・グラフィック・コマンド・センター

RBGを選択して、

  • 赤:5
  • 緑:30
  • 青:60

に指定する

たったこれだけです。

調整前後の違い

では、調整前後の色味の違いをご覧ください。

わかりやすく、背景画面で比較してみます。

なぜキャプチャだと黄色味が勝手に納まってしまうので、スマホカメラで撮影しています。

パソコンと調整前のディスプレイでの色味の違い

調整前のディスプレイ(単体)

調整後のディスプレイ(単体)

かなりパソコン画面に近くなったと感じています。

色調整は難しい

色調整はとてつもなく難しいですね・・・。

今までも誤魔化し誤魔化しやってきましたが、今回の調整が最も納得できる見た目となりました。

なぜ黄色味が強いのかについては、他のブログを参照して頂いてもよいのですが、参考までに追記しておきます。

液晶ディスプレイ(LCD)が黄色味が強く見える理由はいくつか考えられます。以下に主な理由を挙げます。

  • 色温度の設定
    色温度が低い(例: 5000K)設定では、画面が黄色味を帯びて見えることがあるため、色温度を高く(例: 6500Kや7500K)調整することで、改善されることがあります。
  • バックライト
    バックライトに使われるLEDの特性によって、表示される色が影響を受けます。
    一部のLEDバックライトは青色光を多く含むため、ディスプレイの色味が黄色や青にシフトすることがあります。
  • ディスプレイの経年劣化
    バックライトやパネルが長期間使用されると、色の再現性が劣化することがあります。
    特に、黄色や赤の成分が強調される傾向があり、結果として画面が黄色っぽく見えることがあります。

欧米とアジアではデフォルト設定が違う

欧米市場向けのディスプレイとアジア市場向けのディスプレイでは、色温度のデフォルト設定が異なるという情報があります。

欧米市場では、通常「クールホワイト」や「ニュートラルホワイト」と呼ばれる高い色温度(例えば、6500K以上)が好まれる傾向があります。

これは、青みがかった白のトーンを持ち、色がより鮮やかでコントラストがはっきりしているように見えるためです。

欧米の多くの消費者が、青みがかった「クール」な色味を好むという文化的傾向に基づいています。

一方、アジア市場(特に日本や韓国など)では、やや暖かい色温度(5000Kから6000K)が好まれることが多いです。

これは黄色味や赤味を帯びた暖色系の光で、自然光に近い色味とされ、目に優しく感じるとされています。

アジアの多くの消費者が、より暖かみのある色を好む傾向があるため、ディスプレイメーカーはアジア市場向けに暖色系のデフォルト設定を採用することが多いためです。

地域ごとの日常的な光環境の違いも、ディスプレイの色温度設定に影響を与える要因のひとつです。

欧米、特に北欧や北米の一部地域において、青白い光を放つ蛍光灯やLEDライトが多く使われています。

そのため、室内照明が全体的に冷たい色温度(高いケルビン値)になる傾向があり、ディスプレイの色温度も高めに設定されることが望まれるため、欧米市場向けのディスプレイは、高い色温度を採用することが多くなります。

アジアの多くの地域では、より暖色系の白熱電球や暖かいトーンのLEDライトが一般的に使用されています。

これに合わせて、ディスプレイもやや低めの色温度が好まれる傾向があり、暖かい照明の下で長時間作業することが多いアジアの消費者にとっては、目の疲れを軽減する効果も期待されるためです。

まとめ

黄色味が強いと違和感があり過ぎて、作業できません。

ブルーカットも機能としてはあるのですが、これも結構、見辛くなります。

ゆえに、今回の調整法がフィットしたわけですが、次に液晶ディスプレイを選ぶ際は、もうちょっと考えてから購入するようにします。

値段とサイズだけで選びましたからね。

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