「幸せの黄色い新幹線」ドクターイエローとは?運転区間や目撃情報など

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黄色い車体の新幹線「ドクターイエロー」という車両があるのをご存じですか?なんでも「幸せの黄色い新幹線」と呼ばれているらしく、めったに見ることのできない珍しい新幹線なのです。どこを走っているのか、どうやったら目撃できるのか、乗車できるのか、どんな目的で走っているのかなどについて調べてみました。

ドクターイエローとは

黄色い車体の新幹線「ドクターイエロー」は「幸せの黄色い新幹線」とも呼ばれ、めったに見ることができない珍しい新幹線です。

電車に詳しい人はドクターイエローの存在を知っているかもしれませんが、普通の人はその存在さえ知らないかもしれませんね。

では、ドクターイエローとはいったいどんな新幹線なのでしょう。

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何故走っているのか

ドクターイエローは実は「新幹線のお医者さん」なのです。

新幹線の線路や電気設備の状態をチェックするため、いうならば新幹線の「健康診断」をするために走っています。

ドクターイエローは走りながら、新幹線の線路や電気設備を検査することができます。

なので、ドクターイエローの車内には、そういった設備を確認するための様々な測定機器が搭載されているのです。

実はドクターイエローは古くから存在し、1964年からモデルチェンジをしながら走り続けています。

どこを走っているのか?運転区間について

ドクターイエローは普段どの区間を走っているのでしょう?

それは東京-博多間です。

つまり東海道新幹線と山陽新幹線の区間以外では走っていません。

なので、ドクターイエローを目撃するとなると、この区間のみということになります。

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誰が乗っているのか?一般人も乗れるの?

このドクターイエローは検査用の特別な新幹線なので、残念ながら一般の人は乗車できません。

ただし、年に1度くらいのペースで、ドクターイエローの車内に入ることのできるイベントが開催されています。

イベントが開催される場合は、JR東海のニュースリリースページで告知があります。

ときどきこちらのページをチェックするようにしてみてください。ホームページをご参照ください。

JR東海 ニュースリリース

ちなみにドクターイエローに乗っているのは、運転士と車掌の他に、線路点検技術者が3人と電気設備点検技術者が4人です。

車両はは7両編成で、各車両ごとにそれぞれ設備の測定機器が搭載されています。

7号車のみ50名ほど座れる添乗室が付いています。

その他の車両は、ほぼ人は乗れません。

ドクターイエロー目撃情報

いったいどうすればドクターイエローを目撃できるのでしょうか?

ドクターイエローは、大体10日に1回ぐらいのペースで、東京-博多間を2日間かけて往復しているそうです。

ただし、ドクターイエローの時刻表は非公開です。

なので、運転期間とうまくタイミングが合えば、目撃できるということになりますが、なかなか難しそうです。

でも、いつ走っているかの情報は多少入手できる方法があります。

それは、Twitterを使う方法です。

Twitterの検索窓に「ドクターイエロー」と入れて検索し、「最新」順に並べて上からチェックしていくと、いつ頃走るかや目撃情報が見つかります。

これを手掛かりに見当をつけると、ドクターイエローを目撃できる確率は格段にアップするでしょう。

全てが正確な情報ではないでしょうが、トライする価値はあると思います。頑張ってみてください。

まとめ

めったに見れない黄色い新幹線なんて、そんなドクターイエローを見ることができたら、子供たちはワクワクするでしょうね。

いや、子供だけでなく大人でもきっとワクワクするはずです。

黄色というところがなんだか「幸せの黄色いハンカチ」みたいで、より幸せ感を感じさせます。

ただし、めったに見ることのできないドクターイエローを写真や動画に収めたいからといって、危険なことは絶対にしないでくださいね。

自分自身も危ないですし、ドクターイエローに乗って働く人や鉄道関係者、また周りの人たちなど多くの人に迷惑をかけてしまうことになってしまいます。

楽しいことは誰にも迷惑を掛けずに、安全に楽しみましょう!

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